フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2010年02月

きょうはエキシビション(フランス語の発音はエギジビシオン)

選手も、見る側もゆったりした気分。

試合中は当然ではありますが、~ジャンプが~点とか、減点、加点と

点の話ばかり。


ところで、今回、難易度の高いジャンプがあまり評価されなかった

という印象をお持ちの方はわたしだけではないでしょう。

4回転を2度も跳んだプルシェンコは2位でしたし、

真央ちゃんもトリプル・アクセルを3度も成功させたのに、

1位のキム・ヨナ選手とは点の開きが大きかった・・・。


プルシェンコは、わたしファンですので贔屓の引き倒しになってもと思い

何も書きませんでしたが、

これは真央ちゃんにとっても

同様の感じになったので一言いいたくなりました。

はっきり言って採点法方はつねに変わっていますね。
男子では高橋選手はメダルを手にしたものの、4回転を2度入れた
ランビエール選手も4位。
美しく成功させた小塚選手は8位。


やはり4回転など、難しいジャンプはもっと評価されるべきだ!

とわたしは思います。


とはいえ、ライサチェックも、キム・ヨナ選手も素晴らしい演技であったことは事実です。ミスがなかった、パーフェクト。(なにしろ減点法ですからね・・・)

ところで

日本でも冬季オリンピックが開催されました。

長野とその前は札幌。

何を隠そう・・・


札幌オリンピックで、わたしは通訳してました。

といっても、大学生の時で(それでもトシであります、はい)

フランス語も大学から始めたので4年習ったくらい。同級生たちと札幌へ。

しかもなぜかプレスの担当。

そのころは

match nul

 という単語もわからず、相手の記者は

 フランスが1点、日本が1点なら match nul と説明してくれて

 ああ、引き分けのことか、とわかった次第。

たしか練習中の、チェコのネペラ選手のインタビューを頼まれたのに、部屋の責任者にダメだと言われたり(わたしたちは何のためにいたの???)

当時は若かったですから、(笑)同じ会場で行われていた
アイスホッケー(ものすごい迫力!!)の試合を役員のおじさんに連れて行ってもらい、最前列で観戦したり、
外国人プレスの記者にカクテルをおごってもらったり(あ、何人かで、ですよ)


場所は真駒内スケートリンク。(ああ、懐かしい!)

で、わたしがいいたいのは、


スケートが上手いか下手かは、素人でも一目見ればわかる


ということです。

フィギアはペアの公式練習を見ました。

そのとき、とにかく


うまい人はスピードが全然違う、


ということを実感。

テレビでは、その差はかなりわからなくなってしまいます。

ですから、その場で見れば、キム・ヨナはやっぱりうまいなー
と思うのかも。

=====


で、今日の本題は

エキシビションは試合と違って歌手が歌っている曲でもよく、

歌にあわせて演技をする選手も多いですね。

その中でフランスの歌が2曲ありましたので、

それをご紹介。


1曲目は プルシェンコの演技で、

ジョニー・アリディーの Je suis malade.

この場合は 「とても悲しい」 というような意味でよいでしょう。

youtube を探したのですが、彼のはなく、ダリダとセルジュ・ラマの2重唱

(ダリダはもう亡くなっているので映像との競演になっています)

ちなみに、ジョニー・アリディーはシルヴィー・ヴァルタンの元夫で、
フランスではいまだにとても人気。前回フランスに行ったとき、テレビのCMにも出ていました。ただ最近、体調不良、入院などのニュースも。





2曲目はジャック・ブレルの Ne me quitte pas.

これは他の歌手で聞いた方も多いでしょう。ブレルもたいへん才能のある歌手でしたが故人です。

ランビエール選手の曲です。

>

============

またオリンピックかー などと言いながら、始まるとついつい見てしまい
応援することになりますね。

今回はスケート陣が大活躍。


パスート も銀メダル! 


これ何? と思ったら pursuit  (英語)
 
もとはフランス語で pour suite だそう。

追跡という意味

現代のフランス語では poursuite プールスイット  です。

オリンピックも明日で終わり。

そして3月ですね。



おしゃべりに付き合ってくださった方ありがとうございます。

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(たいへん申し訳ありません。
タイトルの綴りがまちがっていることに気付かず。

patinage artistique が正しいです。訂正いたします。

   となりのキーを押してきづかず・・・  

 発音は  パティナージュ アルティスティック
    ただし続けて発音するので、 パティナージャルティスティック
       という感じです。)


浅田真央選手の銀メダルの余韻もさめず、テレビは昨日の模様、またフィギア全般の番組がもりだくさん。

もう結果はわかっていますので、フランス語の記事も読みやすいかと。

名前、国籍などわかれば内容は想像できますね。

挑戦して見て下さい!


以下のサイト。

http://www.skynet.be/actu-sports/actu/detail_patinage-artistique-dames-sudcoreenne-kim-yuna-championne-olympique?id=632621

JO-2010 - Patinage artistique dames: la Sud-Coréenne Kim Yu-na championne olympique


Vendredi 26 Février 2010
(Belga)


La Sud-Coréenne Kim Yu-na, 19 ans, a été sacrée championne olympique de patinage artistique, une première dans l'histoire de son pays, avec une note totale historique de 228,56 points devant la Japonaise Mao Asada et la Canadienne Joannie Rochette, jeudi à Vancouver.



