フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2022年07月

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Hans さん、ドイツ人です

ショパンコンクール、Youtube配信のコメント欄で
知り合いました


Simplicity is the final achievement.  Chopin 1849

とわたしが投稿(コメントはすべて英語で書いています)



これがきっかけで、意気投合!
あちこちのサイトにコメントはバラバラになり
コンタクトがとれなくなりそうに

それじゃあ、Gmail のアドレスに書いてと




それで、膨大な音楽のリンクをやりとりしていますが
もともと音楽がお仕事のようで(ジャズピアニストだった)
とても詳しく、クラシックもその知識は膨大

わたしはジャズなんかは、娘がサックスをしていたので、コルトレーンとかごくスタンダードなものしか知りません。


さて、内容の2,3をご紹介しましょう




いわゆるクラシックでお気に入りのピアニストは
フランス人の Alexandre Kantorov 


前に、ショパンのコンチェルト2番をアップしましたが
角野さんもCDにも録音している
サン・サーンス作曲(リスト編)の
Danse macabre  死の舞踏  を まずはアップしましょう


https://www.youtube.com/watch?v=VUtA5jlpGjw&list=RDVUtA5jlpGjw&start_radio=1&rv=VUtA5jlpGjw&t=40&t=40


さらにオーケストラの原曲など、
「死の舞踏」ばかり、実に10種類ほどの

リンクが送られてきて驚いた




Kantorov は6月末に、来日公演が!
でも、そのあとホテル2泊が我が家ではルールなので
またにしました。





つぎは


クラシックのピアニスト
Friedrich Greda  グルダ の演奏
 Prelude and Fugue 1990     グルダさんはこの1年後に亡くなっています
  




Youtube で見る、をクリックして下さい(見えます)



クラシックもジャズもない、音楽はすべて音楽と考え
晩年はこのようなジャズ風の音楽を作曲、演奏
そういうところは角野さんに似ており、影響を与えている


角野さんにも、もちろん興味があって
とくにジャズの要素のある演奏、数字へのこだわり
さらに、彼には
simple  日本語でいうと、「自然な演奏」を感じるという

Cateen は今年最大の発見だ
  と何度も言ってました

「3・3・7x6」 についてはサイトで論じていたようです


  (答えは2022になり、新年のあいさつ)





日本の音楽についてもいろいろ話しました
たくさんのリンクをやりとりしました
琴の演奏とか、雅楽
音楽のサイトみたいになってしまい、すべてご紹介
できないのが残念。日本人の録音ですばらしい声楽とか


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で、個人的なことはあまり話さないのですが
時々出来事を

I spent a few days in the Bavarian Forest,
バヴァリア地方の森で数日過ごしました
where the survivors of a student choir I conducted some 55 years ago met.
そこで、わたしが55年ほど前に指揮した学生合唱隊(聖歌隊?)
の生き残りが会いました。


That's why I had to interrupt watching the Cliburn competition. 
そのため、
クライバーンコンクールの視聴を中断しなければならなかったのです。

unnamed (1)

で、この写真!



I had my bicycle with me when I visited the Bavarian Forest.
バヴァリアの森を訪れた時、自転車を持っていきました。
So I made some nice trips and took some photos.
それで、楽しい旅をし、写真を撮りました。
I would like to show you one of them.
そのうちの1枚を見せましょう。

I took it for a special reason. I think you will easily find out why ;)
それを特別な理由のため撮りました。
なぜかは簡単にわかるでしょ。





これはバス停か何かと思いますが
わたしの名前が!
Michiko はわたしの本名で、海外の人とのメールは
これでしてます

わー、うれしい!


で、こんな人からメールが来なくなったら悲しいでしょ?



