ノルマンディーから帰った翌日。わたしは休んだかな、と思いきや、朝から娘と二人で出かけたのでした!
なにしろ5日間しか滞在できない娘。しかも5日目の夜は飛行機に乗る。
でも、いろいろ見なくちゃ、と気を揉んでいるのはむしろ親のほう。彼女には彼女のペースがある。
朝を簡単にすませ、娘の行きたいところは
ラデュレ! Ladurée
今流行のマカロン屋さん。
Rue Bonaparte だったと思う。近いけれど、わたしが疲れるといけないというので、メトロに一駅だけ乗る。歩いてすぐ。残念ながら、建物の外壁は工事中。
中に入るととっても優雅。外国人ばかり・・・。

中国風の装飾。
左に写っているのも同胞のようですが、わたしらではありません。

クロワッサンとマカロンの4個セット、café noisette (おいしい!) café au lait を注文。
マカロンは、おいしいけれど、わたしはチョコレート派かな。
娘はとても気に入って、箱入りを買い求める。店員さんは日本人だった。garçon もとても感じが良い。
そこでゆっくりしていたら、もう11時過ぎ。これを言ったので、
せっかくゆったりしていたのに!
娘の怒りは頂点に。
それなら、あちこち行ってやろうじゃないの!
セーヌ方向に Beaux-Arts (国立美術学校)まで歩き、Vélib を見つける。
これは、いまやご存知の方も多いと思うが、登録をして、自転車をレンタルする。
30分1ユーロ。この手続きが以外と面倒。クレジット・カードが必要。

ずうっと並んでいる、ヴェリブ。Vélo libre を縮めた名称だろう。
(しかめっ面をしているのでぼかしました)
まず保証金を払って(180ユーロ)、当日のカードを取り、ヴェリブの駐輪してあるところが緑色にチカチカ光っているのを引き出す。え?どれなの・・・と探しているうちにすぐに消えてしまうので、やりなおし。
ともかく2台レンタルする。これが重い・・・。サドルを下げても足がやっと着くくらい。東洋人の悲哀を感じる。
すぐそこに見えるセーヌ河のほとりを走る!気持ちいいー!!!
しかしバスレーンと共用。ところどころはそれもない。かなりの交通量でコワイ。
ともかくコンコルド広場まで行かなくては。だんだん上り坂でギブアップ。降りて自転車を引いていく・・・情けないが。

コンコルド橋を渡る。この辺は写真を撮影する余裕などなく、娘のもの。
コンコルド広場は人もいないので舗道をスイスイ(違反です)
リヴォリ通りを渡ってヴェリブの駐輪場に戻す。これも微妙でちゃんと返せたのか不安。(後日ソフィーたちに尋ねると、また緑のランプがつけばよい、という。どうだったか・・・。
でも昨日、カードの支払いが来たら、ヴェリブは2ユーロになっていた。やれやれこれで多分大丈夫)
エッフェル塔まで行くと張り切っていた娘も、くたびれてあきらめる。
まずは、オランジュリー美術館へ。
4年前は改装直後であった。モネの睡蓮が下だったのを上下入れ替えたのだ。

やはりすばらしい・・・。しかしちょっと人が多すぎ。
階下には、ルノワール、セザンヌ、マチス、スーチンなどの作品が展示されている。
こうやってならんでいると、セザンヌとピカソのデッサン力が圧倒的なのが歴然。
とくにピカソのヌードがあると、他のヌードは色あせる。

フラッシュなしなら撮影できるのがうれしい。

マチスもたくさんある。やっぱり好きだ。

スーチン。独特のうねったようなフォルム(かたち)多数展示されており、おそらく
オルセーからも来ていると思われた。
お腹が空いて、昼食。その前にリヴォリ通り近辺で娘はちょっとドレスなどお買い物。
カフェはサントノレの角だったので、多少高め。

いつも食べかけてから写真・・・。バヴェット bavette と呼ばれる、フランス人が好きなステーキ。辞書を見ると、牛のバラ肉 と出ているが、日本のように脂があるわけではない。切り方が違うのか。 けっこうやわらかい。
いわゆる steak ステックだと日本人にはかなーり固い。バヴェットは味も良いです。

こちらは chèvre chaud. 山羊のチーズを輪切りにしたバゲットにのせて焼いたもの。これがサラダの上にのっている。ドレッシングをかけていただく。わたしたちの好物だが、ちょっとチーズがかさかさ。作ってあったものだろう。
ソフトドリンクはとったが、2皿を分けて食べた。
l'addition を頼むと Pas de cafés ? pas de desserts ?
といわれるが、これでも45ユーロ。そんなに払えないわ^^
それに量はかなりたっぷり。
そのあとメトロに乗り、ノートルダム寺院へ。ここはどうしてもいかないと。
incontournable である。
カトリック教徒ではないが、いつもお灯明をあげて、無事到着を感謝し、また来られるようにお祈りする。
わたしたちの、いわば儀式。
ま、お腹が空いてきたので、またこの次と致します。
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