フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2025年05月

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念願のアルゲリッチ、行きました!

先週の水曜日5月14日のこと

(前のメルドーから3日目 重なるもんです)

クラシックファンの方ならご存知

アルゲリッチはショパンコンクールで優勝して以来
常に第一線で演奏のクオリティーと人気を保ってきました

この2,3年行きたいと思っていたのですが
いつもチケットが売り切れたころに知ったり
今回、X友さんのおかげで行けました

トップのフライヤーは、アルゲリッチ音楽振興財団に
登録したら送られてきました

オペラシティです

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席から


でも、チケット発売当日はもう一人の友人と協力したのですが
3階の端っこしかとれず・・・あわてていて、パスとか忘れ

でも、取れたのはさいわい

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   こちらは席を立って、角から写したもの。なので着席すると、前のめりになれば、かろうじて
   アルゲリッチが見える、手元も、というくらいの席



当日はその友人、X友と3人で開幕前にお茶しました

プログラム(しわになってます、すみません)


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普通のコンサートはコンチェルトが先で
交響曲はあとです

でも、今回は、アルゲリッチで終わらないとね

水戸室内管弦楽団がまず シューマンの2番を演奏
ちょっと物足らないかな、と初めは思いましたが
3楽章の美しさ、4楽章はなかなかの迫力でした
(以前1番は読響で、3番は「ライン」と名前がつけられていて
  輝かしいメロディーが印象的)



いよいよアルゲリッチ

予定はバルトークでしたが、1週間くらい前にお知らせで
べートーベンのコンチェルト2番
ま、バルトーク聴いてみたかったですが

写真は撮影できないので
インスタに載ったものをご紹介


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英語を訳しますと

マルタアルゲリッチは彼女の日本での音楽祭を
昨夜、東京で始めた、指揮者の広上淳一と
水戸室内楽団とともに




下がコンチェルトの様子ですが、白髪になっても豊かな髪
美しい音色はかわることがなく

なんというか、音が自然にフォルテもピアノも
ふくよかに飛んでくる感じでした
力を入れて弾いている感じではないのです

音色の変化は、少し遠いし、ソロではないのでそこまでは
感じ取れませんでしたが
ホールを包むピアノの音

素晴らしかった!

遠い席だけど、アルゲリッチだからどこでも聞こえるだろう、という予想は正しかった


万雷の拍手とスタオベ

アンコールもありました!

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結構長めの曲で、マルタさんお元気!
これもステキな演奏!



マルタさんは、ちょうど84歳のお誕生日を日本で迎えられたよう



現在は、大分アルゲリッチフェスティバルを主催、出演中

(まあ、大分にはなかなか行けない。X友は福岡出身で
小さなホールでバッハを聴いたそうです。音色の変化が
素晴らしかったという、うやらましい)




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こちらはやはりインスタで、
おそらくチェロのミッシャ・マイスキーとの共演50年記念かと
(マイスキーさんも大分のフェスに参加です)


以前、サントリーホールでこのお二人のジョイントコンサートに
行ったことがあります。シューマンの作品でした

もちろん、それも良かった。十数年前のことです

なので、2度目のアルゲリッチ




ベートーベンの2番、Youtubeの演奏を



2023年の演奏とのこと


シューマンはこちら



ちょうど、同じアンコールの映像 この曲がお好きなよう


貴重な一夜でした

友人たちと、良かったねー、と言い合うのもうれしい


マルタさん、どうぞお元気で
ますます素晴らしい演奏を期待しています


追記:アルゲリッチは今でもかわいい方ですが
 すごい美人で、結婚は3度、娘さんが3人います

で、若い時の映像を(時々正面になります)
ショパンとリスト



もちろん素晴らしい演奏ですが、美しい姿がみられます


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コンサートと言っていいのか、ライブといっていいのか
ブラッド・メルドーはジャズピアニストです

