フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2018年08月

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さいきん、横浜に2度ほど行きました
中華を食べに、また中華菓子を買い求めたり
(去年は野球も見にいきました)

それで、先日、もうお昼はすんでいたのですが
いまから横浜に行こう!
ダンナがいいだして、それじゃあと出かける
ヒマワリの種を食べてしまったので買いたかったらしい

前回中華街は見て歩いたので、買い物できりあげて
(聘珍楼の菓子、肉まんなど購入、おいしい^^)

海をみたいな、と山下公園まで歩きました
氷川丸は何度もみていますが、中は見学したことなし
料金もたいへんお安いので、では行ってみよう

これは大変おもしろかった

まず、氷川丸をめぐる歴史の短い映画があります
それは戦争をはさんで、豪華客船、また戦時中は物資、傷病兵の運搬
まさに波乱万丈、1960年に引退するまで、さまざまに活躍しました

通路、とても狭いです・・・

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人がすれ違うのが窮屈くらい

内部の装飾は基本的にアールデコになっています

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 ダイニングルーム

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これは喫煙室だったと
一般公開にあたって、建築当時の内装を復元したそうです
家具などかなり古そうです

ところで、氷川丸は主にアメリカ航路、シアトルに向かい
13日を要した

それで客室はどんなものかというと

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客室の写真はもっと撮影したとおもうのですが・・・
これはもちろん、一等客室、一人部屋のようで
美しいカーテンがかかっており、机もありますが
現在のワンルームマンションより狭いです・・・

ツインの場合も両側に狭いベッドがあり
真ん中に洗面台があります
ここでは右側に洗面台がありますね


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操舵室、こんなに単純なの?これだけで舵をとっていたの?
というかんじが素人はします



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そこから外に出られます
これはハトでもカモメでもなく、鵜のようです


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下りていくと機関室。船の心臓部です
機関は3段になっており、「タイタニック」の映画でもみましたが
これらがものすごい勢いで動いて、船は走っていた・・・

実はわたしの父方の祖父は日本郵船で機関長をしていました
(祖父は赤ん坊の私を見たそうですが、その後まもなく亡くなっており
わたしは残何ながら会った記憶はありません)
でも、ヨーロッパ航路でしたので、氷川丸には乗船しなかったようです

さて、3等船室

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あまり良く撮れていませんが
夜行列車のように、2列の三段ベッドです 6人部屋
はあ・・・寝るだけですね しかも一番上の機関室と同じレベル(階)騒音が・・・
これでヨーロッパまでは2か月くらい、しかもインド洋は暑くて
冷房もなかったでしょう

昔の人は大変だった… でもそれしか手段がないので


唯一、特等船室にはバスルームが別についていました
かのチャップリンが日本に来るときに利用したそう

はからずも、昔の船旅を体感しました
(航行していない 飛鳥II に入ったこともあります、ずっと広い、これは現代です
普通のホテルに入ったような広さ )

これじゃあ、飛行機のエコノミーで文句いってられない?と思いました
せまくてもせいぜい1日乗っていれば着きますね


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せっかくなので、自分の写真も追加しました・・・
海は気持ちよいです




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山下公園のバラ園を通って帰りました
横浜、よいですね

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                          写真はネット上から拝借しました



最近になって、やっと日本でも
プラスチックごみの汚染の深刻jさが報道されるようになりました

ゴミ、を全般的にいうときは
déchets   デシェ といいます。廃棄物、というかんじかな


しかし、プラスチック製品使用制限の条約は、アメリカとともに
日本も調印しませんでした(ここでもアベはトランプに従うのか??)

フランス2の放送、ヴァカンスの前の6月の放送です


ところで、フランス語をメモしていたら、字幕が下にあり
しかも!
日本語の訳も上についています!

(要約を載せますネ)
前半は地中海、マルセイユの近くの自然保護区です
しかし、多くのプラスチック製品が海中に・・・

海の鳥や亀の80%は体内にプラスチックを取り込んでしまっている
マグロやカジキは18%が

これは人間にとっても危険

地中海はまた閉じた海であるし、人口も多く、毎年ツーリストが大勢訪れる
そういった特殊な事情も関係しているでしょう



後半は、ノルマンディー地方の白亜の断崖のある
ル・アーブルの近くです
(ここは日本語訳がないようですね)

40年まえから、工場の廃棄物を投棄することが許されていたようです
それで今日、断崖の近くをよくみると、ゴミの山!
しかもそれを処分するとなると、人間が45分も歩いて作業しにいかねばならず
また、費用の問題もバカになりません

pollueur-payeur   汚染した者が支払う原則に従うべきでしょう
しかし、当事者である工場の所有者は、90歳の男性ですが
何も悪いことはしていない、法律に従っている、と述べています

