フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

カテゴリ: フランス2010夏

前回、ルーヴルの記事を書いてから、半月経ってしまった。もう12月。
今年中にパリ旅行は終わらせないと。来年になってしまったら、鬼ではなく、何が笑うんだろう。
 
ともかく、サンドイッチを片隅でかじって、再度中に入る。
 
古代ギリシャの彫刻を見る。
もちろん最も有名なのは、「ミロのヴィーナス」
 
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一応撮りました、という感じの写真で、失礼。
 
 
イメージ 10   イメージ 11
 
 
 
 
 
 
 
とにかく、素晴らしい作品があちこちに
並んでいる。
 
これらは造形、写実性ともに優れているが、それ以前の作品もなかなか魅力的で、ルーヴルには多く所蔵されている。
 
 
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ガラスの中にはいっているので、反射が写ってしまっているのはご容赦。
でもよくみると不気味かも。
 
 
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このほうが少しは見やすい。
 
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解説の訳
「オーゼールの婦人」と呼ばれる彫像。紀元前640-630年。
クレタ島(?) もともとは彩色されていたと思われる。
 
「オーゼールの婦人」はダイダロス様式の造形の一つとして、またギリシャ立像の初期、おそらくクレタ島で製作されたものと考えられている。この時代の造形の特徴を備えており、正面向き、U字型の角ばった顔が、碁盤縞の房にわかれたずっしりとした髪で囲まれている。
 
(ちなみに、av. J.-C. とは、avant Jésus Christ の略。直訳すればキリスト以前、つまり紀元前。 avant notre ère とも言う)
 
この彫刻にオーゼール(Auxerre)という、フランス、ブルゴーニュ地方の名前がつけられているのは、1907年に当地の市立美術館で発見されたことによる。その後ルーヴルに所蔵された。以下ウイキペディアの記事。
 
また、dédalique とは、ギリシャ神話に登場するDédale=ダイダロス の形容詞で、ダイダロス様式。ダイダロスはクレタ島の迷宮を作った建築家で、ギリシャでは、「彫刻」の創始者とされているという。
 
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これも、右側に別のものが移りこんでいる。これら2つの像はとても有名なものなので、他のサイトからも拝借できるが、せっかくなので撮影したものにしておく。
 
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騎士の頭部。紀元前550年ごろ。アテネのアクロポリスにあったもの。彩色された跡がみられる。(ギリシャ彫刻は当時はすべて彩色され、金銀などで飾られていたという。筆者)
胴体と馬の頭部が1886年に発見され、アクロポリス美術館に所蔵されている・・・。
 
これらの彫像は、いわゆる、アルカイック・スマイルをたたえているとされ、それがはるばる、天平の仏たちにも影響していると考えられている。今年の四月、奈良に行き、それらの仏様を拝観した。もちろん以前にも見たことがあるが、確認できてよかったと思っている。
 
アルカイック時代とは、紀元前620-480年ごろを指す。アルカイックとは「古風な」という意味であるが、美術史的には「アルカイック」とそのまま呼び、古典期以前の様式を指している。
 
 
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キクラデスの彫刻もわたしは好きだ。
キクラデスは、「エーゲ海ほぼ中央に位置するキクラデス諸島に、紀元前3200年ごろ、ギリシャ本土・クレタ島に先立って成立した文明。壁画や大理石製の独特な石偶を多数出土。エーゲ文明の一環をなす」(広辞苑より)
 
これら、素朴ともいえるが、抽象的な造形がいまから5000年も前に創られたものかと思うと、気が遠くなる思いがする。写実から抽象と進んだともいえず、古代ににも写実はある。これらの作品は稚拙とは、とてもいえない洗練さを備えていると思う。
 
 
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同じ部屋の壁の解説。
これらがもっとも有名なものであり、上の写真にあると思われるが鮮明でないので・・・。ともかく時代的には、上に書かれているように、共に紀元前、2700-2300年頃。
 
