フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

カテゴリ: シャンソン

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オペラはお好き? フランスにいる間にすっかりファンになりました。
モーツァルト、ムソルグスキー、ほかにも素晴らしい音楽が。
 
イタリア人のバス、バリトン歌手
ルッジェロ レイモンディ(ライモンディ)
 
わたしは大ファン。というのは前にも少し書きましたが、
4月8日、フランス・ミュジック(ラジオ局)で、
レイモンディ特集を放送!
 
いつもフランスの放送を聞いている友人が教えてくれました。感謝。
 
朝8時(現地時間)と夜8時など。
夜の放送は2時間、観客も招いて、Radio France のスタジオで
オペラの映画のアリアを上映しながらのインタビュー。
 
 
サイト右の紫色のバー、(ré)écouter    .émission du vendredi 8
 
をクリックすると聞けます(音声のみ)(30日間)
また下段にはpodcast あり。
 
レイモンディは自身のキャリアを問われるままに答えています。
ファニー・アルダン(有名な女優さん)や友人たちのコメント、さらに
チェンバロ奏者のジャニヌ・ライスさんも同席して楽しく語っています。
 
レイモンディさんはイタリア人なので、彼のフランス語はイタリアアクセントあり。歌う声は、力強く重々しく、あるいは明るいのですが、話すときは少し鼻にかかった柔らかい声です。ときどきイタリア語が混じります。
 
オペラ映画にも多数出演。
番組は「カルメン」のエスカミーリオの曲
日本でも有名な「トレアドールの歌」ではじまります。(上の写真)
 
少しだけでも聞いてみて下さい。
 
「ドン・ジョヴァンニ」、「トスカ」、(いづれも映画あり)「オテロ」、「ペレアスとメリザンド」「ボリス・ゴドノフ」などなど。
 
カラヤン指揮の「トスカ」が大変印象に残っているよう。
すべてを把握して指示をしているとか。
 
また、一番歌いやすく、友人でもある指揮者は、クラウディオ、とは
クラウディオ・アバドのことでしょう。
ウイーン国立歌劇場で来日したとき、「フィガロの結婚」をみました。
また、「ランスへの旅」も。
 
 
こちらは、放送の映像をアップしたDailymotion のサイト。
インタビュー(放送外の coulisse  =質問は字幕になっていますよ)また、観客を前に「悪」についてユーモラスに答えるものなど。多少お年を召したとはいえ、かっこいいです~^^
 
 
 
 
=================
 
実は、先日フィレンツエ歌劇場が来日。「トスカ」を見に行きました。
レイモンディはもちろん、スカルピア男爵の役。
でも、これが大地震の翌日、3月12日。電話で問い合わせると公演あり、とのこと。
恐る恐る?横浜へ。
 
指揮者のズービン・メータ氏が、最初に特別に挨拶。公演実施に協力してくれたメンバー、歌手、観客に感謝すると述べ、このたびの地震の被災者へ哀悼とお見舞いを述べ、東北地方の方々に捧げます、としてはじまりました。
 
すばらしい演奏!少し遠いもののレイモンディさんも良く見てきました。
その時はその後の成り行きにもそれほどの心配もなく・・・。
 
その後イタリア政府から帰国命令が出て、あとの6公演はすべてキャンセルとなりました。
 
わたしは幸運だったか無謀だったか。
 
しばしクラシックの名曲、レイモンディの歌声に浸っています。
皆様もよろしければ。
 
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メル友ルネさんから。歌詞の訳も全体につけてみました。
 
Le Téléphone pleure.    ( pleurer )   文字通りには「電話は泣く」
        涙の電話     ちょっとセンチメンタルかな。
 
Claude François  クロード フランソワ が歌っています。
 
 
子供と「男の人」の会話が歌に。
とってもかわいく、そして切ない・・・。
 
 
まずはごらん下さい。
 
男性と女の子の会話になっています。
 
比較的わかりやすいと思います。週2時間1年間、いわゆる第2外国語でフランス語を学習した人なら十分でしょう。
 
はじめのほうをまず訳をつけてみましょう。(なるべく語順にそった訳にしておきます)
 
Allô!
Ecoute maman est près de toi,
Il faut lui dire: "Maman, c'est quelqu'un pour toi"
(男性)
もしもし!
聞いて、ママが近くにいるでしょ、
お母さんに言って、「ママ、誰かから電話よ」
 
Ah! C'est le monsieur de la dernière fois
Bon, je vais la chercher
Je crois qu'elle est dans son bain
Et je sais pas si elle va pouvoir venir
(女の子)
ああ、この間の男の人ね
うん、ママを呼んでくるわ。
お風呂に入ってると思うから
出られるかな

Dis-lui, je t'en prie, dis-lui c'est important
Et il attend
お母さんに言って、お願い、大切なことなんだって
で、待っているって

Dis, tu lui as fais quelque chose à ma maman
Elle me fait toujours des grands signes
Elle me dit toujours tout bas: "Fais croire que je suis pas là"
ねえ、ママンに何かしたの?
いつもわたしに大きく合図をして
小声でこう言うのよ「わたしはいないって言って」(思わせて)

Raconte-moi comment est ta maison?
Apprends-tu bien chaque soir toutes tes leçons?
きみのお家はどんな風か言ってくれない?
毎晩ちゃんと勉強してる?

