フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2012年09月

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娘と2人の箱根旅行2日目、良いお天気で、芦ノ湖方面に出かけようかと
おもいましたが、
強羅まで行って、ケーブル、ロープウエイ、遊覧船、バスと乗り継いで・・・
でも・・・忙しそうだしお金もかかる・・・
怠けるほうを選択
 
歩いて10分とかからない日帰り温泉に行くことに
富士屋ホテルは、温泉が小さく、プールはありますが
露天風呂もない。これが残念なところ
それで調べておきました
 
ちなみに、フランス語で温泉は
station thermale   スタシオン テルマル   温泉地
 
上の写真はいくつかある露天風呂のひとつ
 
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温泉に浸かって見上げるとこんな感じ・・・気持ち良い~♪
温泉で写真?? それは、12時くらいで、だーれもいません
貸切なのです!!
 
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それぞれ一人づつ入るとちょうど良いくらいの大きさ
陶器、木材で材質が違います
 
1時間くらいして上がってくると、ちらほらお客がきはじめました
なんてラッキー
さらにマッサージチェアも無料で独占
 
ふらふらと駅のほうに向かいます
 
お昼を食べるところもあまりなさそうで、
サンドイッチなどあるカフェに
ギャラリーもあります
 
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横の坂道を人が駅に向かって登っていきますね
 
テーブルの前にはかわいい盆栽
ほかにもたくさんあって販売されていました
 
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まったりとして店をでると、隣はアジ丼などの食堂があった。ちょっと後悔?
 
ともかく登山鉄道に乗ります
 
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じきに入ってきました
かわいい電車
 
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この日はスイッチバックを車内放送で詳しく説明してくれました
 
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これは運転席、進行方向です
ところが、スイッチバックするときは、車掌さんといれかわって
運転手さんは反対側の先頭にいきます
 
当たり前か
電車がバックで走っているわけではないのですね
箱根湯本までは3回スイッチバックします
 
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運転席の上にあったプレート
スイスと日本の国旗、そびえる峰々
Bernina  と書いてある
 
娘がi-phone でさっそく調べたら、スイスの世界遺産になっている
絶景を走る鉄道のよう
箱根との関係は書いてないらしい
 
で、写真が突然これで終わっています
湯本についたらロマンスカーがちょうど来たのでこれにのって
町田でおりたらいつもの電車 旅行気分はここで終了
 
この登山電車もそうですが、江ノ電、世田谷線など
レトロな電車が一生懸命、けなげに(と思える)走っているのは
なにか惹かれます
 
まとまり悪いのでホテルの部屋から撮影した
かすかな登山電車でおしまい
 
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左に少しだけ赤い車両がみえるでしょ?
 
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今週の日曜、娘と2人で箱根に行ってきました。
日曜日はあいにくの雨。
 
ご存じ富士屋ホテル。宮ノ下
上の写真は建物群で2番目に古い 花御殿 (1936年)
(もちろんここには泊まりませんいや、泊まれないです)
 
友人が彼女のお母さんと時々行っているので
それに倣って。ロマンスカーと登山鉄道で行けるので便利です。
 
部屋は広めのをとったら、広すぎた・・・
 
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ドアと反対側の窓の外を登山鉄道が走っていきます。
急に鉄ちゃんになった?わたし、音が聞こえると撮影しようと
しても、フラッシュの時間差でうまく撮れず・・・
 
夕食は近くのお寿司屋さんを友人に勧められていましたが、
行ってみたらあいにく10月2日までお休み・・・
 
早めに行くのよ、混むから、といわれていて、まだ6時前、ほかは開いていません
近くにレストランはほとんどなくて
ホテルのすぐ近くの韓国料理屋さんに。ここもまだ、
で、ロビーで休んで6時少しまえに行くと、御馳走がならんでいます!
予約なのだ・・・
でも、頼んだらOKとのこと
良かった!夕ご飯、食べそこなうところだった
 
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例によってほとんと残っていませんが、
サムゲタンと春雨の甘い炒め物
おいしい! 韓国料理は辛いとばかり思っていました
参鶏湯はふんわり香草が香って、やさしい味です
 