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それはこういうわけで

上のクライバーンコンクールは日本ではあまり知られていませんが
(だいたいショパンコンクールだけがすごく有名)


優勝した19歳の韓国人
Yumchum さん、めっちゃ才能が!
ファイナルで弾いた、ラフマニノフのコンチェルト3番もとても良かった


リストの超絶技巧エチュード(セミファイナル)
こんなむつかしい曲をコンペティションで弾きますかね、という位






すごいです


でも、「こんなに難しい曲をリストは作曲して
大きな手とスキルで難なくひいていたんでしょうけど
ずっと聞くと疲れるわね」

他にショパンのことについても、少し行き違いが・・・




すると

お返事がなく・・・
いつもすぐお返事あるわけではなく、気にもしないのですが
あれ?、3週間・・・

で、ちょっと気に入らなかったのかも、と思い
そのことを書いて、今までありがとう、なんていう
メールを送ってしまいました





すると、your horrible mail  と書かれ
事故った車の写真が!!



unnamed (1)

彼の車。でもここから生きてでてきたそう


The car accident happened about 50 years ago.
自動車事故は50年くらい前に起きた。
I was very lucky. 
わたしはとてもラッキーだった。
It was caused by a drunken driver who drifted onto my side of the road and crashed frontally.
酔ったドライバーがわたしの車線に流れてきて、正面衝突したためです。
I think I'm making it a little too complicated. 
ちょっと話を複雑にしすぎたかと思う。
I just wanted to say that I would NEVER end our correspondence without saying a word - except when an "accident" happened ....
ただ、何も言わずに私たちのメールのやり取りを辞めることは
決してない、と言いたかっただけー「事故」が起こった時以外は




わたしが、ちょっとショックを受けたのでこのお返事が

で、今回は、もうこの話は終わりにしようと

ドイツ車って優秀ね!

 と答えておきました

メル友、というかメールだけでなく
数回フランスで会った友人も

続くこともあれば、音沙汰なくなることも・・・

さいきん、そんなことがあったので

考えすぎてしまったかな(あるサイトで音楽談義をしていたとか)


考えるに、趣味が同じ人は話がつきないかな、と


つまり言いたいことは
友人はありがたい!


(英語はお上手なので参考になると思います)

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長くなったので、セリーヌはまた次に

#かてぃん #クライバーンコンクール #アレクサンドル・カントロフ






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半月ほど前の記事ですが

俳優のトランティニアン氏が死去しました。

Libération から


[Disparition] Jean-Louis Trintignant, l'amour dans l'âme

「訃報」ジャン・ルイ・トランティニアン  魂の愛」


Figure majeure et farouche du cinéma, l’acteur aux 120 films,
(フランス)映画の主要かつ非社交的な存在、120作の映画に出演

révélé aux côtés de Bardot dans «Et Dieu... créa la femme»,
ブリジット・バルドーの「そして神は・・・女を作った」という映画で世に知られた

a promené son élégance chez Lelouch, Bertolucci, Chéreau ou Haneke.
彼は(主語は最後のil ) そのエレガンスをルルーシュ、ベルトルッチ、シェロー、
あるいはハネケらの監督の映画で披露した

Obsédé par l’idée du suicide et marqué par les tragédies intimes,
自殺の考えにとりつかれ、家庭の悲劇によって影響をうけたが

il est mort ce 17 juin à 91 ans.
彼は6月17日に91歳で死去した


        タイトルのL’amour dans l'âme     la mort dans l'âme  (絶望に沈んでいる)という
   成句をもじったものと思われます。彼はいつも今を生きることをモットーとしていたから






わたしは、トランティニアンの大ファンで

日本ではこの年代の俳優さんというと

アラン・ドロンや、ジャン・ポール・ベルモンドが

有名ですが

トランティニアンは、ある人の言葉によると

どこにでもいそうな(でも、いない)いい男だそうで

活躍はしているのですが、自分から姿を消したり
一度は引退を発表しましたが、
ハネケの映画で復活を果たしました

上にある家庭の悲劇、とは、やはり女優さんだった
娘のMarie さんが、恋人の人気ロッカーと、ハンガリーだったかな
滞在中に、いさかいとなり、突き飛ばされた拍子に後頭部を痛打
フランスに搬送されて治療をうけるも、亡くなりました

なんてお気の毒・・・





少しまえのニュースで、すい臓がんに侵されていて、治療はしない、ということで
高齢ですし、死は避けられない、とは思っていました

とうとうその日がやってきたわけです・・・


一番日本でも有名なのは、カンヌ映画祭でパルムドールを獲得した
「男と女」
  Un homme et une femme

   でしょう。日本でもフランシス・レイの甘い曲とスキャットの主題歌が
  とても有名になりました(といって、私がこの映画を見たのは少し後です)


