
わたしの偏愛する
フランスの画家、Pierre Bonnard ピエール ボナールの
単独の展覧会が国立新美術館で開催中
すごい!日本で過去におこなわれたようですが、そのころボナールをあまり知らず
フランスの画家、Pierre Bonnard ピエール ボナールの
単独の展覧会が国立新美術館で開催中
すごい!日本で過去におこなわれたようですが、そのころボナールをあまり知らず
フランスで見て、そしてすごくファンになったのは
カルチャーで油絵を習いにいくようになってからと思う
カルチャーで油絵を習いにいくようになってからと思う
もちろん、ボナールさんのように描けるわけもないですが
まず美しい色、かんたんそうで(身近な情景のように思える)
色彩で画面を構成している(と思う)
肖像画は別として、花瓶、静物の絵を描いたとして
日本画なら背景は無地でもよいようですが
西洋画はそうはいかない。後ろの空間を説明しないといけない
それがまったく無駄がなく、現実の事物で
これ以上ないほどうまく造られている
これは何度もあちこちで見た、装飾的な猫の絵 展示中

つぎは買い求めたハガキ(あまり種類がなかった)
ちょっとわかりづらい画像であるがテーブル、その上の皿、グラス、ビンなどそして左側の女性(マルト)、暖炉、壁などこの絵では(後半のいわゆるボナールらしい絵では、人物と背景が溶け合っているそしてオークルや黄色は黄金色に輝いている(展示中)きょうはなぜかハガキなどの写真が縦むきに入って、ブログ上では横になってしまう・・・(撮り直したんだけど・・・)これがわたしの持っている画集、展覧会の図録のだいたいまだ2冊はあるのだが・・・左端が2006年、パリ市美術館の回顧展の図録このときは本当にすばらしく、ロシア(たくさんある)アメリカ(あちこちの都市に散らばっている、NY,シカゴ、ミネアポリス、ロンドン、ベルギーなどなど)大作が多かったそれで、まあはっきり言って、ちょっとがっかりするがロシアに行けばよいと言うものでもなく、あんな展覧会はまたとないかしら?とおもったりするのである上の左はデッサン集、右は川村記念美術館の時の下は友人がわたしがBonnard好きというので、入院していたときとかおりに触れて送ってくれたもの、ありがたい中央の小さいものはNYの有名書店、Strand で買ってくれた
東京の展覧会にも出品されている大作 「夏」アルカディアのような風景と今回購入した本には書かれている(アルカディアとはギリシャ南部の「理想郷」とされた高原地帯で17世紀以降、絵画、文学に影響を与えた。中央に裸体の女性が描かれている前景は、日常的なピクニックの様子とも思える)
ボナールはまた、写真も撮影し、妻でモデルのマルトさんをたくさん撮りそれをもとに絵をかいている(マルトさんは一種の潔癖症で、一日に何度も入浴した、ボナールの絵画のテーマのひとつとなっている)展示中(ネット上の画像を拝借しました)
これは今回はないが、本当に色彩の饗宴ともいうべき室内、窓、外のマルトと風景というすばらしい作品(もちろんパリには展示)
パリでたくさんあった、浴室の絵のかずかずネット上の画像を拝借。おこられるかな??もちろん、パリには展示されていたとても繊細、かつ木を左前景においた特徴的な構図(もともと日本美術に惹かれ、日本かぶれのナビ、といわれていた)
これがBonnardさん 画家というよりは高校の哲学か数学の先生という感じ?去年だったか、ナビ派の展覧会が三菱1号館でありましたがヴィヤール、セリュジエ、ドニなど近年、ナビ派が再評価されてきているそうですつまり、印象派は一種の自然主義(外の風景をみたように描く)また、抽象絵画に飽きがきた、というか疑問が投げかけられているのかもしれませんそれにたいして、ナビ派、ボナールたちは、現実を再構築しているという創造性が評価されてきているかなり楽しめました。また展示されていた写真を追加アップなどしますなぜ横むきになってしまうのか不明・・・ところで、今回、Bonnard さんのお姿をはじめて映像でみました途中で、6分くらいの映写が通り道のようなところにありますわ!見られるなんて・・・!マーグ美術館の館長夫妻らと談笑おしゃれな美女たちと船で遊ぶ、水泳、ノルマンディーのアトリエ、ル・カネ(最後にアトリエとした南仏の村)などちょっとづつでてきます晩年、74歳ごろのものですが、かくしゃくとしてイメージ通り(写真から想像して)でも、ここでは孤高、孤独というより、仲間と楽しそうに散歩したり・・・ネット上には、その映像の一部がYouTube にありました
ほぼ1世紀にわたる、絵画の世界の証人、マーグ夫妻にとっての最初のチャンス(素晴らしい画家という意味で)
だった、というようなナレーションになっています。なぜかそのたびに少しづつでてくるところが違ってるような・・・
ああ、この1年後になくなっていますね。貴重な映像です。わたしは見とれてしまった。

三菱1号館の展示のときに購入したTシャツをおまけ?に
彼はイラストレーター (雑誌、ポスター)として出発した)
あー、写真のサイズを落とすと画像も悪くなってる・・・ こちらのほうがキレイに映ってますね
後日大きいサイズと入れ替えますね きょうはとりあえず
そうねえ
やっぱり、ボナール、こんなもんじゃない、もっとすごいのよー!!
と言ってしまうが、それは仕方ないですね
去年のオルセー美術館の展示がだいたい来ているようです
まあ、ボナールに関してはマニャックですので、くどいところはお許しのほど
12月17日まで
ぜひおいで下さい!
新国立のリンク
http://bonnard2018.exhn.jp/keyword/ 絵がたくさんのっているページです
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