シャンソン歌手の Juliette Greco さんが

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93歳でその生涯をとじました
France 24 (24時間放送のフランスの外国向け公共放送)から
フランスのシャンソンのアイコン
(シャンソンとはフランス語で歌を意味します、どんなものでも)
Juliette Gréco, grande dame de la chanson française,
ジュリエット・グレコ、フランスシャンソン界の大御所
s'est éteinte mercredi à l'âge de 93 ans.
水曜日に、93歳で逝去
Amie des poètes et des musiciens,
詩人や音楽家たちの友人であった
elle incarnait l'esprit de Saint-Germain-des-Prés.
彼女はサン・ジェルマン・デ・プレの精神を具現化していた
Saint-Germain-des-Près とは、パリ6区の
実存主義者たちが戦後集まった、有名なCafé Flore などの
ある地区です
戦時中にはレジスタンスに参加して親、きょうだいともに
投獄されていたということです
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フランス語の説明を少し
elle est morte (morte , mort 女性なので、一致があり e がつく)
mourir という動詞
一般的に死亡する、亡くなる、という意味(タイトル)
elle s'est éteinte
s'éteindre という動詞(代名動詞、過去形にはêtre を用いる)
文章語で、死去する、息を引き取る (消えるという意味
がもともとあるので)
同じ記事で両方使っています。重複を避けるためと思われる
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グレコのレコードは(CDとかない時代)仏文学生のときに
購入してフランス語を覚えようと、2,3歌えるように
なっていました。
(レコードは引っ越しのときに、もうプレーヤーがないので
手放したと思いますーなにしろわたしは入院中で、13年くらい
前のことです)
いつも黒のセーターで、個性的な風貌と歌い方
わたしのフランス文化の原点かもしれません
日本にも演奏会で何度も来日したと思いますが
コンサートに行ったことはありません、残念
(ビデオの内容についてはまた後ほど書くようにします、とりあえず)
シャンソン、といっても若い方たちは
何のことかわからないかもしれませんね
「バラ色の人生」 La vie en rose
くらいはご存知でしょう?
時代は変わりますが、伝統は残ってほしいですね

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追記
以下のビデオはカナダの放送です
ナレーションの発音は少しちがいますが(カナダの発音)
字幕つきなので、こちらもご覧ください
タイトルは、「ジュリエット グレコはもういない」