5回目のノミネートということですが
ファンとしては、一度はとって欲しく、
Wowowの中継を途中から見ました
去年の監督賞も受賞したメキシコの
イニャリトゥ監督は今年も監督賞を2年連続で受賞
作品賞は逃しましたが
主演のディカプリオは、この「蘇りし者」で
主演男優賞をやっと受賞しました!
まあ、いちファンの意見としては
「タイタニック」でも良かったし、
「デパーテッド」でも良いし
劇場では見ていませんが
スコセッシ監督の「アビエーター」はすごく良かったように思いました
(まあ、あれだけアメリカ航空業界の内幕を描いたら、あの映画自体無理かな
ちなみに、この間教育TVで性格の話=「心と脳の白熱教室」をみていたら
たまたま、この映画のモデル、ハワード・ヒューズの話がでてきて
彼は脅迫神経症を患っていたそうですが、ディカプリオはこれについて調べ
演じるうちに、自身も脅迫神経症になってしまい、セラピーが必要だったとか)
「華麗なるギャッツビー」も映画として悪くなかった。
受賞はやはりうれしそうで、感謝とともに
先住民のこと(この映画はせりふがほとんどないそうです
一部紹介されたところでは、先住民の言葉?を話していて英語の字幕が
ついていました)
また地球環境について、2015年は今までで一番暑い年で
撮影のために雪を求めて移動しなければならなかったこと
世界の指導者をはじめとしてこの問題を皆に訴える、とスピーチしました
スコセッシ監督でとって欲しかった気もしますが
(彼もなかなかとれなかった、ディカプリオは、もちろんスコセッシにも感謝の言葉を)
イニャリトゥ監督はこれからの巨匠で
「バベル」を少し遅れて劇場で見たときは、すごい!と思った覚えがあります。
(彼は受賞スピーチで、肌の色は関係ない、とされたのは良いと)
それから、技術賞か何かをもらった人が
同性愛者であることを公言しており
LGBTについても言及されていました
トランプとは別の、今のアメリカを少し見たような
気もしました
ディカプリオの素晴らしい演技(かどうかはまだ見られないのでわからないが→
なんて懐疑的な人なんだ・・・!)を
劇場で見てみたいものです
追記(3月7日)
昨夜ラジオを聞いていたら、たまたま Radio Sakamoto を放送していて
音楽は坂本龍一氏が担当したそうです。 雲が垂れ込めているような
感じの曲、といえばよいかな。
イニャリトゥ監督は、とても音に対する感覚の良い人、抜群の記憶力の
持ち主なのだそう。むしろ映像的でなく、音楽的と自身を評して
いたそうです。そういえば、「バードマン」はドラムがとても印象的
でしたね。 (J-WAVEのサイトでは全文でているんですね)
ノミネートされないとあまり話題にならないようですが、坂本氏も活躍されていて
よかった。
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