前回、ルーヴルの記事を書いてから、半月経ってしまった。もう12月。
今年中にパリ旅行は終わらせないと。来年になってしまったら、鬼ではなく、何が笑うんだろう。
ともかく、サンドイッチを片隅でかじって、再度中に入る。
古代ギリシャの彫刻を見る。
もちろん最も有名なのは、「ミロのヴィーナス」

一応撮りました、という感じの写真で、失礼。

とにかく、素晴らしい作品があちこちに
並んでいる。
これらは造形、写実性ともに優れているが、それ以前の作品もなかなか魅力的で、ルーヴルには多く所蔵されている。

ガラスの中にはいっているので、反射が写ってしまっているのはご容赦。
でもよくみると不気味かも。

このほうが少しは見やすい。

解説の訳
「オーゼールの婦人」と呼ばれる彫像。紀元前640-630年。
クレタ島(?) もともとは彩色されていたと思われる。
「オーゼールの婦人」はダイダロス様式の造形の一つとして、またギリシャ立像の初期、おそらくクレタ島で製作されたものと考えられている。この時代の造形の特徴を備えており、正面向き、U字型の角ばった顔が、碁盤縞の房にわかれたずっしりとした髪で囲まれている。
(ちなみに、av. J.-C. とは、avant Jésus Christ の略。直訳すればキリスト以前、つまり紀元前。 avant notre ère とも言う)
この彫刻にオーゼール(Auxerre)という、フランス、ブルゴーニュ地方の名前がつけられているのは、1907年に当地の市立美術館で発見されたことによる。その後ルーヴルに所蔵された。以下ウイキペディアの記事。
また、dédalique とは、ギリシャ神話に登場するDédale=ダイダロス の形容詞で、ダイダロス様式。ダイダロスはクレタ島の迷宮を作った建築家で、ギリシャでは、「彫刻」の創始者とされているという。

これも、右側に別のものが移りこんでいる。これら2つの像はとても有名なものなので、他のサイトからも拝借できるが、せっかくなので撮影したものにしておく。

騎士の頭部。紀元前550年ごろ。アテネのアクロポリスにあったもの。彩色された跡がみられる。(ギリシャ彫刻は当時はすべて彩色され、金銀などで飾られていたという。筆者)
胴体と馬の頭部が1886年に発見され、アクロポリス美術館に所蔵されている・・・。
これらの彫像は、いわゆる、アルカイック・スマイルをたたえているとされ、それがはるばる、天平の仏たちにも影響していると考えられている。今年の四月、奈良に行き、それらの仏様を拝観した。もちろん以前にも見たことがあるが、確認できてよかったと思っている。
アルカイック時代とは、紀元前620-480年ごろを指す。アルカイックとは「古風な」という意味であるが、美術史的には「アルカイック」とそのまま呼び、古典期以前の様式を指している。

キクラデスの彫刻もわたしは好きだ。
キクラデスは、「エーゲ海ほぼ中央に位置するキクラデス諸島に、紀元前3200年ごろ、ギリシャ本土・クレタ島に先立って成立した文明。壁画や大理石製の独特な石偶を多数出土。エーゲ文明の一環をなす」(広辞苑より)
これら、素朴ともいえるが、抽象的な造形がいまから5000年も前に創られたものかと思うと、気が遠くなる思いがする。写実から抽象と進んだともいえず、古代ににも写実はある。これらの作品は稚拙とは、とてもいえない洗練さを備えていると思う。


同じ部屋の壁の解説。
これらがもっとも有名なものであり、上の写真にあると思われるが鮮明でないので・・・。ともかく時代的には、上に書かれているように、共に紀元前、2700-2300年頃。
とうわけで、ギリシャ、エーゲ海文明を遡ったかんじになる。そのほかの写真もないではないが、思いのほか時間をとってしまった。このくらいで。
このあとは、また慾をだして、フランス絵画、フェルメールを見に行くことに。
なるべく早くアップします。
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コローの作品。
これは当時の写真。

