 
とうわけで、ギリシャ、エーゲ海文明を遡ったかんじになる。そのほかの写真もないではないが、思いのほか時間をとってしまった。このくらいで。
 
このあとは、また慾をだして、フランス絵画、フェルメールを見に行くことに。
なるべく早くアップします。
 
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9月6日 うす曇、朝雨
Rouen の翌日は疲れているので、ゆっくり11時ごろから。
一応ソフィーと行く約束をしていたので、電話してみるが、彼女はほかの予定があるのをすっかり忘れていた。(これは滞在中よくあった。娘いわく、「頭に体がついていかない・・・」。以前のようにいろいろ行動しようと思っても、いかんせん彼女も若くない。思うようにはいかないのだ)
 
それで、ともかく ルーヴルは行っておくべき所、
incontournable なので一人で出かける。
 
地下鉄のLouvre-Rivoli 駅で降りて、地下から入る。(トップの写真)
イタリア絵画は絶対見たい。モナリザも、その中に入っているが、例の大階段を上ってサモトラケのニケを左に曲がる。
 
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すでにその通路に大好きなボッチチェリのフレスコがある。
 
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あまり良く撮れてはいないが。
 
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ジオットーの「聖フランシスコ」の生涯。
また展示が変わっていて、以前は同時代のフランスの画家のものもあったが(アヴィニヨン派など)すべてイタリア絵画になった。
 
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フラ・アンジェリコ。これもろくな写真ではないが。
やわらかい色調、ブルーと金が美しい。日本人はフラ・アンジェリコが好きだと思う。以前、フィレンツェで、やっと彼の作品がたくさんある修道院に行ったら(その前の訪問ではお昼だったか休館日だったか)日本人が多かった。
 
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この時代は宗教画が多いが、これはボッチチェリだっけ・・・。
 
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もちろん、レオナルド。
 
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同じく。「岩窟の聖母子」 この絵も本当にすばらしい。ご存知のように、世界の美術館で、レオナルドの作品をこれほど所蔵しているのは、ルーヴルのみである。それは、晩年、フランソワ一世に庇護され、トゥールのお城で画家が最後をむかえたから。
 
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右に曲がって、「モナリザ」のある部屋。ごらんのように大混雑。
これは、ヴェロネーゼの「カナの饗宴」 画家の時代の風俗で、内容はキリストが描かれている。ともかく大作、素晴らしい・・・。
 
モナリザは写真のフラッシュをつねに浴び続けている。(本当は禁止です)一時、フラッシュなしでも撮影禁止のときがあったように思うが、不評だったのか、今回はフラッシュなしならOKとなっていた。でもねえ、ガラスの箱に入ったモナリザにフラッシュをたいても、光が写ってしまいますよ。わたしは写真はなし。
 
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画風もその経歴も特異な画家、カラヴァッジョ。作品は主にローマにあるが、ルーヴルにも3枚ある。今回よく見てきた。
 
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解説も一眼レフで撮影している女の子がいて、これは Bonne idée ! と、早速マネをした。「手相うらないの女」1595-1598 ごろ。 「エレガントな男性が手相をみてもらっているが、女はそっと彼の右手の指輪を引き抜いている。この絵の別ヴァージョンがローマの美術館にもあり」
 
なるほど。いろいろ見ると覚えきれない。これは良い方法だ。
 
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大きい絵は上部が光って写ってしまう。これは代表作に入るもので、「聖母の死」
 
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「1601年、ローマのトランステヴェレ(=テヴェレ川の北)にあるサンタ・マリア・デラ・スカラ教会の注文による。この絵は1605-1606年にようやく完成。しかし教会の僧侶たちに拒否され、カルロ・サラセーニの作品に置き換えられた」
 
なんでも、聖母のモデルには娼婦の死体を使ったのだとか。
今年の初めに出てさっそく買った「カラヴァッジョ巡礼」(宮下規久朗著 新潮社)には、イタリアにある作品しか掲載されていないようだ。(だがモデルについての説明はまちがっていないと思う)
カラヴァッジョはボルゲーゼ美術館の作品が数年前に日本に来たときの驚きがファンになったきっかけで、そう古くない。この本読まなくちゃ。
 
