フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2014年12月

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少し遅くなってしまいましたが、Cheryl からクリスマスの写真が
とどきました
 
アメリカ、ヨーロッパなどではクリスマスが終われば
大晦日は新年を迎える、という意味でまた
réveillon ( 31日の夜のディナー)がありますが
開けてしまえばそれでおしまい、
日本のような三が日をお祝いする習慣はありません。
 
日本はこれからがお祝いなので
おめでたいことなら良いかな、とアップしますね。
それにステキな写真ですし
 
トップはツリーと
Cheryl の妹、Debra の家族
 
 
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これはパパです
元気そう!
 
メールの一部をご紹介しましょう
 
We had a really good day here Saturday! I'll attach a few pictures. Jaclyn was
feeling better, but we had to tell Dad that kissing and hugging were not allowed!
They all left around 4, so we (us, Mark, Jaclyn and David) had our Christmas after
they left. And then the kids all went out and I didn't have to fix dinner! 
 
 
土曜日にとっても楽しい日を過ごしました。写真をいくつか送ります。
ジャクリンは気分が良くなっていたけど
(ジャクリンさんは 長男 Mark さんの婚約者、風邪を引いてしまった。
二人ともコロラド在住) 
パパにはキスとハグは禁止といわなくちゃならなかったの!
みんな4時ごろには帰ったので、私たち(私たち夫婦、マークとジャクリンと
ディヴィッド=次男)は彼らが帰ってからクリスマスをしたの。
それから子供たち(息子たち)はみな出かけたので、夕食は作らなくてもよかったの!
 
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妹さんの家族
 
Cherylは背中(back というのは多分腰かと思います)が痛くて病院に通っていて
またインフルにもかかって大変だったよう。でもクリスマスには
しっかり家族を呼んで集まりをしたわけ。すごい。
 
 
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ママと Cheryl の旦那さんの Bill さん
 
クリスマスはプレゼントを用意するのが重要で
ビルさんたちは24日の朝にもでかけてまだ買い物に行ったとか
 
そういえばFrance2の放送で、今年も
24日に、 à la dernière minute    最後になって、ぎりぎりで
購入している人々の姿を紹介していました
 
日本だと、今はお店も開いてはいるものの
やはり今日、明日は最後の買い物に出る人が多いのでしょう
 
では、皆様どうぞ良いお年をお迎えください
 
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京都3日目は伏見稲荷
Le troisième jour, nous sommes allés à Fushi Inari.
 
20年以上前に、ソフィーが織物について講演に来たときに
一緒にいったっけ 京都で会って、大阪に住んでいた弟の家も訪れた
やはり秋だったので
紅葉は 哲学の道で楽しんだ
 
晴天で人出も多い
右に昇りがたっているが、これは
外国人人気ナンバーワン を示すもの
そういえばニューカレドニアのGeneviève も行きたいと言っていた
(原発のせいでもう来る気なし)
赤い鳥居は派手だし、山に昇れば運動になり
なによりも、ただ 無料、が魅力かなー
2時間は過ごせる
 
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御キツネさんと鳥居、ここにはいったいいくつづつあるのか??
Je me demande combien de Torii et de renards il y en a dans cette temple.
 
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御朱印を求めて並ぶひとたち
若い人が多い
Les gens qui voudraient avoir la calligraphie et le tampon.  Beaucoup de jeunes.
 
実はわたしも、Hanako に影響されて
大好きな二尊院で朱印帳を購入
ここが二か所目
 
 
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Senbon Torii ( un millier de Torii, des portes rouges )
いよいよ千本鳥居へ
ずっと登り
 
 
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道すがら、店もあったり、お参りする神社も3か所ある
 
 
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四辻 ここまで行けば展望が開け、京都市内を一望できる
 Yotsutsuji, qui ouvre une large vue sur la ville de Kyoto.
 
このあと、1ノ峰、2ノ峰、3ノ峰 と回れる
どうしようか・・・ 
立札をみると、1周(もちろん上るが)30分とあり
じゃあ、行くか
しかしちょっとキツかった
 
 
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途中でふりかえれば紅葉も
 
 
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3ノ峰  Sanno mine
みなさんお参りする
 
 
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2ノ峰   Nino mine
 
 
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小ぶりの鳥居が売られており、ここ神社の後ろに祈願してお供えしていく
 
 
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そして1ノ峰  Ichino mine
抜けるような青空だ
 
ところで御朱印は3つ目はここでいただけると
思い込んでいたわたし
聞いたら、通り過ぎてきたらしい・・・
ま、またの機会に
 
 
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下る よくいう 「膝が笑う」 状態に
On descend... dur pour les geneux.
 