Asada a obtenu un total de 205,50 points. Rochette, qui avait choisi de participer à la compétition malgré le décès de sa mère survenu dimanche, a totalisé 202,64 points.

a obtenu- obtenir 獲得する(複合過去)
Rochette, qui avait choisi qui =ロシェットを指す関係代名詞
     avait choisi- choisir の大過去
déces 死去
survenuーsurvenir 不意に起こる



Kim Yu-na, championne du monde en titre, est la première représentante du patinage artistique sud-coréen à monter sur la plus haute marche du podium olympique. En 2009 à Los Angeles, elle était devenue la première patineuse artistique de son pays championne du monde.



Jamais deux Asiatiques n'étaient montées sur le podium des Jeux dans les épreuves individuelles de patinage artistique. (...)

(以下はベルギー選手が決勝=フリー には出場できなかったことが書かれています。ベルギーのサイトのため)


質問です!

最後のパラグラフは、「かつてなかった出来事」を述べています。
それは何でしょう?


(時間がたつと記事は消えてしまいますので今回はほぼ全文をのせました)

ともかく真央ちゃんおめでとう!よかったですね。
高橋選手もがんばったし。全員が入賞で本当にレベルが高い。

採点についてなど、書きたいこともありますが、いまはここまでで。


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きょうは小雨の東京。

でも、このところ春の陽気でした。

木曜日に散歩したときの、もう春!という写真。


イメージ 1


よもぎが大きくなってきています。写真を撮る影がはいっちゃった><


イメージ 2


これもなんということはない、春の草。でも2月ですよ・・・。


イメージ 3



世田谷トラストのビジターセンター横で撮影。ハクモクレン。
もう咲きそう。(ちょっとオーバー?)


イメージ 4


椿


イメージ 10


一輪咲いてるバラの花。椿と一緒に・・・?


イメージ 5


美しいクリスマス・ローズ


イメージ 6



これも野川ぞいの、世田谷トラスト前です。

イメージ 7


そしてミモザが満開(フランスのミモザとは種類は違うそうです)


イメージ 8


きれいです。


イメージ 9



これは2年前まで住んでいたところのミモザ。
賃貸でしたので、引越しで切られてしまいました。

これだけは残すように大家さんにお願いしたのですが・・・
あっても良いと思うんですけど。

ベランダにも小さなミモザの木を買いました。まだ咲いていません。
もう少しかな。

みなさまの近くの「春」はどんなですか?


(先日テレビで温暖化を否定している学者?がいました。1万年単位で考えれば地球の未来もわかりませんが、当面気温が上昇して、そのため季候の変化が激しくなっていることは否定できない事実だと思います。ポルトガルでは大洪水・・・。おかしいです。)


ちなみに、地球温暖化は

réchauffement climatique  レショーフモン クリマティック
réchauffement planétaire
réchauffement global

などといいます。


関連するフランスのウイキペディア(とっても長い記事です。グラフなど多数)



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イメージ 1

イメージ 2

TF1のニュースから

(TF1は最近各ニュースを個別に見られるので、アップに適していますね)

さて、ゴッホの作品とは認められていなかった風車の絵が

専門家によって真作と認められたニュース。

Un Van Gogh inconnu sort de l'ombre

知られざるゴッホの作品明るみに

un Van Gogh 作者に不定冠詞がついていると、「~の作品」(数枚)という
                      意味
inconnu 知られていない
sort- sortir
l'ombre 暗闇

以下のサイトで


http://videos.tf1.fr/infos/2010/un-van-gogh-inconnu-sort-de-l-ombre-5707482.html

Résumé : Après des années d'expertises, le musée Van Gogh a authentifié une nouvelle oeuvre du maître

要約

何年もの鑑定ののち、ゴッホ美術館は巨匠の作品を真作とした。

des annés 何年間も
expertise(s)   鑑定
a authentifié - authentifier の複合過去  本物であることを認める



ビデオの内容

風車の周りに集まる人々、モンマルトルを描いた19世紀のありふれた
(scène banale)光景。しかし、1975年、この絵に目をつけた鑑定家はゴッホの作品と確信し購入。

誰もこれを信用しなかったが、2007年になってゴッホ美術館が注目。

学芸員の話   この作品についてはぜんぜん知られていません。ゴッホ自身
        手紙の中でも触れていません。

 晴れて真作となったこの絵、とはいえ、発見者は1994年にこの世を去り、鑑定結果が認められるのを知ることはなかった。


*問題です!


発見者は、
1 どこで
2 いくらで

この作品を購入したでしょうか?


さらに、
ルモンドの記事をゆっくりお読みになりたい方はこちら。

http://www.lemonde.fr/culture/article/2010/02/25/un-tableau-de-vincent-van-gogh-authentifie-aux-pays-bas_1311398_3246.html

(画像はルモンドから拝借)
=========

ゴッホの作品、わたしは自画像が今は好きです。

未だにこういったものが発見されるのはすごいですね。


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しばらく前に、ピエレットさんから画像を送っていただいたのですが、

アップしそびれて・・・。

もう冬も終わってしまいそうなので

あわててアップ!

とても artistique な写真たちです。

冬の名残にご覧下さい。


イメージ 1


これは彼女の家の裏、アトリエだと思います。ディジョンを訪れたのは

もう5年前かな・・・。


イメージ 2


春を待つ植木鉢たち。


東京はきのうから春のような陽気です。

とはいえ、雪の多い地方にお住まいの方はまだまだ大変かもしれませんね。


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