フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2011年02月

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一行日記。お休みしていましたが、なるべく一行、単語対応訳つきで復活します。
 
よろしくどうぞ。
 
Je suis allée voir une exposition d'orchidées dans un stade de baseball, (Tokyo Dome) avec une amie.  Les fleurs étaient belles mais il y avait trop de monde.
 
東京ドーム(野球場)に欄の展覧会を見に行った。花々は美しかったが、人が多すぎた。
 
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Je suis allée     voir
わたしは行った  見に
une exposition d'orchidées
展覧会    の  らん (らんの展覧会)
dans un stade     de   baseball, (Tokyo Dome)
で   スタジアム  の  野球 (野球のスタジアム)
 avec une amie. 
~と  友人(一人、女性)
 Les fleurs      étaient    belles
それらの  花は   だった   きれい
 
mais   il y avait     trop de      monde.
 でも    ~がいた   あまりに多くの  人
 
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巨大な岩に咲いているような展示も。
 
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ルネさんのショート・ストーリー
 
訳をつけます。(訳をみないでまず読みたい方はこの前の記事を見てください)
 
A cinq heures, lorsque j’émergeais d’une torpeur entre sommeil et réveil, je me mis à chercher ma prothèse encéphalique car je porte un cerveau artificiel. J’étais persuadé de l’avoir posée sur ma table de nuit, mais elle n’était pas là... , je la pose toujours au même endroit.
 
5時に、眠りと覚醒のあいだの呆然自失とした状態からぬけだし、僕は自分の義脳を探し始めた。というのも僕は人工の脳を装着しているから。たしかにナイトテーブルの上においておいたはずなのだが、そこにはなかった・・・いつも同じところに置いておくのに。
 
je me mis à - se mettre à   ~し始める
prothèse -  人口の 義(足)など体の一部として装着するもの
encéphalique -  脳の
j'étais persuadé - ~と確信していた
 
(「義脳」、という言葉はありませんが、はじめから「人工の」とするとあとの言葉と重なってしまうので、こうしました。一番普通にあるのは、prothèse dentaire  義歯 ですか)
 

Subitement, j’entendis quelque chose à l’étage. Quelqu’un se levait. Il avançait vers le couloir. Une première marche craqua. Une seconde. Une troisième... Il se dirigeait maintenant vers la cuisine... Il ouvrit le tiroir à couteaux... Et étrangla le coeur d’artichaut.
 
突然、上の階で物音が聞こえた。誰かが立ち上がった。廊下のほうに進んでくる。階段の最初の一段がきしんだ。二段目。三段目・・・。いまや台所に向かっていた。刃物の引き出しを開けた。そして、ぎゅっと締め付けた、心臓を・・・アルティショの。
 
entendis - entendre の単純過去  聞こえる
se levait-  se lever の半過去  立ち上がる
avançait -  avancer の 半過去   進む、歩いていく
craqua- craquer  の単純過去  きしむ
ouvrit - ouvrir  同上   あける
étrangla - étrangler 同上  締め付ける(絞殺する)
 
というわけで、殺人事件?と思ったのが実は アルテイショ(=アーティーチョーク)という野菜。野菜の芯=coeur というので、心臓=coeur とかけているわけです。
 
 
 
キャベツの芯 なども、coeur , un coeur de chou といいますね。
 
 
ちなみに、アルティショは この coeur が一番おいしいところです^^
 
(考えてみるとつっこみどころもなくはない?)
 
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メル友ルネさんは、小説も書いていますが、ときどき短いストーリーを書いて送ってくれます。
ミステリー??・・・オチがありますので、訳はまだとし、注をつけておきますね。
 
A cinq heures, lorsque j’émergeais d’une torpeur entre sommeil et réveil, je me mis à chercher ma prothèse encéphalique car je porte un cerveau artificiel. J’étais persuadé de l’avoir posée sur ma table de nuit, mais elle n’était pas là... , je la pose toujours au même endroit.
 
je me mis à - se mettre à   ~し始める
prothèse -  人口の 義(足)など体の一部として装着するもの
encéphalique -  脳の
j'étais persuadé - ~と確信していた
 

Subitement, j’entendis quelque chose à l’étage. Quelqu’un se levait. Il avançait vers le couloir. Une première marche craqua. Une seconde. Une troisième... Il se dirigeait maintenant vers la cuisine... Il ouvrit le tiroir à couteaux... Et étrangla le coeur d’artichaut.
 
entendis - entendre の単純過去  聞こえる
se levait-  se lever の半過去  立ち上がる
avançait -  avancer の 半過去   進む、歩いていく
craqua- craquer  の単純過去  きしむ
ouvrit - ouvrir  同上   あける
étrangla - étrangler 同上  (これは調べて!)
 