 
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ねこまるが 屋根に・・・
わたしは猫好きではないが、ちょっと写したくなる
 
赤い鳥居もいい加減うんざり?したころ千本鳥居に戻った
ここは左手に見てスキップできる
混雑は避けられるし、よくできてます
 
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出てくると、もう縁日のにぎわい
まあ、お稲荷さんは商売繁盛など、現生の御利益をもとめるのだから
すべてあっけらかん、としている
 
 
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2時すぎでお腹がすいたので、お稲荷さんをいただく
ふつうに甘い味 ごはん少な目
(散らかってます、ごめんなさい)
Inari zushi ( sushi ), aliment référé du renard
 
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さかんにウヅラを焼いている
いつもは煙は苦手だが、この日はすごく元気で大丈夫だった
 
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1つ注文した。
おいしいけど、タレがみたらし団子のみたいにべとべとしてた
なのでその写真はとれず、焼いているものにしました・・・笑
 
さてお腹も満たされ
帰りは阪急で
Hanako 情報で、踏切の近く、玉宝堂で
キツネのお面のおせんべいが有名というが、もう売り切れで
べつのを買いました
 
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きつねの焼印がおしてあります
小麦粉と卵のやさしい味
 
 
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これはおみくじ入りのもの
そういえば、アメリカで中華屋にいくとフォーチュン・クッキーなるものが出てきます
その原型がこれなのか?
こちらは小麦粉、味噌などが原料
 
どちらも昔なつかしいようなほっとする味
おいしいです!
 
この日はお天気がまた怪しくなってきたので
京都国立美術館に(もう鳥獣戯画の展示は終わっていました)
新館が立派でしたが、展示は途中なのか少なかった・・・
 
夜は雨でホテルで夕食
サルヴァトーレのようにはいかないけれど
気楽な感じで良かった。みな親切です
 
                (3日目おわり)
 
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京都2日目、朝からあいにくの雨
でも午後は回復するとの予報
11時ごろ雨も上がり、さあ、出発!日が射してきて
それじゃあ、嵯峨野だ! と言う 夫
でも黒い雲もまだあるのですが、ともかく行こう
 
(Le 2e jour, après la pluie, on a visité Arashiyama. 
二日目、雨の後、嵐山を訪れました)
 
 
嵐電で嵐山駅
(嵐電ってどうしてあんなに派手な紫色にしたんでしょう。。。)
 
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駅も垂れ幕を華やかにしています
 
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竹林も秋のよそおい
(La forêt de bamboo a aussi une teinte d'automne.)
 
 
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落柿舎(芭蕉の高弟、去来の住居)のにぎわい
(今回は寄らず)
(Rakushisha, l'ancienne hutte d'un diciple de Basho, Kyorai, attire
du monde. )
 
 
いよいよ二尊院、でも入口のもみじはもうかなり散ってしまっていた
わー、残念、というと入口の人が、それでも趣はありますよ、と
それは正しかったのです・・・
 
(A Nison-in, que j'adore, les feuiles étaient déjà beaucoup tombées, mais il
gardait son ambiance.)
 
 
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石段のところ、散紅葉がこんなに
 
 
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門です
 
 
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定家記念碑
二尊院は言うまでもなく、小倉山の山すそにありますが、ここは
定家の選んだ、小倉百人一首の選定が行われたゆかりの地としても有名
 
 
 
この夏、なんとなくそのあたりを知りたくて、定家の「明月記」
を読みました。
もちろん、堀田善衛 の「定家明月記私抄」のほうです
 
定家は俊成卿の息子で、公家として、また「うた」の家を
家元のごとく継ぎ、発展させていかねばならないという定めのもとに
歌の道のほか出世にも心をくだき、後鳥羽天皇の栄華と凋落を目にし
平安時代とは、少しも平安ならざることがひしひしと伝わってきます
 
定家(1162-1241)は西行や清盛よりは年下、後鳥羽院よりは年上
新古今和歌集を選定、幽玄の美をきわめた歌人として知られています
 
 
 
(Teika fut poète officile du 13 siécle, au temps de l'Empéreur Gotoba.
C'est lui qui édita la célèbre anthologie du 100 poèmes Ogura, devenue un jeu de
cartes,  auquel on joue encore aujourd'hui à l'occasion de la nouvelle année.
Ogurayama ( le Mont Ogura ), derrière Nison-in, est considéré comme le lieu où il
fit la seléction, dans sa demeure d'été.à Sagano.)  以上の要約です
 
 
さて、彼が、嵯峨の山荘にいって、しばし疲れを癒した、との記述は
この抄のなかに 3度でてきます
 
裏手のお墓のなか、石段を上がっていくと
正面に法然の墓がありますが
そのまえに 表示あり
 
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ここが時雨亭あと、とのこと
細い雨に濡れたばかりの山の道を横にたどります
 
