ご質問ありがとうございます。
コーヒーに関してのご質問、カフェとは若干違うので別記事にさせていただきます。
ご了承ください。
ご質問
パリのカフェのコーヒーは恐ろしく濃く苦くて口が曲がりそうと、新聞コラムにありました。そうなんですか。ビールを頼んだら、赤くて甘いのが出て来て、後でByrrhと言うリキュールだったとか。私の辞書には出ていません
解答
パリのカフェで、 コーヒー Un café s'il vous plaît! コーヒー1杯!
カフェ、といって 注文すると、デミタスの
express エクスプレス がでてきます
これは 日本にも今はお馴染み、エスプレッソ espresso というようですが
イタリア語です。
この記事を書いた方は エスプレッソを日本でも飲んだことがないのかしら??
フランスのはローストがきつい、というのかな
たしかに苦いです。
ちなみに、イタリアのコーヒーはおいしいです
日本のようなコーヒーを飲みたいときには
café crème カフェ・クレーム
と注文すれば、カフェオレがでてきますよ
Byrrh というのはわたしも知らないのですが
フランス語では biere ( de la bierre ) ビエール と発音
日本語の ビール に発音が似ているから?
でも、bi-ru とはちがいますが・・・
普通は、 un demi アン ドゥミ と注文します
生ビールです
demi は半分の意味、1リットルの半分、ですが、実際はそこまで量はありません。
pression プレッシオンと言って頼んでもよいです 生、という意味
瓶ビールも頼めますが
フランスは小さな瓶が多く
メーカーとしては Heineken ハイネケン、発音は アイヌケン のようになるの
で面喰います
(銘柄を○×○×・・・? といわれて選ばないといけないのでハードル高いです)
ほかに Tuborg とか 33 とか trente-trois
33 は父が好きでした。
パリに来てもらったときに
George 5 のカフェだったかで飲みました
他に行ったところでは置いてなかったのが残念です。
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Byrrh はなんだろう?
赤いのでよくあるのは Cinzano チンザノ、サンザノとか発音しますが
ちょっと調べてみよう。

グーグルしてWikiをみると(上が画像。 すごい飲んだくれの感じ??)
「ビール」はフランスの食前ワインで、チュイールで、1866年に創られた。
「ビール」の商標は1873年に登録された。
また、英語の Wikiでは
Byrrh is a wine-based apéritif made of red wine, mistelle, and quinine. Created in 1866, it was popular as a French apéritif.
赤ワインから作る食前酒で、ミステルとキニーネが入っている。
1866年に創られ、フランスの人気の食前酒である。
ミステルとはなんだろう?
キニーネは、マラリアにも効く植物で
シュエップス(甘い炭酸飲料)にも入っています
わたしはこれが大好き!なんですが、日本のサイダーとも違うんです
日本はキニーネが薬事法にひっかかるので
販売できないとか聞きました。
朝ごはんですので、今はここまで。
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では、ミステルについて
mistelle イタリア語では mistella
いわゆる Fortified Wine アルコール度を高めたワインに使用されるもので
ポートワイン、シェリー、マデイラ、ヴェルモットなどにも入っているそうですが、
これらも食前酒(また、そのベースとなるもの)ですので、同じ類のものと思われます。
で、ミステル自体は、アルコールを、発酵していない、または一部発酵した
クレープ・ジュースに加えて作るそうです。ぶどうジュースがそのまま発酵すれば
ワインになるわけですが、アルコールを加えることにより、発酵が止まり、甘いものになるそうです。(糖分がアルコールに変化するので)
よく知らないことを書いているので、なぜか英語ですが、Wiki の一部を
載せますね。
Mistelle[edit]
Mistelle (Italian: mistella; French: mistelle; Spanish, Portuguese, Galician and Catalan: mistela, from Latin mixtella/mixtvm "mix") is sometimes used as an ingredient in fortified wines, particularly Vermouth, Marsala and Sherry, though it is used mainly as a base for apéritifs such as the French Pineau des Charentes.[5] It is produced by adding alcohol to non-fermented or partially fermented grape juice.[6] The addition of alcohol stops the fermentation and, as a consequence Mistelle is sweeter than fully fermented grape juice in which the sugars turn to alcohol.[7
(スペイン産が有名らしく、フランス語のサイトはあまりみあたりません)
長くなりましたが、だいたい以上です。
記事については、「やらせ」っぽい?
パリで ビール、と言ったら、Byrrh が出てくるのかな??
けっこう英語つうじますけど、今は・・・
さらに長くすると・・・
わたしはお酒弱いですが、高級レストランではアペリティフ注文します
そのときは、キール kir (カシスのシロップを白ワインで割る)
はりこむときは、
kir royal キール・ロワイヤル シャンパンで割ったもの
おいしいです!
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