Oh oui! Mais comme maman travaille
C'est la voisine qui m'emmène à l'école
Il y a qu'une signature sur mon carnet
Les autres ont celle de leur papa, pas moi
もちろんよ!でもママンが働いているから
お隣のおばちゃんがわたしを学校に連れていってくれるの(*1)
ノートにはサインはひとつしかないわ
他の子はみんなパパのもあるのに、わたしのにはないの

Oooooh dis-lui que j'ai mal
Si mal depuis six ans
Et c'est ton âge, mon enfant
ああ、つらいんだってママンに言って
6年前から、ほんとにつらいんだ
そしてそれは君の年齢だね

Ah non! Moi, j'ai cinq ans
Eh! dis, tu la connaissait ma maman avant
Pourtant elle m'a jamais parlé de toi
Tu restes là hein!
あら、ちがうわ!わたし5歳よ。
ねえ、前からママンを知っているの?
でもあなたのことを聞いたことはないわ
待っててね!
 
connaisait- connaître   知っている 
pourtant   でも
parlé de- parler de   ~について話す

Le téléphone pleure quand elle ne vient pas
Quand je lui crie: "Je t'aime"
Les mots se meurent dans l'écouteur
Le téléphone pleure, ne raccroche pas
Je suis si près de toi avec la voix
電話は泣いている、彼女が出てくれないとき、
ぼくが「愛してるよ」と叫ぶとき
言葉は受話器のなかで消えかかり
電話は泣く、切らないで、
ぼくは声だけは君のすぐそばにいるんだ
 
se meurent  - se mourir    消えかかる
écouteur 受話器
ne raccroche pas (電話を)切らないで

Seras-tu aux prochaines vacances à l'hôtel Beau-Rivage?
Aimes-tu la plage?
今度のヴァカンスにボーリヴァージュ ホテルに行くの?
海辺は好き?
 
seras - être の未来形

Oh oui! J'adore me baigner
Maintenant je sais nager
Mais dis donc, comment tu connais l'hôtel Beau-Rivage
もちろんよ!泳ぐのは大好き
もう泳げるのよ
でも、ねえ、どうしてボーリヴァージュ・ホテルを知っているの?
 
me baigner- se baigner
connais- connaître

Tu y a été toi, à Sainte Maxime
あなたもサン・マキシムに行ったことあるの?

Ooooooh! Dis-lui toute ma peine,
Combien toutes les deux, moi, je vous aime
Je vous aime!
ああ、お母さんにぼくの苦しみを話して
どんなに君たち2人を愛しているか
愛しているよ!

Mais je t'ai jamais vu, moi
Et qu'est-ce que t'as
Pourquoi t'as changé de voix
Mais tu pleures, pourquoi?
でも、わたしあなたに会ったことないわ
ね、どうしたの?
どうして声が変わったの、
ね、泣いてるの、どうして?
 
qu'est-ce que t'as    どうしたの?

Le téléphone pleure quand elle ne vient pas
Quand je lui crie: "Je t'aime"
Les mots se meurent dans l'écouteur
Le téléphone pleure, ne raccroche pas
Je suis si près de toi avec la voix
電話は泣く、彼女が出てくれないとき
「愛してるよ」と叫ぶとき
言葉は受話器のなかで消えかかり
電話は泣く、切らないで
ぼくは声だけは君のすぐそばにいるんだ


Dis, écoute-moi
Le téléphone pleure pour la dernière fois
Car je serais demain au fond d'un train
Dis, mais retiens-la
ねえ、聞いておくれ
電話が泣くのもこれで最後
ぼくは明日は電車の中
ねえ、ママンを引き留めて
 
pour la derière fois  これで最後
serais - être の条件法
retiens-la   彼女を引き留めて

Mais elle s'en va!
でも、行ってしまうわ

Allons insiste!
ほら、もっと頼んでよ!