 
 
ところで、明月記抄は、読んでいくと小倉百人一首についての記述がないまま
終わってしまい・・・え??
とおもうのですが、最後のさいごに、
「定家出家の後は記述しないつもりであったが」、と断ってその後について少しだけ
触れて
(続、308ページ前後に)そのいきさつが書かれ、引用されています
 
「古来ノ人ノ歌各一首、天地天皇ヨリ以来、家隆、雅経ニ及ブ」
 
はあ、ほっとしました
 
 
百人一首はお正月に遊びましたが、
父親に覚えるようにいわれ、一歳年下の妹と楽しく競い、でも
小学生と幼稚園ではその差は歴然で、妹は熱をだしてしまった・・・
子供のころによく親にいわれたエピソードをなつかしく思い出します
皆様も子供のころ、あるいは中学校で国語の時間に覚えたのでは
ないかしら?
 
定家の歌をたくさん知っているかというとそうでもないかしら
ちなみに百人一首の歌は
 
来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩の身もこがれつつ
 
定家、面目躍如の恋の歌です
 
 
 
 
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京都の街が望めます
迎いの山も紅葉していて美しい
やっぱり ここじゃなかな、と思えます
 
(Vue sur la ville de Kyoto)
 
由緒ある二尊院は慈覚大師が9世紀に開山とのこと
 
天皇の墓も
 
 
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石塔の墓も趣があります
 
 
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降りてくると、もうモミジがしきりに、ざわざわと散っていました
思わずビデオに取り
それは載せられませんが・・・
 
 
 
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いろとりどりのモミジが・・・
 
 
 
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帰りの石段です ここ、よいですよねー
堂々としていて、懐が深いかんじです
午後の光が射しています
 
 
 
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近くの常寂光寺にも にぎわっています
 
 
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帰る途中の道
 
 
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御所のなかの小さなお社にもよりました
 
さて、夜はサルヴァトーレ・クオーモを1か月以上まえから予約
予約しておいてよかった・・・土曜日でしたし、すごく並んでいました
 
 
 
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アミューズ・グール グリーンオリーブはもう食べてしまった
 
 
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前菜のもりあわせ
ピツアの記事にノリをねりこんで揚げた、暖かいものもまじっています
 
 
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これをアップするのを忘れました
ピツア・ロマーナ
アンチョビ、オリーブなどはいって、私たち一番気に入りました!
お薦めです!
 
それから、京野菜とズワイガニのパスタを注文
これもおいしかったのですが、あまりに食べかけの画像なので
やめておきますね・・・
 
 
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京都駅ビルの中央、エスカレーターで降りていく
(クオーモは伊勢丹うえの11F)
クリスマスツリーがきれいです
 
 
           (京都2日目 おわり)
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11月28日から念願の京都紅葉狩りにいってきました。
3年来の予定がやっと実現
夫かわたしどちらかが風邪をひいたりでした
 
紅葉をめでる習慣は外国にはないようですが、
les feuilles rouges et jaunes      赤と黄色の葉
といえばわかるでしょう
 
 
空模様が心配でしたが、午後の日が射してきたので、さっそく東福寺へ
 
 
 
通天橋を見上げる、ものすごい人出です
ここまでは無料
一部は葉が散っていますね
 
 
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なかに入ります
 
 
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もう、いたるところモミジばかり!こーんなにあったっけ??
おととし5月末に行ったのですが
(モミジはフランスではあまり見ませんが
カエデの類は érable  エラーブル といいます)
 
なんでも昔は桜の木だったのが、浮かれてしまうので修業によくないと
全部切って、モミジに植え替えたそうです
(報道ステーションによる)
 
 
 
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散ったモミジも美しい
 
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これは偶然? おそらく誰かが並べたのでしょうね
 
 
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こんなふう
 
 
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それから市内にもどって鴨川べりで一休み
 
 
すきやきの三島亭に
予約しておきましたが、今回は人はあまりいなかった
 
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生け花が美しい  赤い実は 聞いたら サンシュウの木とか
 
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お肉は先に焼いてくれて、さあ、どうぞ、となり、例によってすぐにいただいてしまうので
とろけるようにおいしかった! でもしつこくない
これは野菜です・・・タマネギをへらして九条ネギを増やしてほしいな 笑
 
ぜいたくな一日でした
 
京都は街中がいろづいていて、ちょっと違った雰囲気でした
 
 
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これはでかける前に撮った部屋からの写真
通りの向こうは御所です
                      (1日目 おわり)
 
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