予告編を





トランティニアンの鼻にかかった声も好きです

ノルマンディーの海岸が美しい



ここにはスキャットが入っていないようなので、サントラ盤を
30秒くらいからでてきます


https://www.youtube.com/watch?v=Ain88a_-Xsk

これをおききになれば、ああ!と思う方も多いかと

とにかく、これは、本当にステキでおしゃれな愛の物語です
ネットに少しづつ出ていますので、ぜひご覧になって下さい


この作品は、続編 Vingt ans déjà     ( もう20年) 邦題 「男と女 2」
 ちょうどフランスを去るとき、近くの映画館で上映、歩いて見にいきました


さらに 3作目も発表されました、これはWowowで見た
病気のトランティニアンが小さくなってしまっていて、悲しかった
でも、また映画が出来たのはすばらしいことでした

3作とも、トランティニアン、アヌーク・エーメ、そしてルルーシュ
こんな映画あるでしょうか?






3作をまとめたビデオです



他にも、私の大好きな、ロメール監督の映画にも出演


Ma nuit chez Maud   「モード家の一夜」 1969年


https://www.youtube.com/watch?v=RPLpbDFQZpghttps://



さらに、トリュフォー監督の最後の作品
Vivement Dimanche に出演  1983年





いまでも活躍中の Fanny Ardent と共演




さらに、ポーランドのキシエロフスキ監督の
Trois couleurs, Rouge 「トリコロール、赤の物語」

https://www.youtube.com/watch?v=RPLpbDFQZpg



英語字幕つきのものに変えてみました。
この連作は面白かったですね。トランティニアンは、この「赤」に

他人の電話を盗聴する老人、の役ででています
(監督はあっさり亡くなってしまいましたが)





その後は舞台に多く出演

それを見られたら、とても良かったでしょう
ニュースなどで一部を見ましたが


晩年の傑作、ハネケ監督の Amour   







この作品もカンヌでパルムドールを受賞、相手役の女優さんは(前に書いたかな)
アカデミー賞を受賞しました
トランティニアンは、セザール賞、最優秀男優賞を受賞(フランスの映画で最高の賞)
    (その他にも、カンヌやヴェネチア映画祭で最優秀男優賞を受賞しています)

もうひとつ、ハネケ監督の Happy End にも出ていて
これは新百合のミニシアターでみました




お葬式のニュース映像です






必ずしも自分に満足していなかったのかも知れませんが、
素晴らしい俳優(comédien ) の人生だったと思います

Restez en paix.    ご冥福をお祈りします


最後に、「男と女」の最後のシーンを(これコピーライトひっかかるかな?)
あ、形式が違っていてアップできませんでした


165_250x250


小さいものしかみつかりませんでした。また探します。。。



(Arte などに数年前のドキュメンタリーがいろいろあって
あれこれ見て懐かしく思っています)

*お断り  追加した映画の予告編はよく見えないようですので、
      英語版に変えました。でもフランス語で、英語字幕つきだったりしますので
      ご覧ください
      また、わたしのパソコンのせいかもしれないのですが、映像がでるのに時間が
      かかるようなので、しばらくお待ち下さい。いまのところこれでご勘弁を
     



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また、お久しぶりになってしまいました。

その間、猛暑となり、ヨーロッパも暑いようですが

先月、6月19日に、また角野さんのコンサートに
行きました

IMG_4674
 
ホールに入った時の様子、今回中央左より、ピアノには絶好、
でも、めちゃ遠い・・・


今回は調布音楽祭のオープニング
「かてぃん plays ラプソディーインブルー」
 ま、彼が主役ですが、伴奏は地元の
明治大学付属、中高のバンド
え?と思いましたが、実は、わたしの弟は中高からのバンドを
いまでも続けています  なので、親しみが