Elle est partie
行っちゃったわ

Si elle est partie, alors tant pis
行ってしまったのなら・・・残念だ

Au revoir, monsieur
さようなら

Au revoir,  petite.(*2)
さようなら、おちびさん。
 
*1 フランスでは低学年の子供は保護者が学校に送り迎えをするよう義務付けられている。
*2 女の子  (子供へのよびかけ)
 
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メル友、ルネさんから、また歌詞つきのシャンソンのサイトが送られてきました。
 
ジャン・フェラの歌う
 
Aimer à perdre la raison
perdre la raison  とは 正気を失う という意味
 
「正気を失うほどに愛したい」
 
という意味のタイトルです。
 
フランスの詩人、ルイ・アラゴン(写真)の詩に曲をつけたもの。
 
歌詞です。
 
Aimer à perdre la raison
Aimer à n'en savoir que dire
A n'avoir que toi d'horizon
Et ne connaître de saisons
Que par la douleur du partir
Aimer à perdre la raison
(試訳)
気が狂いそうになるほど愛したい
何を言っていいのかわからないほど
きみしか目の前にはないほど
去ることの苦しみによってのみ
はじめて季節を知る
気が狂いそうになるほど愛したい

Ah c'est toujours toi que l'on blesse
C'est toujours ton miroir brisé
Mon pauvre bonheur, ma faiblesse
Toi qu'on insulte et qu'on délaisse
Dans toute chair martyrisée
ああ、傷つけるられるのはいつも君
いつも君の砕けた鏡
わたしの哀れな幸福、弱さ
人は君を侮辱してほうりだす
苦しめられた肉体のなかに

La faim, la fatigue et le froid
Toutes les misères du monde
C'est par mon amour que j'y crois
En elle je porte ma croix
Et de leurs nuits ma nuit se fonde
飢え、疲れと寒さ
この世のすべての悲惨
愛によってぼくはそれを信じる
彼女のなかに僕はみずからの十字架を背負い
それらの夜とぼくの夜が溶け合う

Aimer à perdre la raison
Aimer à n'en savoir que dire
A n'avoir que toi d'horizon
Et ne connaître de saisons
Que par la douleur du partir
Aimer à perdre la raison
(第一節に同じ)
 
 
 
 
ジャン・フェラについてはこちら、
 
今年3月に亡くなり(舞台からはすでに遠ざかっていたそう)
惜しむ書き込みがこの歌の下にも多く見られます。
 
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しばらくお休み、とお知らせしましたが(明日出発)
メル友、ルネさんから、Yelle という女性歌手のクリップのリンクが送られてきました。
テクノポップ風。ちょっと パフュームに似てるかな。
(ファンの人は不満??)
 
字幕つきです!わかりやすい歌詞ですよ。
タイトルは A cause des garçons.   「男の子のせいで」
 
ルネさんのメールそのまま載せます。
 
 
Chere Michiko,

Sur ton site, tu peux aider la prononciation du son "on" avec ce lien :
En plus, c'est sous-titre !
 
 
なかなかかわいいクリップです。
ぜひ見てください!
 
おもしろそうなので、ちょっと調べてみました。上の写真はあまりに小さいし。
 
http://userserve-ak.last.fm/serve/252/49155821.pnghttp://userserve-ak.last.fm/serve/64s/13141039.jpghttp://userserve-ak.last.fm/serve/64s/5792602.jpghttp://userserve-ak.last.fm/serve/64s/35506021.pnghttp://userserve-ak.last.fm/serve/64s/35505905.png Voir les 104 images Écouter Radio de Yelle

Yelle

En tournée

5 300 559 écoutes (325 417 auditeurs)

YELLE est un trio de pop moderne composé de : - Yelle (chanteuse et co-auteur) - GrandMarnier (batteur, compositeur et co-auteur) - Tepr (clavier et co-compositeur)

YELLE est représentante de cette génération d’artistes qui se balladent de l’underground au mainstream sans complexe. Que ce soit en jonglant entre les plateaux télés, populaires ou spécialisés, que ce soit en restant 1ère du top single pendant deux mois avec Mickaël Youn et leur titre « Parle à ma main » parallèlement au succès du 1er album « Pop-Up » (Source / EMI), tout en sortant en même temps un maxi vinyle sur le label tastemaker très chic-et-branché Kitsuné. YELLE fait tout simplement ce qui lui plaît !

Son identité, qu’elle a construite pour commencer sur scène, puis dans la presse et dans ses clips, est aujourd’hui très forte, et internationale :
 
これによると、女性の Yelle と、男性二人(ドラムスとキーボード、作詞作曲は共作、Yelle も歌詞を書くよう)の三人組。
 
CD買ってこようかしら。


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アンリ・デュパルクと、レオ・フェレによる作曲のものをアップしました。

(今週は体調が悪く、授業なし。さいわいふつうの風邪で、治ってきました)

アンリ・デュパルク(Henri Duparc)1848-1933
この詩に作曲したのは1870年ごろとのこと。

詳しくは以下のサイトで(フランス語)
http://www.musicologie.org/Biographies/d/duparc_henri.html

(写真は1878年のデュパルク)


では、訳をやってみましょう。


L'invitation au voyage

タイトルは良いですね^^

すでに全体はアップしてありますので(L'invitation... の項を見て下さい)

すこしづづ。

Mon enfant, ma soeur,

単語は初級の人でもむつかしいものはありません。
ma soeur は 「わたしの妹」ですが、ここでは恋人を親しみをこめて
こう呼んでいる。

Songe à la douceur

前が呼びかけですので、ここは命令法

songer à ~について想う
考えてごらん、想像しておくれ、

D'aller là-bas vivre ensemble !