そういえば、昔、下宿の隣の部屋の留学生、崔さんが作ってくれました
朝鮮人参入れすぎで、しかも食べなさい、体にいいから、
すごく苦かった・・・
 
 
これは翌日撮ったレストランの写真
 
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ちょうど外国人の人たちがリュックを背負って同じように
5,6人歩いていって面白かったのですが・・・
後尾のみ写ってます
 
さて、翌日は上天気!
朝食はレトロなダイニングでいただきます
 
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和洋折衷と言う感じではありますが、考えてみれば、ありえないような取り合わせ
天井の感じはお寺などにはありますね。そこに御簾
娘によれば、「これは外国人の想像する日本風だ」
なるほど、彫り物がたくさん柱などに施されていますが、ドラゴンなど中国風な感じもあり
 
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フルーツの入ったヨーグルト・ソースのサラダ               富士屋ホテル風フレンチ・トースト
甘くて                                          富士山のかたちか?カリっとしています
おいしいです   
 
ちなみに
フランスに住んでいたとき
フレンチ・トーストにはお目にかからなかったのですが、Cherylがいうには
pain perdu  パン ペルデュ   家庭の味のよう
 
 
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大変良いお天気、お庭を散歩
 
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御池にあったのは、クレソンのよう
口には入れませんでしたが、ちぎってみるとたしかにクレソンの香り
これは誰も食べないのか、もったいない?
 
のんびりしてるとすぐに11時、チェックアウト
 
これからどうしようかな・・・(続く)
 
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(写真はExpresse のサイトから拝借  かわいそう。。。)
 
Études sur les OGM; vers leur intertiction en France
 
France2 放送 JEU20
 
 
タイトルのすぐあと、トップニュースです
(時間表示のバーが竹の節のようになっていて、ポイントするとそれぞれのタイトルが現れます)
 
OGM=organisme génétiquement modifié  
このまま、オージェエムと読みます。
 
一応説明しますと
orgamisme  有機体、 生物 オルガニスム
génétiquement   遺伝子(学)的に   ジェネティクモン
modifié   - modifier   変化させられた   モディフィエ
 
いわゆる、遺伝子組み換えの作物(生物)を指します
2年間、ラットに遺伝子組み換えの maìs  マイス、とうもろこしを与えて実験しました
与えないものに比べて、腫瘍ができたものが発生、
また死亡率も2~3倍に上昇したとのこと。
 
このフランス研究者のテストをもとに、エロー首相はEUに
遺伝子組み換えの作物を禁止することを提訴する考えがあることを即刻発表
 
EUでは許可されているので、研究者の間での論争が起こりそうです
実験をした学者はもともと反対論者である、などという人も
 
人間にもこのような悪影響があれば大変なことです
 
ちなみに、フランスではOGMの作物は、おもに、とうもろこし、大豆、
それぞれ家畜の餌であり、いろいろな食品に含まれています
 
今日のニュースでは、続きのレポートがあり、
フランスでは9%?以上製品に含んでいる場合は表示の義務があるとか
ネットでは著作権の関係で、VEN21のニュースはみられないようです
 
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(この記事、なぜか全体がアップされません・・・容量の問題かしら)
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デジャビュ (あるいはデジャブとも)
もともとフランス語で、
déjâ-vu déjâ は、すでに、という意味
        vu  見ること
 
既視体験 、つまりはじめての出来事なのに、もうすでに
体験したことのように感じること。
 
皆様はどうですか?
最近のルモンドにちょっと興味深い記事が
 
Déja-vu, quand le présent est le souvenir
デジャビュ、 現在が思い出であるとき
 
23歳の青年、フィリップは、ロンドンオリンピックの会場へと急いでいて、なんとか
試合に間に合うよう急いでいました。
地下鉄を出ると、美人のボランティアが会場方向指示し
大柄な男性が、メガホンで、オリンピック観戦を呼びかけている・・・
突然、この情景はすでに経験したものだ、という感覚にとりつかれた。
このような デジャビュは、若者(le jeune adulte ) に多くあらわれ、
40歳以降は少ないという
また疲労(fatigue ) と ストレス (stresse)が関与している

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翌日(9月3日)は上天気!
とくに予定なく、追分方面にむかう
コスモスなどの花が色鮮やかです
 
ナビに、「堀辰夫文学記念館」とあらわれる
ここだけはネットで見ていました
じゃあ、行ってみよう!
 