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アロフ・ドゥ・ヴィナクール(フランス語読みにしています)の肖像。
彼は「1601-1622年、マルタ島の統治者であり、1607-1608年にカラヴァッジョが島に滞在したときの庇護者であった。1608年に騎士の称号を与えた」
 
これらの絵は、ルイ14世のコレクション
と下に小さく記されている。
 
カラヴァッジョは天才の名をほしいままにしたものの、飲んだくれで喧嘩がもとで殺人を犯し、逃亡の生活の果てに39歳の若さで世を去った。革命的な仕事をする人につきまとう無理解はいつものことだが、殺人者とは珍しい。
 
さて、イタリア絵画をみれば十分、と思っていたが、せっかく来たのに・・・と欲がでて、お腹も空いたことだし、地下のPaul にいってサンドイッチを買う。そこも大行列。Paul はやっぱり タルトのような菓子パンがおいしい、というのが感想。
 
それからがんばってさらにあちこちルーヴル内を移動。
それは次に。
 
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Rouen ルーアンでの印象派展の模様。(内部は撮影禁止)
画像を一部差し替えました。
 
美術雑誌の写真を拝借。  
Connsaissance des Arts 
 
主要な展覧会の特集がよく掲載されています。色も美しく、カタログほど重くなく廉価。また、日本の芸術~とはちがい、他の記事は一切ありません。 
 
 
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 Une ville pour L'impressionnisme, Monet, Pissaro et Gauguin à Rouen
 
   「 印象派としての街  ルーアンにおけるモネ、ピサロとゴーギャン」
 
モネは、表紙にもなっているルーアン大聖堂の連作で有名であるが、ピサロ、ゴーギャンもこの街で製作していた。上の絵はパリのマルモッタン美術館所蔵のもの。
 
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ピサロの作品。セーヌ河岸の船着場。同様の作品多数。
雑誌の記事のタイトル(左側に少し見える)は、
「19世紀末のルーアン」
 
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この展覧会は、ルーアンの街を描いた絵ばかりが集められ、
「ルーアン派」といわれる当地では人気の画家たちの作品もたくさん展示。中でも気に入ったのは、レオン・ジュール・ルメートルの作品。
上は「雨のコルネイユ橋」
 
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これは有名な「大時計」を描いたもの。(ともかく画質が悪いので小さくしておきます)
 
で、肝心の「ルーアン大聖堂」連作は11枚ほどあり、良かったのではあるが、ルーアンの画家たちの作品を多く展示したためか、部屋が小さく、そのためせっかくのモネの作品も小さく見えた。また、背景が濃い mauve 紫色で、作品とコントラストが強すぎ、連作のかもしだす時間による光の微妙な差を鑑賞するには不適当、とわたしは思った。
 
これとは別に、評価の定まっている、モネ、ゴーギャン、ピサロの作品と、ルーアンの画家たちを同列に展示することに対しての疑念も、雑誌には書かれてあった。
 
その後、セリーヌが現在住んでいる、サント・カトリーヌの丘に車で連れていってくれた。
 
 
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ルーアンを流れるセーヌ河。パリと同じように「中の島」があります。
画像が白っぽくなっいるのは逆光のせい。
 
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大聖堂。
 
セリーヌによれば、ルーアンは丘に囲まれた盆地なので、よく霧が発生するとのこと。また、丘からの風景を画家たちも好んで描いた。
 
 
イメージ 13  コローの作品。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
          イメージ 14これは当時の写真。
セーヌと大聖堂はいまも変わらない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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モーリス・ドニ描くセーヌ河と大聖堂(部分)。中の島も描かれている。
ドニは、ボナールやヴィヤールと一緒に活動した画家。例のフランス的抽象画の最初ともいえる「タリスマン」の作者。
 
 
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モネ描く、丘の上からの大聖堂。オレンジ、ピンク、ブルーが美しい。空に少しのイエロー。
例の Impression 「印象」 という絵によく似たタッチ。
(印象派の名前の由来となった絵=もともと中傷的に使用された呼称)
 
