フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2013年02月

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アメリカの友人、Cheryl が、息子の Markさん在住の シアトルの北に位置する
Olympic Park に家族で旅行しました、
 
その時の珍しい写真をご紹介しましょう。
 
トップは滞在したホテルの窓から。
 
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Mark さんとご主人のビルさん
Olympic National Park 内、ロッジの降雨計
年間の降雨量を示すトーテムポール
これは一月なので、まだ多くなく
昨年の総雨量は156’’
??少ない? 単位はインチなので
x 2、54=390、24センチ、とは、3902,4ミリと思われる
 
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だいたいこのような風景が広がっている
 
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mosses ans ferns  苔とシダ類が重なって成長している
 
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雨林中の滝 降っているのは雪だそう
 
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これは世界で一番高い、トウヒ  191’(フィート)  ん? それはいくらなんでも高すぎる・・・
 
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やはりお天気は雨がち
 
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幹が裂けて苔が生えています
ここからまたいろいろな植物が成長するという
 
mother trenk- provides a base for younger tree grouth
 
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ヤマナラシ aspen tree に 地衣類がついて、銀色になっているところもある
春の芽だしのようにみえますね。穏やかでこの写真すきです。
 
 
 
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これもオリンピック国立公園内の太平洋岸
荒れた海です
 
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生トリュフ!  お米の上においてあるようですね・・・
彼女はマーケットの探索もけっして忘れない^^
 
 
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Mt Rainier レニア山   クレーンが邪魔していますが
シアトルから望まれる
Cheryl はいつもこれが Mt Fuji  富士山に良く似ていると
日本を懐かしがってくれます
たしかに良く似ていますね
 
以前に飛行機からの写真も送ってもらいましたが
「宝永山」にあたる崩落がより大きいかんじでした
 
rain forest は tropical rain forest  と同じように辞書には、
シアトル周辺はもちろん熱帯ではなく、年間の降雨量が多いことから
こう呼ばれるのではないかと思います
 
追記
ここは temperate rainforest  温帯性の雨林とのことです。
北アメリカでもっとも特徴的とのこと。↓
 
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France2 SAM16  のニュース
 
 
40分のところ。後ろのほうです。
吹き出しは
 
Gastronomie: de nouveaux chefs venus du Japon  
 
美食:日本からきた新しいシェフたち
(5秒くらいは前の記事のシッポです)
 
たのしい映像をぜひごらん下さい!
(はじめの titres ーヘッドラインのところにも)
 
日本、とくに東京は 
nouvelle cuisine mondiale  世界のヌーヴェル・キュイジーヌ
 
の中心ですが、フランスでも日本人のシェフが働いています
 
1人目
もっともパリらしい古いパッサージュにある(Passage Geffroy です、わたしも大好きなところ)
2つ星のレストラン
なんと、料理人は全員日本人 toute l'équipe japonaise
 
シェフは シンジ サトー  10年フランスで修業しました ( formé )
coup de feu  → ピーク時、レストランの一番忙しいときでも
Tout le monde reste Zen   
 
みなゼンの境地  (まあ、フランス人は Zen と言うの好きですね・・・)
 
お料理は oigons aux truffes  トリュフ入りオニオン(たまねぎ)
 
ートリュフは日本にないでしょ?
ーNon!  もちろんありません
 
彼は田舎で貧しく育ったため、日本の田舎では手に入らないような材料で
お料理を作りたかった、とのこと
 
フランス語ではなしています
 
お客は、それほど日本人が作った料理とは感じないそう
excellent, très très bon    非常においしい  という意見
 
gérant (支配人)も大変満足
 
このように日本人は
travailleurs, perfectionnistes et créatifs
勤勉、完璧主義で創造的なので
 
あちこちで活躍しています
 
2人目は ヒロキ ヨシタケ
 
 
彼の料理は
du foie gras caramalisé accompagné d'une pâte de soja sucré
 
「カラメルをかぶせたフォアグラ、味噌ソース」
 
 
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上の説明はニュース内のもので、
foie gras caramelisé au miso
となっているよう
 
raisonnnable なお値段なので
フランスにしては量が少ない感じです
 
 
東京の甘味噌を使っているそうで
 
miso doux   ミゾ ドゥ (フランス人は みぞ と発音。 s が母音に挟まれると z の音になるから)
 
あちこちの大陸で修業してきましたが2年前からパリに
 
「お客がキッチンにきて、わたしの料理をほめてくれたり質問してくれるんです
ほかでは滅多にないことでした。それが気に入りました」
 
来てくれないときは自分客席に
その時はもちろんフランス語で
(このレストランはみなさん、床に座ってます!)
 
