フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2012年10月

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セリーヌから久しぶりにメール
Frappadingue  フラッパダング  というものに参加して
facebook に写真を載せたから見てね、という
 
なんか新兵の訓練みたいです
 
たずねてみたらお返事が
 
Voici le site de la FRAPPADINGUE (c'est le nom de la course lol)
これがフラッパダングのサイト(それがこの競争の名前なの・笑)
 
うは、ハードロックが鳴っていておそろしい
 
名前の由来はちょっとわかりませんが、
frapper    フラッペ  たたく
dingue     ダング    バカ
という意味はあります
 
バカをぶっ叩く??
 
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セリーヌが鉄条網をくぐっているところ!

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チューブに潜っていく・・・
 
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これは観戦中?
 
 
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どろどろ・・・
 
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わ、川のなかも・・・
 
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大勢の参加者が見えます
 
 
セリーヌのメールを引用しましょう

En fait c'est une course qui fait 12KM. On la fait en courant ou en marchant (nous on a principalement marché) il y a tout plein d'obstacles a surmonter: riviere a 7°c a traverser, des filets a monter, des tubes a traverser... On appelle ce type de parcours "parcours du combattant" (on a pas eu a se battre lol !!)
 
12キロの競技で、走ったり歩いたりしていくの、(わたしたちは主に歩いた)
たくさんの障害物があって、たとえば、水温7度の川を渡る、網を登る、チューブを潜り抜ける・・・
このタイプのものを「戦う者の行程」という(でも闘いはしなくて良いの)
 
parcours du combattant  パルクール・デュ・コンバッタン
 とは軍隊の障害レース、障害コースで行う訓練のことのようです
  やっぱり軍隊なんだ
 

J'y retourne l'année prochaine, ce qui est sympa, c'est l'entraide qu'il y a entre les participants, on s'encourage tous! Meme ceux qu'on ne connais pas!
 
また来年いくわ。これの良いのは、参加者がお互いに助け合うの、みんなで励ましあって
知らない人同士でもね!
 
entraide  オントレド   助け合い
 
 
 
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たしかに、あとのビール、美味しいことでしょう!
 
 
わたしなんか行ったら、すぐに落伍して死んでいそう
(このところアレルギー再発、倒れてました)
 
セリーヌは郵便配達人だから体力もないとね
それにしてもすごいです!
 
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先日、友人と、アンソールの展覧会にいってきました
新宿の損保美術館(11月11日まで)
アンソールはベルギーの画家(1860-1949)
フランドル絵画(レンブラント、ルーベンスを代表とする)の系譜のなかで
見て行こうというものです。
 
レンブラントの自画像を模写したもの、ルーベンスの小品
17世紀あたりから、また同時代の作品も展示されています
 
トップの写真は、この展覧会のポスターにもなっている
「陰謀」
仮面をまとった人々に囲まれる男性・・・どんな陰謀に巻き込まれていくのでしょう?
 
「写実と幻想の系譜」という視点ですが
レンブラントたちの写実に対して、
ブリューゲルの幻想的な(寓意的な)絵画
この両方の流れのなかにある、ということのよう
 
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こんな日常の風景を描いたものもあります
 
 
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こちらは購入したカードのため、画像が鮮明ではないのですが
当時の日本趣味、侍を描いたうちわなどが見られます
 
しかし、なんといってもアンソールといえば
ガイコツなども描かれた幻想、異様な場面が有名
 
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静物画ではありますが、左端に不思議な人物
 
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特徴的な赤(茶)、ブルー、黄色、白のうつくしい静物画
 
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ガイコツの頭をした自画像  「絵を描く骸骨」
 
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「首つり死体を奪いあう骸骨たち」   
これは以前、日本の別の展覧会で見ました
ガイコツは、中世からの danse macabre  死の舞踏との関連として
解説されていました
 
 
日本美術の影響で、鬼 のような キリスト像 という
 
 
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木彫の仁王さまのようでもある
 
 
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これはちらしの一部、トップの絵ですが、
よくみると赤い服の女性の肩には、髪のない日本人形が
また、奥の茶色の顔は山伏のようにも見えます
 
 
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これは当日は展示されていなかった(カタログには載っています)
ルーベンス風の自画像のある群衆の図
 
 
実は、アンソールを知ったのは、フランス19世紀の詩人、
ボードレールを勉強しているなかで、
「群衆」という散文詩(「パリの憂鬱」)との関連です
芸術家は世の中の思想、とまでいわなくとも
気分を敏感に感じ取って、人々に先立って表現するものです
 
一節を引用しましょう
 
「大勢の人波のなかに身を浸すのは誰にでもできるものではない。
群衆を楽しむにはそれなりの技がある。・・・
 
多数と孤独。活き活きと多くを生み出す詩人にとっては、このふたつの言葉は
同じ価値をもち・・・
 
詩人は思い通りに自分であったりまた別人であったりできるという
比類ない特権に恵まれている。肉体を探し求める、あのさ迷える魂のように
望むときにどんな人間のなかにもすべりこむ・・・ 」
(拙訳 大学書林語学文庫 をすこし改訳)
 
そんな大都市(19世紀の産物)の中での
人々のもつ孤独と一体感の感覚をアンソールも描いていると考えられます
 
日本ではあまりみる機会のない、アンソールの絵を
ご紹介しました
今月1日に行ったのですが、感謝デーとかで入場無料
かなりの観客が訪れていました
 
来月まで開催中、興味のある方はおいでになったらいかが?
小さ目の美術館で、常設のゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンの絵もみられます
 
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最近とんと便りのなかったセリーヌから
Colis (コリ)  小包がとどきました。
セリーヌ、ご存じない方は、パリのパサージュ、ルーアン・モンサンミシェルの項目を見てね
 
わたしの好きなビスケットがたくさん!
スーパーで売っているものですが、
どれもおいしい
 
 
春に京都に行った時にいろいろなお寺や神社で
何かお寺を表しているものを買ってきてねといわれ
天龍寺のお守り poote-bonheur (ポルトーボヌール) 
八咫烏の絵馬、般若心経のてぬぐい、比叡山のお数珠、など
送ってあげました。
 
お返しに何が良い?  ビスケット
2か月くらいして、
まだ送ってないけど、箱に空きがあるから
何が良い?  モノプリの1ユーロのエコバッグ
 
それからまた2か月くらい
今日プレゼントが!
そういえば、わたしもうじき誕生日です
 
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わたしがいつも読んでいた(いまは定期購読していません。なんでもユーロに
なったら値上がりしました・・・)
Nouvel Observateur ヌーヴェル・オプス  週刊誌
 
それに!
 
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ロンシャンのポシェット
てのひらサイズのかわいいものです
モノプリで良いのに・・・
 
ちょうど口紅など入れるものが欲しかったので
さっそくリップ、目薬などもいれました
 
C'est trop gentil!!!    セ トロ ジャンティ   なんて親切
 
今夜はオプスを読みながらビスケット食べよう~♪
 
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