 
というわけで、絵の中のルーアンの街(前回いろいろ案内してもらった)、そして丘からの実際の風景を、見たばかりの絵とくらべて見られるのは、楽しく素晴らしかった。
お天気も最高。
 
セリーヌのアパルトマンへ。
 
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リビングルーム。以前とはソファもちがっている。
ここはいわゆるHLM(低所得者用住宅)というが、デュプレックスになっており(上下2階つながっている)2寝室、広いリビング、ベランダつき。50㎡ほど、でもフランスでは espace habitable  エスパス アビタブル 、つまり住居部分のみを計算して、台所、バスルームなどは数えない。なので、70㎡以上あるだろう、とのこと。
実際、広い。セリーヌは、以前彼氏と住んでいたので二人用(家族用)のこの物件に入居できたとのこと。(結婚している、いないは無関係)その後グレゴリー君は去ってしまったが、だからといって彼女は住み続けるのに何の問題もないそう。
 
家賃を払い続けるのはもったいないから、studio ワンルームを探したいと言っていた。イメージ 3
左は彼女の寝室の天窓。
 
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   右は例の盆栽。(覚えてます?)
  よくみると立派な盆栽である。
  落葉樹なので一度葉が落ちて、また
  出てきたとのこと。こんな盆栽は
  管理が難しいだろう。
 
 
 
でも、セリーヌは  Je n'ai pas la main verte. 園芸が苦手、という。
 
ベランダに行ったら、たくさんサボテンの鉢があった。グレゴリーが置いていったという。それで、「サボテン女」という言葉がちらと頭をよぎったが、もちろんその話はしない。
 
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気持ちのいいベランダ。静かだ。
 
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彼女の猫ちゃん、WizWiz。ヴィズヴィズ
一度ここのベランダ(4階)から転落して、すっごく心配したそうだが、無傷。
なんでも猫は、落下距離があったほうが着地できるので骨折などの危険が少ないという。友人の猫は2階から落ちて骨を折ったとか。それで、ベランダは葦簾のようなもので囲ってあった。上のセリーヌの写真、彼女の頭の後ろに少し写り込んでいる。
 
5時の電車にのるべく、また車で駅まで送ってもらった。坂をあっという間に下りて
10分ほど。こういう地方都市もよいな、と思う。
 
パリには1時間で帰った。楽しい日帰り旅行であった。
 
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きょうは東京地方は台風が接近中。10月末の台風・・・。しかも寒い。お天気がおかしい。
 
ところで、パリ旅行記は9月5日。
Rouen ルーアンに Céline を尋ねる。(4年前の記事にルーアンの街なみをたくさんアップしてありますので、興味のある方は左の項目のうち、ルーアン・・・をクリックして下さい)
 
今回、疲れるかもと、彼女にパリに来てもらおうと思っていたが、印象派の展覧会があるから来たらと。
特にモネ描くルーアン教会のfaçace ファサード 正面の
連作が集められているという。
 
日曜日はとくに電車の本数も少ないので10時ごろにサン・ラザール駅から出発。これはソフィーのところへ行ったのと同じ駅。
 
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サン・ラザール駅前の有名な時計の塔。待ち合わせなどに使われている。
 
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駅構内の様子
 
                          こちらはH&Mの広告
 
途中で停車もするので(帰りはパリまでノンストップだった)1時間20分ほど。ルーアンへの沿線は川沿いになっている。
 
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車掌さんたちはなぜかmauve 赤紫色の制服
 
         
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この人はベストだが、シャツが紫の人も。日本ではあり得ない感じなのでパチリ。
 
 
Rouen に着く。きれいな街だ。日本から考えると小さい。
美術館も歩いてすぐ。ちょうどお昼なので、先に食事。美術館の前の公園の緑の中に特設レストランがあった。いつもは美術館内部にあるのだが、今回の展示のスペースを作るために外に出したのだという。
 
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ずいぶん広くて緑が多く気持ちよい。テラスの席もある。
 
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セリーヌ。タンクトップとイヤリングの黄色がきれい。
 
2人とも bavette ステーキ と フリット を食べる。焼き加減、
彼女は bleu  ほとんど生。外側に焦げ目がついているだけ。
ちなみに辞書を今みると
「超レア」 ヘンなの・・・。 ともかく、フランス人は生っぽい肉が好きだ。
 
