フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2017年04月

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2日目は、尾道の町、坂道を散策しようとでかける

まずは、ロープウエイで千光寺に
(尾道に連泊はしない、荷物は乗り場で預かってくれる)

しかし、小雨の予報とはうらはらに雨足はだんだん強く!
尾道水道は雨にけむり、きのうバスで渡った橋も
かすかにしか見えない

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千光寺はとても小さなお寺で
坂にへばりつくように建っている

雨がひどく下るしかない感じ

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三重塔  とにかく必死にシャッターは押す


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小津の映画、「東京物語」にでてくるような瓦屋根の家
電車から見た感じでは、尾道駅に入る手前、浄土寺(夜ライトアップされていて
これがド派手でおどろいた)の方面に多いよう


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しかし、そんなことは言ってられないほどの土砂降りで
もうどんどん坂道を必死で降りました


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ちょっと気になった石畳をパチリ
しかし、工事のおじさんも撮れていたか・・・

出かける前に、夫が「東京物語」のDVDを借りてきて
わたしは、もう4,5回はみたからいいや、と思いましたが
つい、また見てしまいました

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これは映画の、ほぼ最後のカット
こういう感じで尾道水道を眺めてみたかったのですが
それはまたの機会に・・・  (テレビの画面を撮影したものです)


わたしの折り畳み傘が小さかったせいもあって、びしょ濡れ・・・

さいわい、線路を渡ると、アーケード街があり
暖かそうな珈琲店に入りました
おばさま方がワッフルをお召し上がりで大勢のお客が

私たちはココアを飲み、お昼の感じで、ピツア1個を注文

もうあきらめて
山陽本線で、岡山までは1時間半くらい、そこで乗り換えて
その夜泊まる、児島に




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これはどの駅だっけ、フランス語を書いた
白いきれいな電車が止まっていました
LA MER/ LA MONTAGNE/ LE CIEL
海 山 空

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La Malle de Bois  ラ・マル・ドゥ・ボワ
  木のスーツケース  というような意味
 この電車自体が大きなスーツケースのようなもの、というコンセプトらしい
  こんな電車に乗ってみるのも楽しいかも



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児島は、瀬戸大橋の起点
この先は四国の坂出市

これも雨にけむって、ホテルの部屋の窓からの絶景なのですが
すこしぼやけています(これ、わたしの撮影した実際の写真です)


2日目はこれで終わり

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「東京物語」から、ずっと尾道に憧れていましたが、 はじめはフランスで見ました。その度に違う感慨が
最初は、せっかく田舎から出てきた両親に、子供たちがひどいなと感じました
とくに杉村春子の娘が(それは、彼女のうまさなんだけど)

その次は日本で。
笠智衆と東山千栄子の二人が上京の準備で荷物を作っているところが
印象に残りました
わたしも両親にフランスに1か月来てもらったので、そのときはあんなふうに
どこに何を入れた、などと話していたのだろうと
(その当時尾道から東京まで15時間かかったとか、今ならパリに行ける)

そして今回は、最後に原節子が、笠智衆に、これから一人でどうなるのか
不安になることがある・・・と告白する場面、映画の最後です

自分が年齢を重ねて、親、子、との関係も変わっていく中
さまざまな見方ができ、本当に名作だと思います




ともかく、尾道に行きました。尾道水道は、向島がすぐ目の前で
運河のようでもあり、独特の趣が・・・ 素晴らしい!
(あまり良い写真がないのが残念・・・)


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少しまえ(3月末)のことになりますが
ずっと前から憧れていた、尾道、しまなみ海道に旅行しました
(しまなみ海道は尾道~今治)

ほぼお天気にも恵まれ、瀬戸内海を満喫
まずは、一日目

福山に停車する「のぞみ」に乗り、山陽本線に乗り換えて
尾道に
「東京物語」、林芙美子の「放浪記」であこがれが

尾道水道は、道路沿いに建物がかなり立ち
電車からはあまりよく見えなかった、これは少し残念
(トップの写真、いまではここにも橋ができて、向島に渡れます)

ホテルに着いて、翌日のお天気は小雨との予報
ではいまから島に行こう!
船着き場に行き、2時ごろのフェリーで(忙しい!)
井口島にむかいました

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船着場からの眺め 向島にも今はドックのほかに住宅が多くなっているよう
フェリーは80人乗り位で、もう帰りのひとが多く、のりこんだのは少数


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そとには出られないので、ここの写真はみなぼけて、水滴が写ってます・・・
40分くらいで到着、かなり早いです 地元の人の足にもなっているよう


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船着き場から歩いて、自転車をレンタルできる場所まで20分くらい
この橋の上にもサイクリングの人が見えました(わたしらはいかず)
(レンタルは1日1000円、ほかに保証金1000円、あとで返金されます)


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この島は平坦で初心者向きと夫が選んでくれました
もう時間もあまりないので(5時までに自転車を返却する必要ありで)
島を1周はできず、近くの「サンセットビーチ」まで、ふらふらと出発
自転車にのってるので写真はあまりないのですが
最高のお天気、歩道を自転車も共有していて安全です
(わたしは自転車には乗れるけど、街中で乗ったことがほとんどなし、
行く前に家の近くで少し練習しました、でもあまり自動車のこないところ)



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ここがサンセットビーチ、広々と気持ちよいです
千葉から来てるという男の子たち、広島ファンと言っていた


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帰りはバスに乗ることに
実は「しまなみ海道」というのは、島々を橋で結んだ道路のことで
橋をわたらないと行ったことにはならないよう?


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やっぱりこれを出しておきます^^




ところで乗ったのは路線バス
あちこち止まりますが、橋を通ることには変わりなく、そこは高速の感じ
もう少し早ければ夕焼けだったのに・・・6時のバス
それでも実際には美しい風景でした


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バスの窓から

尾道に入るところでは、反対方向に自動車がいっぱい!
通勤帰りなのでしょう。便利になったであろう島の生活
でも、車社会にはなってしまったんでしょうね・・・
尾道では、いったん山の上に行き、高校とか市民病院までいって
おりかえしました。土地がないのね・・・


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夕食は7時くらい、ホテルに聞いておいた料理屋に直接いってみる
人気で予約がとれないとかでしたが、ちょうどカウンターの席あり
お座敷はいっぱい(小さなお店)
カウンターも、じきに中国人のお客で満席に

これはお造り、とっても新鮮でヒラメ、タイ、イカなど美味
(タコはわたしはあるときからダメになってしまった)


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タイのかぶと煮  (少し食べてます)
このあたりでは、お砂糖はいれず、お酒、しょうゆのみであっさり
おいしいです(ただ、わたし海のそばで育ったので、メバルも食べたかった・・・)

このあとイカの小鉢(煮物、ゆずの皮とすごくマッチ)


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どれもおいしいので、調子にのって、アナゴ(尾道名物らしいです)のてんぷらも注文
絶品です(もう残ってないですが)野菜もとても美味

あとは、アサリのおつゆ、ごはん(炊き込みご飯があったのでー特別注文らしいー
ないかしら?といったんですが、白いご飯にタイのおつゆをかけて食べたらおいしいといわれた
(それもたしかにおいしかった^^)


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これがお店
海の幸を堪能しました

自転車はへたくそな私にできるのか?などありましたがお天気もよく暖かで
少しかじったくらいでしたが、気持ちよく大満足の一日でした

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