ゴミの量が多く、下に堆積したものを取り除いていると
清掃する人々の上に、断崖 falaise が崩落してくる危険性があるとか

~~~~~~~~~~~~~

ともかく、これはイデオロギーは関係ありません
海洋動物だけでなく、人間の健康にも関係しているはず
早急に対策をとらねば

まずは、一回使うだけのレジ袋などを全廃する

コトバ
レジ袋は日本ではポリ袋というようですが
フランス語では たんに sac plastique   といいます サック プラスチック


(フランスではもう禁止になっています
もともとフランスでは、市場で野菜などをグラムで買うと、紙の袋に入れてくれます
また、お客も、おしゃれな籐などの籠を持ってくる人が多かった
卵もプラスチックではなく、紙を圧縮したような容器にはいっている。以前は小さな
ペットは売っていなかった)

日本では100円ショップの製品など、ほとんどプラスチックです
それを長い間使用すればまだよいでしょうが
安いのですぐに捨てて、別のものを買う、などする人も多そうです

だいたい日本は過剰包装です それが丁寧、と考えられている
「包む文化」は、しかし、紙であるとか布(風呂敷)だったはず

ちなみにわたしがしていることは

1 なるべくレジ袋はもらわない(スーパーではだいじょうぶですが
  こちらが油断していると、もう袋に入っている、出して下さい、ということも・・・)

2 家にある袋は徹底的に再利用する、
  野菜や果物の入っていたポリ袋は生ごみの袋にする

3 ペットボトルは使いまわす
   ( ペットボトル、フランス語では 
        bouteille en plastique  ブーテイユ オン プラスチック
     なんでもプラスチック のようです)
     
  良く洗い、大きなボトルからミネラル・ウオーター、または山の水
  (夫が富士山の湧水を汲んでくる)を入れて使う
  これはケチもありますが(笑)LLBean の水筒は重いし・・・

4 生ごみには、紙の袋を折って作ったものを使用、これは最近のことです
  うちは新聞を購読していないので、生協のちらしを使用

ちなみに、リサイクルは、 フランス語では、 reycler , recyclage   といいますが
先日、世界のトップニュース(BS土曜日)を見ていたら
英語では、ただリサイクルするのでなく、付加価値のついたものに再生することを
upcycle  というらしいです



まあ、わたしのしてることなど大したことはないです。でもみんながこれをすれば
かなりゴミは減ると思う

また、ゴミをポイ捨てしない。しかしゴミ箱が最近はないですね・・・


根本的には行政が、レジ袋などを使用できないようにすることが大切
もう、製造しない!それが一番です

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話は少し変わりますがいわゆる fast fashion も、ほぼ使い捨てです
(わたしみたいに、ユニクロのワンピースを3年も着ている人はいないだろー、あ、ユニクロばっかり
買ってません)

H&Mは売れ残った洋服を工場で焼却処分にしている・・・
あの、バーバーリーでも行われ!! スキャンダルになっているらしい

このニュースの映像はちょっと見つかりませんでしたので、ハフポストのフランス版を
リンクはっておきます


ZARA は、まだ進出していない国、アフリカのジンバブエでしたか、
なんでも1品2~3ユーロで輸出、現地では10~15ユーロで売っているとか
これはまだマシなほうですね(日本でもっと安く売ってほしいが・笑)

日本近海は特にプラスチックがおおいそうです
わたしたちはすでに、プラスチック入りアジ、プラスチックさんま
プラスチックかつお、を食べているのかも・・・


日本ってなんでかわらない?
原発もあんなに危険なのに、もう忘れてる
いい加減にしないと! 変わろうよ!

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毎日あついですね!
ほとんど日本中暑いようですが、世界でも異常に暑いところが多くなっているようです

フランス語では猛暑を caiucule カニキュル といいます
これは、ラテン語の canis  犬を意味することばから由来しており
シリウス星(Canicule) が太陽と同時刻に出たり入ったりする、7月22日~8月23日の期間を指し、つまり日本の土用のようなものです

  
フランスも例外ではなく、BFMTV を見たりすると(昨日、土曜日)
パリでは35度
南フランスでは40度のところも!

しかしリヨンなども暑いですが、夜も24度より下がらない、と深刻そうに言ってるところをみると
夜の気温は日本よりマシそうです


France2 のニュースで、世界各地の異常な暑さを放送しています
最後に日本も少しでてくるので
以下にリンクを

3日、金曜日のニュースです

surchauffe  sur la planète   暑すぎる地球
  surchauffer   chauffer は、熱する、温める
  sur  は、なんでも程度を超えること、いわゆる super です
  ( super man    →   surhomme )
  
まず、Swède   スウェーデン
  国の最高峰にある氷河が = glacière  グラシエール
  もうその名にふさわしくなくなっている
  この1か月で4m溶けてしまった。。。

Norvège  ノルウェー
 見たことのない光景が・・・
 カリブーが海岸にきて水浴び
 トナカイ = rennnes  レンヌ  は日陰を求めてトンネルのあたりをうろうろ

Swisse  スイス
 干ばつ =sécheresse   セシュレス の影響で山中の牛たちに
 ヘリコプターで水を運んでいます!

ヨーロッパ全体が真っ赤になって、高温を示しています

特にスペイン Espagne ではどこも40度~44度

そしてアジア、特に日本が暑い・・・と映像が出てきます
1か月の間に、119人が暑さのため死亡、50.000人が病院に運ばれた


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また昨日の映像では、スペイン、暑さに慣れているはずですが3人死亡
人っこひとりいない市街 住民は外に出ない
セヴィリアの様子をご覧ください

chaud   ショ  暑い
étouffant  エトゥファン   息が詰まる
  extrême  極端な


外に出ているのは、せっかく来たから、という観光客のみ・・・

夜でも気温は下がらず
  On ne quitte jamais son éventaille.  扇子が手放せません




この暑さ、いったいいつまで続くのでしょう

何か抜本的な対策、自動車の運転を控えるとか
クリーンエネルギーを大幅に増やすとか 考えないと
簡単ではありませんが。。。

来年は毎日40度??!!

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