*単純過去は 日常的な文で 複合過去と同じ 用法です。。動作、出来事をあらわす。
 活用は三人称がほとんどなので 見ているうちになんとなくわかってきますよ。
 (古典的な小説に使われる。今でも使います)
 半過去は、日常的な文、物語(ストーリー)でも同じように使い、状況を説明します。
 ここの中級文法の少しまえ、~していた の項目を参考にしてください。
 
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アメリカの友人(host sister)のCherylはただ今パリを旅行中。
雨が多く、寒いそうです。「コートは必要ない?」というので、「まだ2月だし、絶対に必要よ!」といったのですが軽い上着ででかけ(そのころパリはわりに暖かく)やはり寒くて、新しいコートを買ったそう。
ほらごらん!Je te l'avais bien dit !
でもパリでショっピングするのも悪くないですね。
 
きのうはSalon de l'Agriculture(農業見本市)に行ったとか。いろいろ試食ができたそう。i-télé を見たら、ワインの品評会をしていました。
Cherylがフランスに行ってからは、フランス語でメールをやり取りしています。
で、簡単なところを。
 
Une fois a St Paul, j'ai fait des courses et j'ai achete une tarte aux epinards et au chevre et une tarte aux framboises chez la petite patisserie tout pres de la station de metro. Voila mon diner!
 
サン・ポール(彼女はここに宿泊している)に着いたら、買い物をして、ほうれん草と山羊(のチーズ)のタルトとラズベリーのタルトを地下鉄の駅のすぐ近くの小さなお菓子屋で買ったの。これがわたしの夕食よ!
 
英語とフランス語の違いでしょう。フランス人だと tarte は繰り返したくない、ということで、une autre aux framboises などと言うかと。
はじめの une fois も、フランス人なら en arrivant ~と書くことが多いかな。
 
この文を細かく意味をつけてみることに。(上の訳のみでOKという方はスルーしてくださいね)
 
Une fois       à   St Paul,
~着いたら      に   サンポール
j'ai fait   des courses
~した     買い物
et     j'ai acheté   une   tarte    aux epinards et au chèvre
そして   買った    ひとつ   タルト   ほうれん草と山羊(のチーズ)入りの
 
 et       une tarte    aux framboises
そして               フランボワーズ(ラズベリー)入りの
chez       la petite   patisserie
~の店で    (その) 小さな   お菓子屋
tout    près  de    la station de métro.
とても   近く の      メトロの駅  (=メトロの駅のすぐ近くの)
Voilà       mon        diner!
ほらこれが   わたしの    ディナー
 
ここにはアクサン記号をつけておきました。つづりはこちらが正しい。
(メールにアクサンをつけると文字化けする)
la petite patisserie が la になっているのは、そこら辺にはこれしかないからでしょう。
 
ふー。
(実は昨日イタリア語文法の本を買いました。簡単ですが、文法は一応すべて載っている。すると、訳とともにこんな風に説明してあり、第二、第三外国語として勉強するには便利!と思ったのでアイデアを拝借。ふりがなもついていましたが、それはまた次回もっと短い文で)
 
これはお役に立つかしら?ご意見をおきかせ下さい。
 
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ベルギーには現在、政府というものが存在しない。
 
と言ったら皆さんは驚かれるでしょう。
でも、そうなんです。
 
ベルギーはフランスに隣接する国で日本にもおなじみです。
フラマン語(オランダ語系)を使用する北部と、
フランス語使用の南部(Wallon=ワロン)は二言語併用で暮らしてきました。
(併用といっても、実際に両言語を話す人はそうはいない)
ところが、フラマン系の人々が分離独立!運動を起こして揉めにもめ、内閣は総辞職。それ以来新政府を形成できなくなっています。
 
このニュースはベルギーの危機として度々報道されていましたが・・・ついに「無政府」期間がイラクをも越えてしまった、というものです。
 
La Révolution de la frite en Belgique
ベルギーの「フライドポテト革命」
frite(s) - フリット というのは、マックでも売っているようなもの。
(フランスが本家。アメリカ人は French fried potatoes という。)
 
Un record mondial pour la Belgique. Celui du pays qui a passé le plus de jours sans gouvernement. 249 jours précisément. La Belgique détrône l'Irak. La "révolution de la frite" a été célébré avec humour et ironie
 
ベルギーが世界記録を樹立。その記録とは国に政府(内閣)がないままにすぎた日数。正確には249日間。ベルギーはイラクを抜いた。「フライドポテト革命」はユーモアと皮肉で祝われた(人々は~祝った)
celui- record mondial -世界記録を指す
précisémentー正確に
détrôner -王者の座を奪う=首位の座を奪う→~にとってかわる
 
 
 
ビデオは
 
この事態に耐え切れなくなった若者たちが広場に集合。
みんなで服を脱いでいるのは、わたしたちみんな、フラマンでもワロンでも中はなにも変わらない、ということを示すためだそう。
 
最後に フリットを無料で配り、この不名誉な記録を「お祝い」している。
 
(この放送はFrance2とは少し違っていて、France3のもののよう。
女性が、デモ行進をして、「政府が必要よ!」と言っています。それぞれの地域の大学生が主導している。)
 
政府がなければいろいろな政策も実行できません。早く議会を再開してくれ、ということでしょう。 
とはいえ、ベルギーは経済的には良好とか。実際には年度内はなんとか大丈夫なのか。
 
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