フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2014年10月

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近況を少し
 (cheryl のためにフランス語で説明を足しました)
先日、わたしの誕生日でした
フランス語では anniversaire  アニヴェルセール
厳密には an  1年ごとにやってくる記念日のことで
 
anniversaire de la naissance  誕生の記念日 
 
ですから
 
anniversaire de la mort      死の記念日、つまり命日
などと言うことができます
 
で、夫と二子玉川のイタリアンに
 
まずは、キール(ここでは発砲ワインとカシスのシロップ)
イタリアンでは違った名前でした
(キール・インペリアル、というのは白ワインとの混合)
ちょっと甘すぎたけどまずまず
J'ai pris un kir royal.
 
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まずは (例によって食べてありますが)
ジャガイモとサンマのテリーヌ
暖かく、おいしい
季節感のある一品
 Une terrine chaude avec des pommes de terre et du poisson Sanma ( similaire au maquereau )
 
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前菜つきのコースにしましたが、別に一皿
フレッシュ・ポルチーニのソテー
, Portini frais sautés, Treeees bon!
おいしいです
 
オリーブ油にも香がうつっておいしいので、パンをつけていただきました
それでもたくさん残って、もったいないけど(お店の人もそういう)
持って帰るわけにもいかず・・・
 
そのあと、マルゲリータピツアと
良く注文する、手長エビのアメリカンソースのパスタをふたりで分け
(写真なし)
 
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デザートは、プレートを飾ってもらいました
Buon compleanno  は もちろんイタリア語で ハッピーバースデー
 
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これがお店  この日は土曜日で人があふれていました
 
 
 
 
さてそれから   la vente    ラ ヴァント
 売却 を意味します
 
 
先週のこと   Cela se passait fin octobre.
フランスから帰って、なにしろフランスかぶれで
すぐに富士山麓に買った、山小屋を手放しました・・・
もうあまり行かないし
entretien     アントルチアン
維持     も大変で
 
セカンドハウスは フランス語では
maison de campagne   メゾン・ド・カンパーニュ
 
直訳すると 田舎の家 (田舎は、田園のイメージ)
 
幸い、夫と同様、陶芸をなさる方で、家具などもほとんど引き取って下さり
無駄にならなくて良かったと思っています
 
 
その前に、やっぱり食いしん坊な私たちは
 
 
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時間が少し早くて、中途半端だったので
インターを降りてすぐの
とらやさんで
みつ豆をたべました
おいしい! (ここのかき氷が大好物なんですが、夏に行かないとね)
 
(真ん中のはアイスではなくて、餡です)
 
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うえの左にあった寒天、はじめはきづかなかったけれど
富士山のカタチです!
 Au salon de thé Toraya, j'ai pris un Anmitus, avec de la jelée et de la pâte
de haricots.
C'était très bon!   Une pièce en jelée en forme de Mt. Fuji!
 
 
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中は広々と気持ちよいです
 
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あいにく富士はみえませんでしたが、ススキの原を通って
登っていきます
 
 
 
契約を終えたあと、もう鍵もわたしてしまったのですが
最近の写真、二人で撮ったものがないので
見に行きました
 
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ちいさな小屋です
真ん中の木はモミの木で
娘が幼稚園のときに植木でかったもの
5,60センチくらいでしたがこんなに大きく!
(下が刈ってあるのは電線に触れるから。イタリアの笠松みたい?カワイソウ)
木々がほんとうに大きくなりました
 
 
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前庭に温室を作り、夫が陶芸のアトリエにしていました
わたしは中2階のようになっているところで油絵など
マリア・カラスのCDなんかを聞いて
まわりの木々がガラス越しに見え、
ツリーハウスの気分でした
 
Une dernière vue à notre atelier.  Mon mari faisait de la poterie,
il y a une grosse four dedans.  Moi, je faisais de la peinture à l'huile,
au milieu d'arbres, à la mezzanine.
J'avais l'impression d'être dans une maison à arbres, a Tree House.
 
 
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この道はいまはシカの親子が朝晩通る、と夫のはなし
この時は会えなかった
 
 
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車にカメラをおいて セルフタイマーで撮影
山荘に さよなら、のつもりでわたしは手を振っています
喘息になってからは湿気がよくないので行けなかった
Adieu!    アデュー   さらば、わたしたちの山荘
 
これまでありがとう、という気分です
ちょっぴりお金が返ってきました
 
田舎暮らし、良いけど・・・
また機会があればしたいです
 
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さらにご質問ありがとうございます。
こちらに別記事とさせていただきます。
 
ご質問(前半)
 
映画パリ20区entre les mursで接続法半過去、fusseで、中学生が、そんな表現聞いたことがない、と言っていました、ふつうは使わないのですか。
 

お答え
 
そうですね、あまり使いません。
小説にはよく出てきます。
(ちなみに fusse  は  être の 接続法半過去 je の活用、  que je fusse  )
 
 
接続法は、現代のフランス語では、
現在、そして 過去 は よく使います。
 
簡単な例文で
 
1  Je suis content qu'il viennne.        vienne のところが接続法現在
 
  彼が来るのでうれしい。  (来るのが未来であっても、接続法は未来は
                  ありませんので、こう書きます)
 
2  Je suis content qu'il soit venu.         soit venu  のところが接続法過去
 
  彼が来たのでうれしい。
 
ふつうにはこの2つを使います。
 
 
 
fusse  など 接続法半過去 が出ててくるのは、時制の一致によります
 
Je ne savais pas qu'il fût là.     彼がいるのは知らなかった。(朝倉文法より)
                    (否定のためと思われますが、今では savoir の
                     否定文には接続法はつかいませんね)
 
接続法は一般的に従属節(que 以下)に現れるので
主節が過去の場合、時制の一致で、現在は(直説法)半過去になりますね
それは接続法でも同じことで、接続法半過去になります
 
しかし、これは煩雑なので、現在では避けるようになりました
朝倉文法によれば、「19世紀後半以来次第に用いられなくなった」
   とあります。
 
それで、不定詞などを用いていいかえます
 
Il faudrait que j'y allasse.   →      Il faudrait y aller.
 
