フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2021年12月



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以前にもご紹介した
 Inner French

Hugo さんはワルシャワの Institut Français の先生

もともとは école de commerce 商学部のようなもの
出身です。いまでは文法的な説明も具体例で解説

ここでは、なぜ J'ai deux.  とフランス語ではいえないか

Tu as des frères?   にたいして

    J'en ai deux. というのが正しい
 
     J'ai deux frères.  とも言えますが、フランス語は繰り返しを
  嫌うので、en で置き換える、というもの。
  文法的には中性代名詞、といいます。

  en は英語にもないので
  外国人には難しいようです)




またお正月明けに説明の
文章をアップしますね

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年の瀬はやはりあわただしいですね
特に何もしないけれど、食品は準備が必要
現金を下ろそうと散歩のついでにATMに行くと
人がずらっとならんでいるのであきらめた・・・

ところで、フランス語を教えなくなり、フラ語の文章の
発音もあまりせず、このままではいかん!?
と、友人にお願いしてオンラインで話してもらいました

まずはGeneviève
来日前後はよく話しましたが、久しぶり
Whattappです そのためについにスマホに変えたようなものですが
良かった!役に立ってます



彼女はご主人と良く行く gîte  にまた滞在中
民宿のようなものですが、広々として人もすくなく
世界を旅行していた彼らは、コロナ禍でもあり
近場で楽しんでいます



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いいなー、気持ちよさそう
南半球は真夏(ニューカレドニア)
熱くてプールに入るのも日差しが強いとか



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ダンナ様のJean Christian
カッコいいですね 電話したときはプールで泳いでた


ニューカレドニアがフランスから独立するか、という
三回目の国民投票があったばかりですが
今回は独立派は棄権して、フランス残留派が圧勝

日本のネットをみると、中国の影響が及ぶのを
恐れていました(日本人が)

そのことはあまり話題にならず、近況を話したり
まあ、雑談です

大丈夫、自信をもって、といわれた




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実は、少し練習しました 笑
その成果かどうかはわかりません
以前、娘に教えてもらった Inner French
これ、とってもいいです  
次の記事に引っ越しさせました




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さて、その次はセリーヌ

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 昨日のFBから
 
Petit verre improvisé en terrasse ... Oui, en terrasse....
ちょっと一杯、通りがかりにテラスで・・・
     ええ、テラスよ

Rouen パリの西、ルーアンの街の大時計です
イリュミネーションがきれいですね
彼女たちは写っていないようです・・・

(improvisé は 即興で、というような意味、予定していなかった
 ということでしょう。テラス・・・フランスはオミクロンが
 大感染中となってきているからかな、うーん大変)


======

彼女と話すのは本当に久しぶり、4年ぶりくらいです
メールは書いていましたし、チーズなど送ってくれる・・・
今年も送ってくれたのですが、まだ届かない・・・

なんでも初めは colis が臭うので、ダメと言われたらしく
でも、チーズを送ってはいけない、という法律はないと思います
クリスマス前の混雑を利用してあとで送るわって

新しく Internet で宛名などを書いて 
中味をdéclarer   申告して
Poste で その荷物を flasher  してもらわないといけない

なんかややこしい

flasher  は、フラッシュ、フラッシュをたくという英語からきており
 -scanner un flash-code  ( code-bar )
    バーコードをスキャンする、という意味のよう



さて、セリーヌは新しい彼氏と彼の家、郊外というか
まったくのcampagne に住んでいます
隣の家は見えるけど、歩いて2分はかかりそう

 Je te faire visiter la maison?   家の中を見せようか?と
   スマホでSkype していたのでまわってくれました

  家の中を見せる、というのはお客が来たときのもてなし
  習慣です  
  
 Guillaume ギヨームさんもちらっとあらわれて Bonjour!

    背が高くてカッコいい人です!
 ただバツ1で下の娘さん(12歳だったかな)が週の半分くらい
 やってくる、彼女の部屋もみせてくれました

 フランスでは別れる人が多いので、よくあることです・・・
 (両親に親権があるのです、母親のところだけで生活する、は
  あまりない)



 彼女のアトリエの写真を
 
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彼女のFBから拝借、こんなアトリエあったらステキ!


彼女の作品も紹介しましょう
はじめはアクセサリーが中心

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かわいいですね!
クリスマスマーケットで販売、これはキーホルダーかな



  さてコロナの話になり、彼女たちはあまり人に会わないような
  田舎、ひろーい庭の向こうは champ  野原です
  人々は confinement 外出禁止令になると
  街中のマンションでは辛いので
  田舎に移住する人が多いとか・・・
   (写真を探してアップしますね)


  で、今フランス政府がもっとも恐れているのは
  オミクロンで感染拡大すると多くの人が
  congé maladie  病欠になると、経済社会がマヒすること・・・

  話したのはおとといですが、昨日のFrance2ではそんなことを
  言ってました

  それから pass sanitaire  ワクチン接種証明が
  レストランなどでは必要ですが、これの偽物があり
  Guillaume さんはレストランで働いていますが
  (コックさん)
  2度警察が来て、不正をした人は罰金を払って
  追い出されたそうです・・・

  まあ、フランスは法律の国ですから、日本は何もない
  むしろ、世間の目、réputation  と言っておきましたが
  一種の緩い相互監視のような社会・・・
  などの違いをし話ました


  今年はブログ記事これでおしまいかな
  ずっと前からのせたい Giacomettiのデッサン集の
  話があるのですが・・・

  寒いですね、暖かくしてお過ごしください
  よいお年を! 
  Bonne Année!!
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  追記 1HugoさんのInner French は長くなりすぎるので
      別記事とします
     2セリーヌとギヨームさんはもう3回目のワクチンを
     済ませたそうです。Genevièveは、来週、と言っていたので、もうじきでしょう。
     日本は今回のんびりですね・・・大丈夫かな??
  


