フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2009年10月

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Hier soir, c'était la treizième nuit de lune ( je ne sais pas si ça se dit, en tout cas, le Jûsanya ), nous avons contemplé le clair de la lune, avec les plantes (notamment le susuki ) et puis des boulettes faits de la farine de riz (les dangos ). Comme il y avait des nuages la nuit de pleine lune en septembre, nous avons tenté la chance et c'était très joli. ( le point blanc en haut, c'est la lune)

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昨夜は十三夜だったので(上記のフランス語はこういうかどうか不明)お月見をした。ススキ(これも普通にフランスにはありません)とお団子をお供えして。9月の満月のときには曇りだったので、今回に期待したら、とてもきれいだった。(上部の白い丸が月です)


追記

そういえば樋口一葉に「十三夜」があり、訳本のタイトルを調べてみたら

La Treizième Nuit

一応上の訳はOKのようです。

(写真がぼやけて・・・失礼)

追記2(11月1日)

ルネさんにちょっと聞きました。で、
treizième nuit de lune ( la をとって)としました。
しかし、一般的には、そうしたことは言われないので、それだけではわからないと思います。

また、満月が13回ある年は l'année de treize lunes というそうです。
今年はこれに当たるとか。12回しかないこともあるわけですね。

La treizieme nuit de lune… En Occident, on parle de l’annee des treize lunes lorsqu’il y a treize pleines lunes. 365 jours par an, c’est plus que 12 fois 28 jours de revolution lunaire. Il peut donc arriver comme en 2009 qu’il y ait 13 pleines lunes.



蛇足

ご存知のように月を愛でる習慣は欧米にはありません。lunaire は、英語の lunatic =気が変 ほど悪い意味ではないようですが、空想癖などを意味するようです

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この記事に関してはこちらをどうぞ。


(このまぬけなやり方、早く改善したいのですが)


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Hier soir, un typhon est paseé au large de l'archipel. Ce matin, il fait très beau, malgrès quelques dégâts sur des plantes de la terrasse. Ensuite, qu'est-ce que je vois, au loin... le Mont Fuji couvert de neige !

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昨夜、台風が(日本)列島の沖を通過した。今朝は上天気だ、テラスの植物は少し痛めつけられたが。そして、遠くに見えるのは・・・雪に覆われた富士山!

(タイトルのフランス語は、諺でもあり、「苦あれば楽あり」という意味)

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ジェームス・エンソールは、あまり馴染みのない画家かもしれません。

20日から来年2月4日まで、オルセー美術館で回顧展を開催中。
(19世紀後半ー20世紀初頭のベルギーの画家)


James Ensor au Musée d'Orsay
James Ensor, Squelettes se disputant un hareng saur, 1891, Bruxelles, Musées royaux des Beaux Arts de Belgique

写真は、「燻製ニシンを奪い合うガイコツ」1891年 ブリュッセル王立美術館
(恐ろしい絵です・・・)



Paris 2009 Le musée d'Orsay présente une rétrospective de James Ensor, de ses premières toiles intimistes à ses dessins grinçants

オルセー美術館はジェームズ・エンソールの回顧展を開催。初期の室内を描いた作品から辛らつなデッサン( dessins grinçcants )まで。

記事の概要

初期には風景画(paysage)、静物(nature moret)、室内などを描き、光の動きを追っていた。ベルギー生まれの画家(1860-1949)

神秘主義に傾倒し、宗教的霊感にもとづいて風景画を描く。しかしこれは
受け入れられず、だんだんと画風は辛らつ(acide)となり、仮面やガイコツを描くようになった。

特異な画家ではあるが、ブリュッセルの絵画アカデミーで、伝統的な教育を受けている。1880年代には故郷のオステンデ(北海沿岸の美しい町、カキがおいしい=ブロガー注)に戻り絵画の革新をはかる。

海の風景を独特のタッチで描いている。

しかし、印象派と同一視されるのは拒み、自分こそが初めに光の問題を追及したと自負。

その後1887年、宗教画がサロン(官展)に受け入れられなかったことにひどく落胆し、原色をもちいた仮面のシリーズを描くようになった。

これらは人々の眉をひそめさせるようなものであり、自らを受け入れることのなかった世間(le public)への仕返しとも考えられる。(・・・)

記事の本文、続きは以下のサイトで。



(別の記事からですが、彼の作品は1920年ごろになってやっと注目を集めるようになったとのことです。一般的には「表現主義」に分類されているようです)

エンソールの作品としては、「仮面」の絵が有名

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上のサイトでは他にもマスクの作品が載っています。

東京でベルギーの画家展でしたか、いくつかの作品を見たことがあります。
残念ながらヨーロッパではほとんど見る機会がありませんでした。(ブリュッセルでは美術館に行かなかったな・・・)

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エンソールを知ったのは、ボードレールとの繋がりから。
とくに「パリの憂鬱」での「群集」の詩篇に関連してです。
19世紀後半の大都会(パリ)のなかの群集の無名性、孤独と同時に感じる群集との一体感。
はじめてそういった存在、感覚があらわれてきたのをボードレールは見逃さず詩にのこしたわけですが、エンソールも仮面をつけた群集(あるいは、仮面のような顔をした人々)を描いて、華やかな都市にひそむ感覚を描いたものと思われます。

これらの人々はわたし(見る者)を観ているのかどうか?
なかなか面白いです。

うーん、絵はお気に召したかしら?

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http://culture.france2.fr/art-et-expositions/expos/James-Ensor-au-Musée-d-Orsay-58348270.html

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