行かなければならないだろう。  はじめのように話すひとはいません!
(ここでは条件法のため接続法になっています)
 
または、現在形を使っておく。
 
================
19世紀の小説を読めばたくさん出てきます。
ふつうは3人称が多い
現代の小説家でもよく使う人はいます。
わたしが好きで読んだのは たとえば Michel Tournier
こういう小説では、地の文は単純過去です
 
まあ、Tournier は少し古めかもしれませんが。
 
===============
 
それから、この映画は、パリ20区、いわゆる バンリュー banlieu
すれすれのところで、移民の家庭がほとんど、
親はフランス語の一言もしゃべらない人たちがほとんどです。
 
バルザックだったかの ディクテに学生たちは文句を言ってましたね。
 
ですから、多少はフランス語として特異な環境ですが、
一般のフランス人も使いはしません。
 
 
 Entre les murs      良い映画でしたね
 
ご質問の後半はまたこの次に・・・
 
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新たな質問もここに続けて書いてよいのでしょうか。よろしくお願いします。
 
はい、申し訳ありません。管理者でないかぎり
新しい記事は書けないので
 
こちらにうつします。

 
ご質問

A la prefecture de police テキストの48課のタイトルです。
   préfecture
Carte d’identite pour étrangers 受付の挿絵があって、その窓口の上の表示です。
Les Vincent emportent leurs cartes et quittent la salle où une foule nombreuse va et vient.
Ils traversent la cour carrée, dont la porte donne sur le Marché aux Fleurs.
(タイプミス、またアクサンはこちらでつけました。黄色のところです)

書類を受け取って部屋を出る。そのあとの文章の訳がわかりません。
彼らは花の市場へ通じているドア??のある正方形の中庭??を通る。
「dont」の先行詞は、正方形の中庭??で、それに付いているのがドア?ですか。市場への門??ですか。中庭というのも変で、ドアも変です
 
 
 
解答
 
まず、prefecture de police とは、パリ警視庁のことです(他の都市のものを指すこともあります)
 
où     関係代名詞で 場所をあらわします(英語では関係副詞という、where に
     あたります)
 
 ですので、
 その部屋では大勢の人々が行き来している。
 (大勢の人々が行き来している部屋をでた)
 
la cour carée というのは正方形の中庭です。  パリの伝統的な建物は四角形に    なっていて
   その中心には中庭があり、明り取りになっています。パリの航空写真 
   Google などをごらん下さい。
 
彼らは中庭を通り過ぎ、その(出口の)ドアは、花市場に面している。
 
イメージ 1
 
(サイトから拝借しました)
 
パリの警視庁のそばにあり、観光客なども訪れていますよ。
 
たしかに、庭にドアがついてはいません。 ですから、出口のところのドア、
普通は開いていると思います。
ニュアンスとしては、中庭を出ると、(ただし、出るときにはもう一度建物の中、というか反対側の建物をとおらなければ出られません)
花市場にが見える、という感じです。
 
dont の前に ,  virgule がありますね。ですので
  前から順に訳します。
 
それで、中庭を横切ると、(建物から出れば)花市場に通じている
 
という風になります。
 
フランソワ・トリュフォーの映画などをみますと、警視庁ほど大きな建物では
ありませんが、中庭がでてきて、concierge なんかと話しています。
 
はっきりとはわかりませんが、
Domicile Conjugale    などをみると出てきますよ。
 
 
 
(これでよろしいでしょうか。なお疑問があれば聞いて下さいね)
 
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イメージ 1
 
アメリカの友人、Cheryl から、Wisconsin 州に旅行したときの写真が
送られてきました。
 
メールの一部をご紹介
 
 
We had a wonderful time in Wisconsin!
わたしたちはとってもステキな時をウイスコンシンで過ごしました!
 
It was beautiful weather and it's far enough north that the trees had their fall colors.
お天気はすばらしく、十分に北なので木々が紅葉していました。
 
I'll attach a few pictures.
写真をいくつか添付します。
 
We went out for dinner Sunday evening and went to a place
日曜日の夜にディナーに行って、ある場所に行きましたが
 
that is really close (2m) to a summer cottage
そこは夏のコテージにとっても近く(2分)
 
where one of my cousins on Mom's side spends every summer.
そこでママの方のいとこたちが毎夏を過ごすんです。
 
Patti (my cousin) gave us directions and asked me to take some pictures for her.
パティ(わたしのいとこ)が方向を示して、自分のために写真をとってほしいと頼みました。
 
The original cabin was built by her husband's grandfather
もともとのキャビンは彼女のダンナさまのおじいさんが建てたもの
 
and the newer one was built by the grandfather and her husband's father.
そして新しいほうはそのおじいさんと彼女のダンナ様のお父さんが建てたんです。
(~によって建築されました)
 
They are just summer cottages....there is no heat! But it's beautiful there! 
これは夏のコテージなんです・・・暖房はないわ! でもとてもきれい!
 
(一応調べましたが、暖房は heating と辞書にあるけど、Cheryl は暖房のことを
言ってると思います。日常的に英語はもう話してないのでわかりませんけど、こういうのでしょう)
 
イメージ 2
 
湖の近くなんですね。
 
 
イメージ 3
 
紅葉がきれいですね
 
 
日本も今年は紅葉が早めかもしれません。
 
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