音楽祭の雰囲気でホールの屋外でも演奏が行われていました



IMG_4677

少し遠いですが、中央のバスのむこう右に観衆が見えます


IMG_4680

30度少しくらいの日でした、でも皆さん陽をさけています
奥のところにミストが降りてくるベンチもありました
奥の階段を上がったところが、会場のグリーンホール


IMG_4676

コロナのため、リアルな実施は3年ぶりとか

まずはじめにブラスバンドで、スターウォーズの演奏
それから、開会式なるものがあり、市長さんの挨拶
今回メインの指揮者、鈴木優人マエストロの
お父様、鈴木正明氏の、ひとの心の中に流れる音楽・・・
のお話に心打たれ、
優人氏はユーモラスで気取らない方



いよいよ角野さん登場
まず初めは、カプースチン(ロシアの作曲家、ジャズピアニスト)
の「トッカティーナ」を角野さんが演奏
すばらしかった

これはその少し後にYoutube にアップされた映像
すごいです!




次は調布らしく、「ゲゲゲの鬼太郎」を、角野さんと森下唯さんの2台ピアノで演奏
下の写真は、
後でインスタにアップされたものです



IMG_4686


(休憩をはさんで)

いよいよメインのラプソディーインブルー

5月のオペラシティとは違って、いろいろなコロナの規制が解け
客席も和やかな雰囲気
特に、演奏する生徒さんたちの親御さん、きょうだいなどと思われる方々も


生徒さんの冒頭のクラリネットや、トランペットのソロも
なかなか堂に入ったもの、
角野さんもお得意のピアニカも交えて、楽しい!

やはりホールは中央に限る、今回は力強い低音も
キラキラする高音も、とっても気持ちよく聴けました
少し左よりで、角野さんの演奏の様子も、遠いですが
よく見えました



この時の音源はないので、以前、日本フィルハーモニーと
共演したときの映像を(ここでもピアニカを使用しています)





アンコールは、ショパンの「英雄ポロネーズ」
それとわかった観客からどよめきと拍手が!
生できけるなんて・・・


  こちらはCD音源です



さらに、鈴木マエストロに促されて、同じくガーシュインの
I got rhythm10のレベル、これもご自身のむつかしいアレンジを
難なく弾きこなし、万来の拍手



これも載せちゃお






IMG_4688 (1)

左が鈴木マエストロ、ドイツ在住、指揮のほか
チェンバロ、オルガンも演奏なさるそうです


行けて良かった~



ヨーロッパは夏フェスが、クラシックでもさかんですが
日本は、気候のせいですか、ロックくらいですね
(ニースのジャズとか、ヴェローナの遺跡のオペラ行ったな・・)



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しかし、その後は、ホテル2泊(コロナを恐れる夫が)
ホテルまで車で送ってくれましたが



2日目はすることもないので
街を少し散歩(武蔵中原です、なんとなく人が少なそうなイメージで選びました)



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どこの街にも必ずある神社、緑のためにも良いですね


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これはおしゃれなカフェ、ではなくて
IT関連のオフィスのようでした


駅ビルにも行き
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食料を調達・・・
なんでもあって、便利だなー



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本屋さんはひさしぶり!
うれしくなって、本、買いました



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村上春樹は短編集で、読みました
中にホラーのような感じのものがあり(自意識なのでしょうが)
それではじめの、ドライブマイカーを忘れ気味・・・
(映画は今月Wowowで放送なので楽しみ。映画は、各短編が
混ざっているそうです)


それから、これつくりました

IMG_4773

カボチャがなく、ジャガイモでしました
そういえば、フランスの家庭料理に
hachis parmentier   アッシ パルマンティエ
  
hachis とは、ひき肉とかみじん切りを指す
  Parmentier はフランスにおじゃがを普及させた

    農学者で、おじゃがの料理にはよくこの名が

というのがあって、それはジャガイモのピュレの上に
ひき肉の炒めたのとチーズがのってます
それに似ている  おいしかった

ま、ホテルではあまり眠れず
家に帰ると出たときのままで、(仕方ないか)
段ボールなどをゴミだしするため畳んでいたら
ギクっとなり・・・

それでパソの前にやっと長く座っていてもOKになって
これを書いています


ほかにもアップしたいことはあるのですが
また後で

このブログ
Cateen 角野隼斗の応援ブログ 
に変えたほうがよい?
おでかけが、こればかりなので・・・

 (娘がウナギに誘ってくれてますが・・・)

お付き合い、ありがとうございました。

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