フランスとフランス語あれこれ(英語もちょっぴり)

フランス語、フランスの文化、ニュースなど、また日本での旅行の記録、フランスなどに在住のフランス人メル友からの便りなどを紹介していきます。 今後、フランス語の細かい説明などの記事を増やしていく予定

2008年10月

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Douceurs : Les gourmands sont attendus au Salon du chocolat
Le Salon du chocolat se tient à Paris jusqu'à dimanche. Pour les visiteurs il est difficile de résister à une tentation qui n'a que du bon.

甘いもの:食いしん坊の方々は、チョコレートの見本市にどうぞ

チョコレートの見本市がパリで、日曜日まで開催されています。訪れる人たちにとっては、おいしいものの誘惑に逆らうのは難しいことです。

salon リビングルームの意味もありますが、ここでは、見本市。
    自動車、書籍などパリではいろいろ行われます。日本でいう、
    自動車ショーとか、~フェア

se tient- se tenir 開催される

il est difficile de ~  ~するのは困難だ いわゆる非人称
résister 逆らう、対抗する
tentation 誘惑
qui n'a que du bon  おいしいものしか、ない
           ne....que - seulement


http://tf1.lci.fr/infos/life-styles/saveurs/0,,4143381,00-les-gourmands-sont-attendus-au-salon-du-chocolat-.html

(はじめにCMがあります)

ニュース映像の内容

フランス人は毎日20gのチョコレートを消費するそうです。これは
bon pour le moral (フランス語表現のところ見て下さい)
元気になるそう。

子供のころから、「中毒」になる。
1年に一人あたり7キロ!食べるそうです。(食べすぎじゃあ?)

50%の女性が、ほとんど中毒、チョコなしではいられない。

accro (accroché の略)です。

食事のあと、コーヒーなどと共に食べるとか。

カカオの産地も様々。原材料で、世界の取引は第三番目の食品とか。

また、男性のためには、葉巻のかたちをしたもの、などもあり。

ベルギーのチョコ職人は香りをつけて、嗅ぐチョコも創作しました。



前にも書きましたが、ほんとうにフランス人は甘いものが好き。

ちょっとおよばれのときには、手土産には、

花束か、チョコレートの一箱といわれています。

(でも日本のように、きれいにならべた箱はないので、みかけはすごく小さい)

フランスのチョコはカカオバターのみで、本当においしいですね。
日本にもたくさん入ってます。わたしはやっぱり
Maison du chocolat かな。

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本来はこの組み合わせが紛らわしい。

このサイトでは音を実際に聞いていただくのができませんが・・・。

fou / feu

気が変(道化の意味もあり)/ 火

ですね。この区別はふつうは日本人には難しいです。

とはいえ、

Au feu ! オ フ   火事だ!

と叫んで、誤解が生ずることはないと思いますが。

困るのは、

deux / douze 2 / 12

à deux heures

à douze heures

2時に、と12時に。

これは 午後2時であれば、

à quatorze heures (14時に)

また、下は、お昼であれば

à midi   (正午に)

と、言い換えればよいですね。

でも、

pendant deux ans    2年間

pendant douze ans   12年間

えー、どっちだ?と一瞬迷うときがあります。

会話であれば、相手に聞きなおす、ニュースでも文脈で判断できるときも
ありますが、あまり馴染みのない話題だと、判断が難しいことも。

たしかに違う音なのですが、後ろにこういった単語が来たときは
わかりづらいことが多いです。

スッキリ判別する方法は、残念ながらないので、音の差を聞くしかなく、

まあ、これが出てきたら、ご用心!

=======

わたしも長くフランス語やっていますが、はじめたのが大学生になってからですからねー。田舎者で、フランス語なんて教えているところなどありませんでした。それにまずは、英語に夢中になってましたから。

余談(につぐ余談)ですが、はじめて行った外国、アメリカ。
ボストンとか
あるいはサンフランシスコに行っていれば、
知的なアメリカとか、
サイケデリックなアメリカに心酔していたかもしれません
そのまま英語を専門にしていたのかも・・・。
しかし、幸か不幸か、ステイ先が中西部の本当に保守的なイリノイ州・・・。

ホスト・ファミリーは、今になってよく考えるとキリスト教原理主義。
Fundamental Church と書いてあったな。わたしも日本ではミッションスクールに通っていたので、そのうちに、どうもおかしな教会だ、とは思いました。
もちろん、とても良い人たちでしたが。
このわたしは、彼らにとっては「異教徒」
改宗させるべき異教徒でありつづけているのが、ひっかかります。

アメリカは宗教が重要な要素を持っている国です。

(フランスはいまでは、教会の影響力は弱いし、結婚に際して宗派が問題になることはありませんーーキリスト教内部で。
政教分離が進んでいます。それで、イスラムとの問題が表面化するのですが・・・。ま、このくらいにしておきましょう)

ところで

オバマ氏は、なんとイリノイ州選出の議員だそうですね。伝統的に共和党が強いところです。

彼はヨーロッパ、フランスでも大変人気のようです。

いわゆるブラック(Noir)の人ではなく最近になってからの移民ですね。
教育も最新のNouvel Obs 誌によると(アメリカ特集、表紙がオバマ氏)
祖父母の家庭で、白人文化のなかで育ったそうです。

