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都美術館でマチス展開催中
連休中の4日に行ってきました
チケットは現在もまだ予約制で
Art Pass などのサイトで1時間ごとに予約します
仕事のある娘と行くには連休がよく
道中の混雑を考えました
銀座線は浅草行きなのでみあわせて
千代田線の根津から
上野動物園(隣にあり)が4分
これだ!
しかし動物園の中を通れるわけでなく
隣には上野高校という巨大なキャンパスがあり
大廻りで25分くらい・・・
でもとてもよいお天気だったので気持ち良い散歩
途中、芸大のまえを通った
(この辺、写真をとれば良かった・・・)
展示は時間軸を中心に
まずは初期からーここはふだんCentre Pompidou
にも展示されていないものが

入り口にあった自画像はこれとおもいます
Fauve フォーヴィスムまではいかないけれど
美しい色合いで、のちのマチスを予告するような作品
これを見て、もうわくわくしました!
(画像はネット上から拝借)
ほかにも初期の作品がいくつか
次の部屋は私の大好きな、「金魚のある室内」
「コリウールのフランス窓」

これは新聞記事からとりました(下にあり)
金魚の絵は、わりと厚塗りのほうですが
実物をみると、下に透けている色
上に塗ったタッチとかがわかって
もその美しさに、もう感嘆するばかり
やはり実物をみないと
三番目の部屋に多くの彫刻
ポンピドーセンターでも展示されていますが
つい、通り過ぎがち。ここではたくさん楽しめました

人が映りこんでいるので、編集しようとしたのですが
たんに取り直しました(これに大部分の時間を費しましたが、難しい)

こんな風な彫刻
この部屋のみ写真撮影可で絵画、デッサンなど
たくさん
いくつかをご紹介


有名な「オダリスク」

「夢」 これは日本に何度も来たと思います

抽象画のような作風 珍しい

後期に属する(1948年)
うす塗の赤い室内
これも大変美しい
知らなかったのですが、上の2枚の絵は、マチス自身の
もので、こういうのを「画中画」というそうですが
中央のくろい線は、部屋の仕切りを表し
したがって、実際は絵は90度の角度に飾られている
ここでは、絵も、テーブルも床の毛皮もすべて2枚で
2つの部屋を強調している?という説明

これもステキ
キリがないので、マチスの自画像のデッサン

あとは御馴染みの切り絵など
ここは撮影はできませんので
夫がかなり前にある人からいただいた
我が家にあるリトグラフを

世界堂で額装してもらったと思います
(本物と思います)
最後はロゼールの教会
これは南仏のヴァンスという
ニースから山に入ったところにあり
行こうとしたのですが・・・
最近撮影のビデオ、ミサの様子(音声)が
最後の部屋で鑑賞できます

これもサイトから拝借
マチスはカトリック教徒ではありませんが
1942年の大手術のあとの彼を献身的にお世話してくれたのが
看護師でもある一人の修道女でした
それも理由のひとつかも知れません
これ以後はかなり個人的な趣味なので、興味のない方はスルーして下さい
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さて、危険なブックストア(笑)
カードは少し

ロゼールの前の部屋にあった絵
単純化された線で、マチスらしくおもしろい

これはマグネット
Centre Pompidou とあるので、直輸入?
で、いつもTシャツが気になるのですが
今回、わたしが「ワカメ」、とよんでいる
例のひらひらした切り絵がついたのもが
あれ、いいなー、と言っていたら
娘が早めの母の日にプレゼントしてくれました!
うれしい

きれいでしょ!

雑誌の表紙になったデザインのようです
うしろにぼんやり映りこんでいるのが娘
角になってユウレイみたい・・・失敗 ごめんね
この葉のようなデザインは、先日の日曜美術館によれば
ミモザ を表しているとか
はあ、そうなのか・・・
わたしがこれを大好きな証拠?として

夫は陶芸をかなり本格的にしていて
銀座で個展もしたことがあります
で、自分で初めのころ作りました 20年くらい前かな
青がほかにもこぼれてしまっていますが・・・
焼くのはダンナまかせ(他に2枚あり)
これを出してきて、またサラダに使っています

会場を出ると、これがあります(無料)
上の金魚と窓の写真はここから
それからまた歩いて根津に戻り
遅いランチ、大通りをちょっと入ったところに
小さなレトロなお店があり、ビーフシチューとコーヒー
美味しかった
しまいこんでいた、マチス自身の
芸術に関する記述、言葉の載った本を取り出した

これから読みます
(見たら少し読んでありました。マチスに関しての評論、覚書のようなものも含まれています)

前から部屋に張り付けてあるポスター
エルミタージュ美術館展のときのもの
マチスの魅力をぜひ
都美術館に出かけて堪能して下さい
8月20日まで開催中です
(長々お付き合い下さった方、ありがとうございます)

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