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前にも書きました フランス語の会で
7月ごろは
人気フランス語サイト
Inner French (登録者、今や90万人以上)
Algérie を読みました
リンクは以下です
これは音声のみです (初期のレッスンはビデオです)
聞き取りのためのサイトですが
わたしたちはTranscription をコピーして読んでいます
ご存知かと思いますが、地中海を隔てたアフリカの国
アルジェリアは100年以上フランスの植民地でした
しかも直接統治で(他のマグレブ諸国―モロッコ、チュニジアと
くらべて)まるでフランス国内のように、教育もフランス語で
行われ、独立戦争を経て1962年にやっと独立
内容は主にフランス、ヨーロッパからの移民の時代
独立戦争など
最後に、ワルシャワのフランス学院(日本では日仏学院という)
の先生、Ania さんがアルジェリア文学を紹介
ま、そんなの関係ないかな、と思っていたのですが
ここも読み、ヤスミナ・カドラという小説家を知りました
夏休みに1冊くらい読んでもよいかも(高くなければ)
アマゾンを覗いてみると、
上記の L'Attentat が一番人気で
古本があったので買いました(イギリスから送ってくる)
1800円くらいでした

ぺーパーバックですが、poche ではなく、少し大きい
なので、文字も少し大き目
280pくらい
はじめのところがわかりづらいのですが
chap1からは読みやすい
舞台はアルジェリアでなく、イスラエルです
主人公はアラブ人であるが、大変優秀な外科医
イスラエルに帰化し、美しい妻もあって裕福な暮らし
テロが起こって、病院に多くの怪我人が送られてきて
奮闘します、夜中に家に帰ってやっと寝ると
叩き起こされる・・・
彼にとって大変な事件が起こり、職も失い
人々には袋叩きにされたり
それは彼の妻が関係しているのですが・・・
ネタバレになるので
その謎をつきとめようと、pourquoi 何故?
を追求していくのがストーリーで、スリラーのように
一気に読み進めます
中には原理主義者との噛み合わない議論
最後に主人公はもともとの故郷、ガザの家に行って
自分の出自を意識します
その折、若い甥っ子が別れを告げて出て行くのはおかしいと
思ったら、甥はトラックでイスラエル軍に突っ込む
これもテロです
そして先祖代々の部族の家はイスラエル軍によって
めちゃめちゃに壊される・・・
インティファーダの時代です
主人公は、自分の天職は命をうばうことでなく
人を助けること、と改めて自覚し
元に戻ろうとするのですが・・・
日本語で訳も出ています
他に、「カブールの燕たち」はアメリカで賞をとり
この作品も、フランスの権威あるゴンクール賞の
最終選考まで残ったそうです
もともと軍人で、その時の経験が作品にも生かされているよう
なかなかストーリーの進め方がうまい
また、テルアビブは地中海に面した美しい街のようです
その南のガザ地区も、本来ならば海岸のある
美しい街なのですね・・・
最後のところは、始めの場面とつながって
おもしろいです
機会があったらぜひ
(ネタバレのないように書きましたので、あいまいではありますが)
(なお、テロルはドイツ語だそうです。
フランス語ではタイトルのように、アトンタといいます)
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