彼が大統領に当選して、世界に新しい風を吹き込んで、この閉塞状態を打開して欲しいと思います。

えらい脱線しましたが。

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日本語は母音が5個ですが、

フランス語は母音も入れると12,3個ありますねー。

いわゆるあいまいな音、これはどうしても日本人には苦手になっちゃいます。

で、わたしも気付かなかったのですが、


de la viande de boeuf ドゥ ラ ヴィアンド ドゥ ブフ

(牛肉、ですね)


まあ、カタカナで書くとこうなりますか。

この boeuf を、学生さんが bof ボフ と発音するんです。

eu  の音はたしかに簡単ではありませんが、

オ よりは ウ に近い。(エとウの中間くらい。吐きそうな感じ?(爆


なので、ブフ と発音したほうがよいでしょう。

で、

Bof

というと、気のない返事。

べつにー。 というかんじ。

かく言うわたしも、時々 eu と ou では苦労します。

この話はまた明日。

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フランス2のサイトに、始まったゲーンズブールの展示の様子が報道されて
います。

ここでご紹介した、自画像、シャルロットのポートレートなど、

いろいろな、ビデオ映像と共に飾られています。

死後17年、人々の興味を惹いてやまないのですね。

ジェーンさんも姿を見せますが、

troublant 心をかき乱される

と感想。あまり細かく見たくはない様子。

あー、わたしも見に行ってみたいな!

http://www.france2.fr/

トップ・ページですので、オバマ氏の画像の右下のほうをクリックしてください。→のついているものです。

記事をゆっくり読みたい方はこちら

http://musique.france2.fr/dossiers/47737042-fr.php

下のほうにクイズつき。

挑戦してみませんか?!

第1問は、彼が始めやりたかったことは何か:音楽?絵画?写真?などなど。

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Ambiguité 両義性    (アンビギュイテ)

ambiguité, ambigu(形容詞)は、曖昧、という意味もありますが、ここでは
両義性が良いと思います。

さて、

「映画がクランク・アップして、打ち上げのときに、セルジュは変装するのが

好きだったわ。わたしは、男の子になって、彼は女性。わたしの兄のアンドリ

ューも加わったけど、セルジュのほうがかわいらしかった。

(ジェーンは mignonne という言葉を使っています。女性なので女性形)

このWilliam Klein 撮影の写真は、アルバム <Love On The Beat> のジャケッ

トになったんだけど、かれの両義性が良く出ている。

ほかに誰が、こんなに政治的に問題のあるアイデアを持ちえたかしら?

彼は最初にホモセクシャルを歌った人よ。

カジノ・ド・パリでコンサートをしたときに、ポスターには、説明がついてい

て、「7月14日 ゲーンズブール氏は伝統を尊重する」とあったの。

当時、かれは Gainsbarre ゲーンズバールに変貌していた。もうわたしとの

時期ではないの。夜の散歩で、警察署に寄って、警官にシャンパンを振舞って

いた。彼らはメダルをくれて、セルジュはそれを彼の家のテーブルの上におい

ておいた。

でも、わたしたちは、ずっと話すことはやめなかった。彼はルーの名付け親

(parrain) になったわ。私の家には、いつも庭に、彼のちいさな部屋があった

の。だって、シャルロットがいたから。

そして、比喩的にだけど、わたしも彼の家に、わたしの場所をもっていたわ。

ジャックの存在も、バンブーがいても(当時、ジェーンは映画監督の

ジャック・ドワイヨンと暮らしていた。ルーは彼との子供で女優さん。

バンブーはドワイヨンの娘リュリュの母)わたしたちの場は脅かされること

はなかったの。

ゲーンズバールになっても、彼はダメにはなってなかった。若者のような格好

で、若者のように振舞ったのよ。お札を燃やしたり、彼らの両親が決してしな

かったように、いろんなことをバカにしたわ。カジノ・ド・パリで歌ったとき

若者たちはみんなライターに火をつけた。そして、かれらは、「キャベツ頭の

男」や「メロディ・ネルソン」の素晴らしい作品に触れられたの。セルジュも

これに感動していた。


=========

お札を燃やした、とありますが、これはテレビ番組に出ていたとき、
わたしもちょうど見ていました。500フラン札を取り出して、ライターで
火をつけた・・・。これはすごいスキャンダルになりましたね。
(ちなみに、当時500フラン札は最高額のお札。日本円にして2万円以上)


この映像はいまでもyou tube にもあるし、ゲーンズブールのサイトにも載って
います。

[[embed(http://www.youtube.com/v/DTjXQvwGh-0&hl=ja&fs=1,0,425,344)]]

==========

これで、ジェーンの回想はほぼ終わり。最後に、セルジュがモンローの

モルグの写真をいつも飾っていた、というエピソード。マリリンが好きだっ

たのですが、写真としては、変わっていますよねー。

それから、ゲーンズブールは、エディット・ピアフに曲を書いてくれるよう

頼まれたことがあったそうですが、書かなかった。かれには欠点のある声が

必要だったから、とか。( faille という言葉を使っています。これは

もともと断層とかひび割れ、という意味)


すこしづつアップして、長いものになってしまいました。最後までおつきあい
下さった方、ありがとうございます。

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