
(写真はルモンドから拝借、2000年)
今日はでかけていてニュースもろくに見ていませんでしたが
帰宅するとニュースで
伝説のロックバンド
Velvet Underground の
Lou Reed ルー・リードが亡くなったということです
BSで見ました
(今朝のBS France2 はいつもと放送の時間がずれていたようで
入っていませんでした)
そこでとりあえず ぐぐると、ルモンドに記事が
以下のサイト
ルー・リードはアメリカのロック歌手、
Velvet が解散したあとはソロで活躍
N.Y.の ジャンキーでバイな生活を歌っていますが
人生を感じさせるいくつかの素晴らしい歌詞と楽曲
政治的にも「ジョン・ケネディが死んだ日」ほかの
曲があります
記事を一部引用しましょう
Avec le Velvet Underground, il avait réinventé le rock 'n' roll,
ヴェルヴェット アンダーグラウンド で、彼はロックンロールに新しい価値を与えた
dix ans après Elvis Presley,
←プレスリーの10年後に
faisant hurler les guitares dans les galeries d'art,
アート・ギャラリーでギターを唸らせて
sous l'égide d'Andy Warhol.
←アンディ・ウオーホルの庇護のもとに
Il avait à peine 30 ans quand il est devenu la figure historique
彼が歴史的人物となったとき、まだ30そこそこだった
vers qui David Bowie se tournait pour inventer le rock décadent,
←デヴィド・ボウイがデカダンなロックを作り出そうと彼に目を向けたとき
avant que toutes les vagues successives du rock, du punk à la scène new-yorkaise contemporaine, se réclament de son patronage. Provocateur infatigable – prêt à embrasser aussi bien la cause de la peine de mort qu'à insulter les journalistes qui l'interrogeaient –, il n'avait jamais cessé de créer. Jusqu'à ce dimanche 27 octobre, date de la mort de Lou Reed, annoncée par le magazine américain Rolling Stone.
(あとは要約です) その後あらゆるロックの流れ、パンクから現代のニューヨークのロックまで、彼の影響を受けていると言っている。つねに挑発的であって
死刑反対を支持し、質問した記者を侮辱するなど・・・。
最後の日、10月27日まで創造をやめることはなかった。
ローリング・ストーン誌による
正直言って、ロックのファンになる以前は
クラシック、オペラのファンで あと追いでロックは聴きましたが
ルーは特別の存在
やはり「ワイルド・サイドを歩け」 Walk on the wild side
これを聞いて、その声、飛んでる歌詞など一気にはまりました
昔のアルバムはツタヤでレンタルし
ファンになってから出たのは、アメリカの作家
エドガー・アラン・ポーの詩を題材にした
Raven
(ちなみに、ポーは日本では「黒猫」などの探偵小説の作家として知られていますが
フランスでは、文学的に高く評価されており
Histoires Extraordinaires 「世にも不思議な物語」はボードレールが翻訳し
Raven 「大烏」の詩は、マラルメが訳しています)
その Raven のアルバムツアーに行きました
大烏の詩を、音楽にあわせて、ほぼ朗読するものです
もちろん、Velvet からの曲も演奏されました
ルーはギターもうまい
調べたら2003年、新宿厚生年金会館で
娘といっしょに
ルーのコンサートは、みんなで盛り上がって、手を振り上げるというのではなく
じっと聞き入るかんじ
というか、毒が回ってくるというか
すばらしかった
酔いしれて帰ってきたのを思い出します
フジロックにも来て、映像を見ましたが
なんか観客とあってないようでもありました
それに、この夏に Wowow の
ライブ・イン・プラハ で元気な姿をみたので
2012年7月のもの
Velvet から 最新アルバム、LULU までを含むものでした
今は亡き元大統領、ハベル氏に捧げる言葉ではじまったコンサート
だから、死去のニュースを聞いて、びっくり
あー、もう来てくれないのか・・・
残念です
若いときは他のロッカーのようにヤク中だったと思いますが
ここまで生き延びてるのは、もちろんヤクは絶って
毎日ジョギングなどで体を鍛えていたからです
Walk on the wild side は
上のルモンドの記事の右側にのっています
クリックすると
パリのオランピア劇場でのライブの様子が(1973年)
Dailymotion で見られます
きっと聞き覚えがあるでしょう
(追記 英語ではこちらのサイト
アルジャジーラ?? 英語です。音はこちらのほうが良いかも。ホワイトハウスでもうたった、というのは
クリントン大統領の時、親しかったと思います。えーとハベル氏もいたかな)
そういえば
退院したときに、元気を出すため?に
ネットでルーのTシャツをアメリカのサイトで買ったことも思い出しました
(笑ってしまいますが)
歌詞を集めた本も持ってました
Sweet Jane, Perfect Day, Monday Morning ..... すばらしい曲たち
いろんなのが入った、Animal Serenade がすぐ手元にあるので
今夜はこれを聞くとしましょう
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