  













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自大夫堀公園というのが、家のわりと近くにあります
野川沿いで、たいていは川に出ると仙川のほうに行きますが
ときどき反対方向にまがって自大夫堀公園のほうに
行きます

トップはその藁拭き屋根の民家のひとつです
つまりは小規模の民家園のようなもの

偶然「くらしの中の木綿展」を開催中でした

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リンクはこちら
https://www.city.setagaya.lg.jp/event/bunka/d00144957.html

少し前に行きまして、実は菊の展示が以前あったので
それを思い出してふらっといきました

予定を見ると1月1日でおしまい・・・もっと早くアップしないと
いけませんでしたね


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土間の横の部屋です

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明治、大正、昭和に使われていた日常の
もめんの衣服(着物)が展示されています
糸つむぎ?が見えますが、昔は綿を栽培して
糸から紡いでいたそうです

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はんてん や絣の着物たち



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いろいろな色の糸です
浅黄いろ、いつまでたっても覚えられない
実際はもう少しブルーに近かったかと
中原中也の有名な詩にでてきますね

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隅にあるのは必要のない座布団だったと思います
使わないものは風呂敷に包んでしまっておく


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奥は「厠」かわや、トイレですね


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手前がお手玉ーこれは知ってます

奥の赤い人形は「サル」と言って
子供のおもちゃだそう

かわいい色、でも変わった格好ですね
(わたしは髪もついて、顔と手足の先が陶器の
抱き人形を持っていました。その着物がぼろぼろになると
祖母が絹の余り布で、あっという間にぴったりの着物を
作ってくれましたー東京にあとで送ったのに、別荘にあって
アレルギーでそのお家はそのまま売ってしまったので
写真もないのが残念です)



Sophie は織物の研究をしていて、こういったものに
興味があるので、いただいたカタログはクリスマスに
送りました。

で、この公園の写真も2,3枚 SNSで共有したら

Les jouets ont vraiment l'air drôle.

おもちゃは、本当に面白いかっこうをしてるわね

という感想

 avoir l'air ....    ~のようである、ように見える



こちらがカタログ

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こんな素晴らしいカタログを無料でいただけるとは
内容も興味深い(人々がもめんを大切にして、着物が傷んでも
よいところを使って、座布団や布団などに仕立て直した・・・)

わたしの祖母の時代はそうでしたね・・・

これをSophie におくりました

ステキな展示に出会って、しかもコロナであまり
遠くにいけないときに・・・本当に感謝です

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これが入り口


SDGsというけれど、昔はそれが普通の生活だったのだと
あらためて感じもしました

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(ルモンドから拝借しました)
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お久しぶりです。

マンガは世界的に人気ですが、フランス人は
「ワンピース」が好きらしい

これを特に記事にしたいのは、
送られてきた記事が
高級紙といわれる
ル・モンド Le Monde だからです!

発売日には人々が列をなすそう



まずは全体の解説から (12月5日付けの記事)



La sortie du centième tome de la série,
このシリーズの100巻目の出版は

le 8 décembre,
12月8日であり

est attendue par des centaines de milliers de lecteurs en France.
フランスでは何十万人の人々に待たれている(何十万人の人が待っている)

Ecoulée à 490 millions d’albums dans le monde,
世界中で4億9千万部が売れており

la saga imaginée il y a ving-cinq ans par Eiichiro Oda
20年前に尾田栄一郎によって考え出されたこの物語は

a réussi à fédérer une communauté qui mêle les générations.
一つの共同体を結成するのに成功した。それはすべての世代が混じっている
         (活字が変わってしまい、申し訳ありません)






文法を1項目

一番初めの文 かんたんにしますと

La sortie .... est attendue.   la sortie 本などの出版、映画の封切
               にも使います
   


 attendre   ~を待つ   受動態になっています
     être  +  attendu  (過去分詞)   
 attendue の e は la sortie が女性名詞のため、女性形に一致しています (一致以外は理屈は英語と同じようですね)

     (フランス語では受動態はあまり使いませんが、この場合のように、新聞、ニュースなどではよく使われます)




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記事の続きは、前回、11月7日に人々が
仮想したり、スマホで主題歌をくちずさみながら待っている様子を
レポしています。

« Ça, ce n’est pas une file de dépistage Covid », commente, amusé, un passant à la vue de la centaine de mètres de queue sur le boulevard Voltaire, à Paris, ce dimanche 7 novembre en début d’après-midi. Dans ce joyeux cortège d’environ 800 personnes qui s’est formé devant le magasin Manga Story, plusieurs arborent le même signe de reconnaissance sur leurs vêtements, sacs ou téléphone : une tête de mort coiffée d’un chapeau de paille au gros grain rouge, le pavillon pirate bien connu des amateurs du manga One Piece.

初めの文
« Ça, ce n’est pas une file de dépistage Covid »

「これ、これはね、コロナの検査の列じゃないよ」
と、ちょっとふざけてこの様子をコメントする通りがかりの人の
言葉です。なにしろ800人も並んでいるという



(調べますと、日本では101巻目が12月3日に発売されたそうです。訳すのに時間がかかりますからね)
 わたしはもうマンガは読まない(小さくて目がチカチカする)
 なので
 よくわかりませんが、ワンピースの映画は一度テレビで見ました
 海賊集団?が協力して困難に立ち向かう、というような
 ストーリーでした


 以前教えていた大学の講師室では、若い先生方は
 ワンピースがお好きのようで、熱く語ってましたね・・・

 それにしても100巻とは
 マンガと一口に言えない大作なんですね
 ファンの方もおいででしょう

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