イメージ 2
 
 
 
Sola par Hiroki.Y   
ソラ というレストラン
すでにシェフであり、星を獲得しており ( étoilé )  まだ若い
すばらしい成功を収めるのではないかと期待されているそう
 
最後は日本でもおなじみの(わたしは食べたことまだありませんが)
 
アオキ
パリに20年、30人の人を使っていますイメージ 1
(画像はお店のチョコ、抹茶が特徴ですね)
 
もっと早く! と指示をだす(マカロンのクリームを入れている)
des pâtisseries artistiques, haut de gamme      芸術的で高級なお菓子
 
パリと日本のお店で販売
 
このあと、日本には gâteaux がない、と言っているのはどうして??とおもいますが
ともかく、フランスのお菓子のテクニック、歴史を日本にも、アジアの国にも伝えたいとのこと
 
そして世界一になりたい
これこそ、もっともフランス的なパティシエである
と結んでいます
 
すばらしい! このごろいろいろな分野で日本人が認められていますね
 
パリに行ったからといって、どれも味わえるとは限らないのですが
みるだけでも楽しい、そして頼もしいですね
 
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France2 Ven8 (本日分) 40分ごろから
 
Oeuvre d'art: quelle protections face au public ?  のタイトルをクリックして下さい。
(芸術作品: 観客に対してどんな保護策が?)
 
Louvre-Lens ルーブル・ランス分館
Lille の近くの Lens ランス に出来た、分館の目玉というべき
展示品、ドラクロアの傑作、「民衆を率いる自由の女神」が
閉館まじかに、ある女性によって汚されてしまいました。
 
フェルトペンで、AE911 と書かれた
これは 9・11 に関連するのではないか、との憶測が
しかし、動機、また犯人の精神状態  stabilité mentale
についてはまだよくわかっていません。
 
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RFI から拝借しました。去年12月の開館の時の写真、館長氏とドラクロアの絵
 
ひどい話です!
こういう行為を  vendalisme    ヴァンダリスム   芸術品、文化遺産などの破壊行為
といいます
 
イメージ 3
 
広々とした展示です
中央右奥に問題の絵が見えますね。
すぐ右はゴヤかな?
 
美術館では、盗難、美術品の展示状態については厳しく監視していますが
観客には近くで見られるようにと配慮しており、
こういったケースから守るのは非常にむつかしい、としています
(たしかに日本では昔はガラスの中だったりしてよく見えず不満でしたね)
 
唯一、守られているのは、「モナリザ」
 
infirmerie (医務室) と言っていますが
美術品を修復する部門ももちろん美術館にはあります
 
幸いなことに、破壊行為はめったにあるものではありませんが
2009年にはオルセーのモネの絵が、拳で破られてしまう事件が
また、レンブラントの「夜警」(アムステルダム)は洗剤をかけられてしまった
など、なくはありません。
 
でも、ご注意を!
美術品を修復する場合はプロに頼んで下さい! と
スペインの教会のキリスト像が、素人によって描きかえられてしまった
事件に触れています。
 
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まったくとんでもないことです。
 
でも、この分館のことは少し忘れていました・・・
パリからかなりの美術品が移動して展示されています。
美術館の建物は日本のSANNAが設計した
ガラスの多い美しいものなのです(トップの写真)
ただ、リールに行かないと、いくつかの作品は見られないということですよね・・・
 
 
イメージ 2
 
右の彫像は、ギリシャのアルカイック・スマイルをたたえた
戦士の像ではないか?
パリでは見られない・・・
 
地方活性化の事業なのでしょうが、
われわれ外国人にはちょっと迷惑かも
身勝手かもしれませんけど
 
追記: マーカーの文字は、ヴェルニ(油絵の完成後に塗るニス)の上に留まるものだったので
     問題なく消し取られたとのことです。まずは良かったですね。
 
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