詩ですので、音節によって改行していますが、

songe à la souceur d'aller ...

と続き、行って(~することの)甘美さを想って・・・

Aimer à loisir,
Aimer et mourir

aller... vivre, aimer...aimer et mourir

と続きます。

つまり、「そこに行って一緒に暮らし、心ゆくまで愛して、愛して、死ぬ
(そんな優しさを想ってね、というわけ)
Au pays qui te ressemble !

で、その国(地方)はきみに似ている
Les soleils mouillés
De ces ciels brouillés
Pour mon esprit ont les charmes
Si mystérieux
De tes traîtres yeux,
Brillant à travers leurs larmes.

ここが学生さんはわかりづらかったようです。

説明としては、
soleils が複数になっているのは、詩では、しばしばこのように扱われます。
たくさん太陽があるわけではありません^^

ciels の複数(ふつうは空)は 季候、風土の意


それでも難しいようなのは、 ~DE~ (de を説明のため大文字に)
 Les soleil( mouillés ) DE ces ciels ( brouillés)

カッコを略せば、

「その地方の太陽」

ですので、

「曇ったその地方の湿った(ような)太陽」

つまり、

le père DE Paul

ポールのお父さん

と、なんら変わりません。

そのあとの

les larmes (si mystérieux) DE (tes traitres) yeux

も、つまりは同じことで、

「きみの目の涙」

君の裏切りの(油断ならない)目に(あふれる)そんなにも神秘的な涙

となります。

で、この2つの名詞句が ont - avoir でつながれていて、

文の骨組みとしては

les soleil..... ont les charmes

太陽は・・・(の)魅力を持っている。


少しむつかしいのは、

brillant briller の現在分詞(英語の~ing 形)で

輝いている(眼)    となります。

à travers ~を通して
(例:regarder à travers une vitre   ガラス越しに見る

つまり、

君に似ている国に二人で行こう
そこでは涙に輝く君の眼のように、大気が湿っているせいで
濡れたような太陽が輝いている、そういう僕にとっては魅力に満ちたところ

というようなわけ。

ボードレールには主要な3人の恋人がいますが、
これは女優のマリー・ドーブランをうたったものといわれています。

彼女は結局、ボードーレールの友人でもあり、当時売れていた詩人、
バンビルと旅立ってしまうんです。
それは、ボードレールもわかっていたんでしょう。「裏切りの眼」って言ってるんですから。

マリーさんは緑色の眼をしていたそうです。そのせいか、よく空とくらべています。

また、ボードレールが行き先として考えていたところは、一般にオランダといわれています。

2番に、運河、船、などが登場し、二人で暮らす部屋には、世界中から
恋人の欲望を満たすために、様々な品が運ばれ、部屋を飾るだろう

と言っていますが、当時、オランダはヨーロッパから世界への貿易港でした。
(現在でもユーローポートは最大です)



Là, tout n'est qu'ordre et beauté,
Luxe, calme et volupté

リフレーン(refrain )の部分

そこでは、すべてが、秩序と美
豪奢、静けさと快楽

n'(e)... que - seulement ~だけである


(余談ですが、これがもし、
 Tout est ordre et beauté
となっていたら、 音的に リエゾンして トルドルーtordre ねじる
という言葉に似てしまうし、
K の音 qu', luxe, calme
T 音 tout, beauté, volupté

の繰り返しのバランスも崩れてしまうでしょう)


どうですか?

詩はやっぱり簡単ではない?

恋人の目と異国の空をくらべる、そういう詩人の感性にはついていかないと
わかりません。

でも、詩を読む楽しさって、そういうことですよね?

長くなりましたので、解説は一応ここまで。

「悪の華」の訳はたくさん出ていますが、
集英社文庫の、安藤元雄訳
現代語でわかりやすくて良いと思います。

なによりフランス語がすけて見えます。うまいなー。

突然ですが!

このややこしい?説明のところだけ安藤氏の訳を載せさせていただくことにしました。



  曇り空に
  うるむ太陽
それが私の心を惹きつけるのだ
  不思議な魅力
  おまえの不実な目が
涙をすかしてきらめいているような

  

ボードレールは150年以上も前の人で、日本でいえば幕末の人ですから
現代的すぎる訳という人もいますが、100年たって人々の感性が追いついた、ともいえます。

詩を読むときの「構文の取り方」の参考になれば幸いです。


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