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ここから入っていきますが、これは追分本陣の裏門
右側にあるうす茶色の看板が、堀辰夫文学館のもの
 
 
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これが作家終焉の地
軽井沢など何か所か別荘を移り住みましたが
ここ追分の油屋(文学者が集まった宿)のむかえに居をかまえました
前にあるのは藤棚
帰って、さっそく i-pad でいくつか作品をDL みてみました
「美しい村」にも藤やバラなど花の咲き乱れる描写が・・・
お気に入りの花
 
 
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この建物の内部を写してみました
軽井沢彫りの家具
先日ちょうど「美の壺」で、軽井沢をしていましたが
西洋人の注文で地元の技術を活かして(日光彫のようなもの)
和洋折衷的な家具が流行したとか
 
 
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これは書庫です
病に倒れた辰夫が使うことはなかった
 
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書庫と住まい
ゆったりとしていますね
 
 
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入口側にある、辰夫の死後、夫人が建てたもの
写真とともに年賦、愛用の色エンピツ、原稿、初版本?、愛読書などを展示しています
 
 
 
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中学生のころ、むやみに本を読んでいましたが
堀辰夫はそのころの好きな作家のひとり、ま、ファンでした
いまではちょっと甘たらしい感じもしなくはないけれど
昔はそこが良かった
 
「風立ちぬ」は、 フランスの詩人、Paul Valéry  ポール・ヴァレリーの詩
Le cimetière marin  海辺の墓地   の一節です
 
Le vent se lève, il faut tenter de vivre !   風たちぬ、いざ生きめやも
 
国文科ですが、フランス文学に造形が深く
プルーストも好きな作家のようなのは、i-pad で(青空文庫)
「プルウストの文体について」というものを読んでいました。
 
「わたし」が台所にあるアスパラガスを
みている、その描写を訳しているのですが
まちがいもあるだろうとことわりながら
なるほど、魅力的な訳になっていました
こういう人のおつむは常人とはやはり違います
 
で、ガリマール版のProust 、 Sodome et Gomorre 
が展示されていたのは何となくうれしかった
 
プルーストの文は「へたくそ」とか言ってますが、
たしかに明晰を誇るフランス文学にあって
錯綜した従属節の押し寄せてくる文章です
 
でも、辰夫の文章もけっこう長くて
~だけど、~かもしれない・・・
などと続くのは、あるいは影響があるのかも知れないと思いました
 
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ちょっと脱線しました
 
油屋さん
 
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2棟の建物があり、こちらはギャラリーになっています
陶芸作家が展示していました。おもしろかった
夫はちょっと話しこんでました
 
現在はこの右にある建物が宿ですが、素泊まりのみだそう
 
 
高原を走る
 
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良いお天気
リンゴも色づきはじめている
 
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稲も実っている
 
そのあとどこに行こうか?
そうだ、千曲川を見たいな!
ナビに「千曲川」と入れたのが運のつき
 
どうもあっちのほうらしい、とはおもうけれど
行けどもいけども・・・
紙の地図を見て、あ、もう少し、と思うと
「右方向です・・・」
千曲川に沿って走らされていたらしい
 
仕方なく、目標を小諸の古城跡に設定
そうすると、藤村の世界です
 
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懐古園、という城址の中、藤村記念館がありました
 
小諸なる古城のほとり
雲白く遊子かなしむ
 
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これが「千曲川旅情の歌」記念碑
 
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千曲川は中央に少し見えます
ダムができているよう
 
絵のようにくねくねと流れる千曲川を見ようというわたしの想像は
見事に打ち砕かれましたが
藤村の詩も好きだったので懐かしい
 
駐車場の横で売っていた、トマト、いんげんなどを買って帰宅
 
長野は近いな。また行きたい。
 
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