わたしは、à point (ミディアム)と言ってしまい、焼きすぎの感じ。
saignant (セニャン=レア) と注文すべきだった。(ちなみに ウェルダンは bien cuit  ビヤン・キュイ)    感覚を忘れている。
 
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そうこうするうちに、先に展覧会を見た、セリーヌの友人たちがやってきた。
みんな彼女のパーティの写真に写っていたはず。セリーヌのすぐ横の女の子は見覚えがある。
 
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全員の写真をウエイトレスさんに撮ってもらう。
話していると、どんどん時間が経ってしまう。
 
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美術館の入り口。パリのような人出はないが、日曜日の地方都市は普段はもっとひっそりとしている。みな家で食事なのだ。
 
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入ってすぐのところ。椅子とテーブルがある。ここが普段はカフェテリアとのこと。
巨大な絵が展示されている。
 
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天井からも光が入る。
 
さて、肝心の展示は撮影ができなかった。残念。
で、美術雑誌の特集号を買った。その写真で展示の内容をご紹介しますが、それは次回に。
 
セリーヌから、すでにほかのパーティなどの写真が届いている。そちらも
一つアップしますので、見てね。
 
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この日は疲れたのか、大したことはしていない。
パリに来ると食べたいのがモロッコ料理。クスクスも良いが、カサブランカで食べた、タジンの味が忘れられない。
 
タジン tajine  最近では タジン鍋を日本でも売っており、レシピが雑誌に載ったりして広まりつつあるよう。蒸し煮は体にも良いというのだろう。
 
お天気も良いので歩いてサンシュルピス教会 Eglise St-Sulpice に向かう。ところが全面改修中。中はかび臭く、急いで逃げ出す。
周辺には以前は古本屋が多かったはず・・・なのに、ファッションのお店ばかり。ちなみに無印も、MUJI としてこの辺りにある。
 
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これはその辺に放置されて、落書きだらけの車。
 
で、サンミシェル大通り Bd St-Michel を東に入った
Rue de la Harpe  アルプ街に行く。ここはまあ観光地であるが、気軽に入れるモロッコ料理屋があり、前もわりとおいしかった。
 
あたりは賑わっている。タジンもけっこういいお値段。
puneaux (プルーン)の入ったものはちょっと高めなので、
caille  カイユ=うずら のタジンにした。
 
待っているうちにお客はどんどん入ってくる。カップルとか4人連れ。
一人はだんだん淋しくなってくる。
 
タジンが来た。上の写真がそれ。うずらと、タマネギ、オリーブの実、
レモンが入っている。うずらはおいしいが、レモンは皮のせいか苦い。全体に濃い味。ちょっとうすめのカレー風味。やっぱり甘いプルーンの入っているほうが良かった。
 
~にすれば良かった・・・  J'aurais dû ....   これは言いっこなしなのだが。
 
ミントティーも注文したので、これに甘みを求める・笑
 
どうにも悲しいので、店主に話しかけたり、写真を撮ってもらったり(いかにもわびしい顔をしている・・・)。4年前にモロッコに行ったのよ。というと、ユーロになってから良くなった、という。
そりゃそうだろう。日本と違ってフランスは物価は上昇しているが、特にユーロになって、レストランなど円換算ではかなり値上がりしている。
以前は50フラン(1000円弱)ほどでも、アントレ、メインにデザートつきでクスクスを食べられたのに、今は1品で10ユーロ以上する。ほくほくに違いない。
 
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店の外観。COUSCOUS クスクスの文字が見える。
外にいるお姉さんにも話しかけた。店にはジャン・レノ来店の写真も。
 
これからどうしよう・・・と思いつつ、ノートルダムの横を通って、サンルイ島に向かう。その橋の上で、(名前を忘れてしまった。買ったパリの地図が見当たらない・・・)おっさんたちがブルースをやっている。
 
