
六本木の新国立美術館で
エルミタージュ美術館展を開催中
マチスの大きな「赤い部屋」が来ています
そのほか、ヴェロネーゼ、レンブラント、ヴァン・ダイクなど
魅力的な絵がたくさん
マチス大好きのわたし
ちょっと上の絵を鑑賞してみましょう
(ポスターをドアに張り付けたので光ってしまっていますが
そういえば最近ポスターあまり売っていませんね。
エルミタージュ展そのもののポスターはきれいなのに)
ちょっとみたところ平面にみえます
とくに印刷では「赤のハーモニー」(原題)がよくわからないので
全体真っ赤のよう
でも実際はもちろん違います
奥が明るめの赤
それぞれも場所によって微妙に調子が異なっています

Wikipedia の画像を拝借 すこしピンクすぎる・・・
テーブルを少し上から眺めている視点で
左の椅子、テーブルの面も遠近法は使われています
テーブルクロスの模様の曲がり方で
テーブルの角面が横や手前も暗示されています
椅子の下には境目は表現されていません
果物は一列にならんでいて
陰影はまったくない
これらも少し上からの視点に統一されているのが
皿にのった果物や飲み物の瓶の見え方でわかりますね
(少し強調されているでしょう)
女性は白いカラーを付けているのでしょう
うすいブルーで首のところの遠近がわずかに表現されています
窓 窓の画家といっても良いマチス
ここでははっきりと壁の厚さが、オレンジ、ベージュで描かれています
窓の外の風景 木と花は点描
手前の濃い緑の植物はまた違った方法で塗られています
実際にみるとさらに強烈な赤
それでいて、他の色彩とケンカせず
調和を保っています
巧みな構成のためでしょうか
実ははじめは 「青の部屋」だったそうです(緑色)
それが注文主の身に不幸が起こったため
元気になる赤に変えたとか
テレビ番組で、
もともとの緑が端に見えるようにエルミタージュがしている
と言っていましたが
普通 額で隠れてしまうので 端の1センチ弱は塗らなくてもよいのです
赤と緑は反対色(補色)なので
いっそう鮮やかになったのでしょう

こちらはボナールの絵
「早春」
穏やかな色で目立ちませんが
なかなか良いです
7月16日まで開催中
友人の都合もあり、少し早めにいきましたが
11時をすぎるとかなり混雑してきました(11日月曜日のこと)
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