今回はトリオ、弦バスとドラムスの3人

ジャズは娘が大学でビッグバンドに入っていました
サックスをしていたので、コルトレーンが神
で、コルトレーンのCDを借りたり聞いてました
  
(かなり前ですが、コルトレーンと一緒に演奏していた
  マッコイタイナーをBlue Noteに二人で聴きにいったことはあります、
  それも凄かった、ただ、盛り上がったところで終了、ちょっと短かった)





では
メルドーはどうして知ったかというと
ここでもコンサートのことを書いている
角野隼斗さんが、NYでカーネギーホールだったと
思いますが、聴きにいって、素晴らしかった
「宇宙的なコード」とちらっと話してたので

それは何だろう、とジャズをなさるドイツ人の
Hans さんにいろいろ尋ねたら、ビデオなどを送ってくれました

で、聞いてるうちに、これいいな!

ぴあかなにかでお勧めが来たのでポチって
昨日サントリーホールへ


18時と早めの開演(日曜日)

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演奏後も撮影はできませんでしたが

ピアノの奥にドラムスが見えます
ベースはその手前、真ん中に入ります

で、ジャズのライブはだいたい1時間ちょっと
なにしろ曲の間はありますが、ずっと弾きどおしなので
そんなものかと思います


はじめは、ドラムスとベースの振動がビンビンきて
ピアノはあまり聞こえず
え? 間違ったところに来たかしら?と思いましたが

その後、セッション、ドラムソロ、ベースソロ
もちろんピアノソロもあり

良く知られた曲
Killing me softly もあったり 
分かりやすい曲もあって会場は大盛り上がり

クラシックと違って、一つのソロが終わると途中でも
拍手が沸き起こり、自由な感じです

言葉で表すのはむつかしいですが
とにかく、ピアノではじまって、いつの間にかドラムが
入って・・・絶妙で
すごい、グルーブ感というのでしょうか

良かったです

アンコールは、Youtubeで見ていた、フランスのライブ
と同じ、モンクの曲

でもここまでは予定だったようで
手元が良く見える席で、メルドーさんが
ちいさな紙に曲順を書いていたようです

それも持って引っ込んだあと
拍手に答えて スティービーワンダーの曲をやってくれました

メルドーさんの音は叩くようなのでなく
メローな感じ

見ていると、メロディーも左手で弾いていることも多く
はじめて見る光景でした

ドラムスもロックみたいに叩くのでなく
だんだん盛り上がって、吸い込まれるような感覚

ま、とにかく酔い痴れました

今回メンバーが変わって、ドラムスとベースは
黒人のミュージシャンです

フランスのライブを以下に置いておきますね




ここでは白人のベーシストとドラムです
違いはまだ確かめてないですが
夕べはこの二人のソロもすごかった



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終演後、まだ8時


のんびりした空気が漂っていました

極上のワインみたい、って
まあ、ほかにこの名人芸的な演奏を例える言葉が
みつからないので、書いておきます

楽しい夕べでした

ふらっと行ったのですが
ジャズは誰かと行ったほうがより楽しいかも


追記 メルドーに関しては聞いていましたが、他の二人もグラミー賞受賞者とのことです

ネットにセットリストがでていましたので、アップします。


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Xでこのニュースを知りました (フランスの方、フランス在住の日本人などのポスト)

パリに雹!ひょう  grêles     グレール と読みます
         (grelons は小さい時)

東京に急に雪が降ったようなもので、混乱しているようです

さいわい、怪我人が少しでたくらいらしい

まあ、それでもひどいことですが

5月3日ですよ  午後に急に降ったそう

地球のお天気は本当におかしくなっていますね

le réchauffement climatique   気候温暖化









公園などは念のため閉鎖されたそうです。

fermeture de parcs et de jardins.


水を切ってパリの街を走る車など

とんでもないことが起こりますね・・・



追記
そういえば、最後に両親とパリ、イタリアなど旅行したとき
ある朝、ヒョウがふりました、まあ、アラレくらいですか

その時はしばらくして止み、特に問題はありませんでした

1995年だったと思います


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