これは腹ごなしにちょうど良い。通りがかりの人たちも大勢聞いている。
 
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ほんとに泥臭い昔ながらのブルース。真ん中のヴォーカルが、主に英語で話しながら歌っていく。それがのんびりしていてなかなか良い。
 
たまにフランス語。なんでもアメリカでやっていたが、有名になってやろうとパリに出てきた。CDもあるので、俺達が有名になったら、ああ、あの時の連中かと思い出してくれ・・・。
 
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娘はサックスをやっていたので、この写真を撮る。
 
CDを買う人もちらほら。バンドはおかまいなしにどんどん曲を続けていく。わたしもうっかり?買ってしまった。15ユーロ。(悪くはなかったが、30分もしないうちに終わってしまう。ライブの感じのほうが楽しい。しかもフランスで出したようだ。)
 
サンルイ島。観光客が大勢。
 
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例のアイスクリーム屋、ベルチヨン Berthillon は大きくなって島の入り口に大きなカフェを作った。また一人で入るのもいやで、もとの小さい店でフィガロ(日本の)お薦めのミラベルを注文。うーん、カシスのほうが・・・。またもや J'aurais dû である。
(J'aurais dû en prendre une au cassis... )
 
詩人ボードレールは若き日に、このサンルイ島に住んでいた。豪奢な館もあり、また当時はパリのはずれになり若い芸術家も住んでいたという。
現在その部屋は住人がいるので訪問はできない。サンルイ島はいまでは超がつく高級住宅街。なにしろセーヌ河に囲まれている。
 
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かなり気分も良くなった。
前回行ってあまり収穫のなかったジベール書店のCD店のほうに行き、
(中古がほとんど)探して リタ・ミツコと、以前セリーヌが送ってくれた Coeur du Pirate のアルバムがあったので、購入。この2枚はとても良かった。1枚8ユーロ。
 
くたびれて帰る。夜は簡単に。
TVをつけると、France3でオペラをイタリアから生中継するという。
ヴェルディの「リゴレット」 
 
風の中の 羽のように~♪
 
というアリアが有名。だが見たことはない。オペラは長いし、まあすこしだけ見よう。
 
主役のリゴレットは、有名な プラシド・ドミンゴ
 
彼はテノールからバリトンに変わった。年齢のせいで高い声がでなくなったからだ。 そして、悪党の役が
 
なんと!
 
ルッジェーロ レイモンディ!!!(ライモンディ)
大ファンなの。これは見なくちゃ!なんてラッキー。
 
あわてて食事を作りTVの前に座る。(宿泊したstudio はキッチンは別の部屋)
でも、はじめのところを良く聞いておかなかったので、ストーリーがよくわからない。リゴレットはもちろんイタリア語。フランス語の字幕を見ていると歌手を見損なう・・・。
 
レイモンディさんもちょっと出てきた。
リゴレットの娘役=ソプラノは美しく、きれいな声。歌もなかなかうまい。
天が二物も三物も与えた人でないとオペラ歌手はつとまらない。
わたしは女声はあまり好きではないが(カラスは別)彼女は良かった。
「リゴレット」は素晴らしいオペラだ。
第一幕が終わる。 と   なんと!
続きは明日。明日はわたしセリーヌと約束していて、彼女の住んでいる
ルーアン Rouen に行くのよ・泣
 
うれしいのとがっかりしたので、この日は寝る。
 
==============
ところでこのオペラ、フランス語の先生をしている友人が、偶然日本で
TV5で放送したものを録画したという!なんという偶然。天にも昇る心地であった。
 
でも、
 
彼女もよく見ていなくて、録画されていたのはこの第一幕のみ。
それでも送ってもらってよく見たら、共同制作の放送会社のなかに
BBCなどにまじって、NHKも! これは絶対日本でも放送するに違いない。わたしはお正月とにらんでいる。
 
リゴレットのリンク.
 
これが一番雰囲気を伝える写真を載せている。劇場ではなく、宮殿。しかもストーりーの展開するマントヴァで。時間も内容どおりに上演したのである。
 
これでおしまい、あれこれの一日。
 
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