
ネットから拝借した写真
歌手のアズナヴール氏が、94歳でなくなりました
最後まで現役、日本の公演から帰って、テレビにもインタビューで出演
そのたった3日後、今後の公演の予定もありましたが、自宅で
眠っている間に亡くなったということです
60年以上のキャリア、1300曲以上のシャンソン
わたしが大学生のころ、またその後も
日本ではシャンソンが流行し、喫茶店やデパートでも耳にしました
ほかには、エンリコ・マシアス、アダモ、ナナ・ムスクーリ
玄人受けした、ジュリエット・グレコなど・・・よく聞いていました
2日のFransce2の放送は、特別版で
1時間の放送のうち、ほとんどを彼の死に費やしています
本当の国民的歌手
はじめのほうだけでもご覧ください
有名な曲は数々ありますが、
ラ・ボエームですかね、レコードを買って、今でもだいたい歌える
(歌詞を覚えている、という意味)
La Bohème とは
自由きままにその日暮らしを送る芸術家たち、またその生活
いわば自由な青春です
La bohème, la bohème, ça voulait dire qu'on a vingt ans
ラ・ボエーム、それは僕たちが20歳だったということ
僕が絵を描き、きみがポーズした・・・食べるものもろくになかった
でも、みな天才だった
そして昔くらしたアパルトマンをたずねると、もうその面影もない・・・
La bohème, la bohème, ça ne veut plus rien dire du tout...
ラ・ボエーム、それはもう何も意味しない・・・
(ちなみにフランス語の表現、
Ça veut dire, サ ヴ ディール ça voulait dire サ ヴーレ ディール
は ~を意味する、~という意味である、となります、
2つ目のは、半過去になっています)
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アズナヴールはアルメニア系のフランス人、30歳くらいから成功をおさめ
まあ、見た目はお世辞にも beau とは言えないし、小柄です
声や歌のすばらしさで人気を得たといえましょう
ところで、彼はまたなかなかの俳優でもありました
トリュフォー監督の 「ピアニストを撃て」で主演しています
それからナチスとの問題を扱った、Passage de Rhin ラインの架橋でも
渋い演技を見せています
そして、いつごろだったか日本のテレビで放送されたのをみましたが
「8月のパリ」 Paris au mois d'aout
まあ、よくある、ひと夏の恋を描いていますが、なかなか味わいのある作品
アズナヴールはSamaritaine(今はもうない中級のパリのデパート)の課長さんか何かで、妻子がヴァカンスに行っている間に、イギリス人のモデルという女の子と出会い
恋に落ちます 二人でパリをあるいたり・・・
細かいところは覚えていませんが、最後にアパルトマンの窓辺に
二人でハトにエサをやった、そのエサの袋が残っていて、ぱーっと外に捲いてやる
すると、そこで流れるのが、アズナヴール歌う、同名の主題歌
これがいいんですよー ほんとに
胸にせまるかんじ
これはアレンジも最高といわれるもの、サントラ盤ですかね 画像のみ
そして、こちらが老境に入って少しゆっくり目に歌うもの、味わい深い
歌詞の歌いだし
Balayé par septembre 9月の風に掃われて
Notre amour d'un été 僕たちのひと夏の恋は
Tristement se démembre 悲しくも散りゆき
Et se meurt au passé. そして消えていく
Notre amour d'un été 僕たちのひと夏の恋は
Tristement se démembre 悲しくも散りゆき
Et se meurt au passé. そして消えていく
アズナヴールさんのコンサートはフランスで一度行きました
ニースの国際会議場のこけら落とし、ダンナの仕事の関係で招かれた
ガラコンサートでした
そのあとディナーがあり、なんとアズナヴールさんと同じテーブルに!
でもテーブルの向こう側で、わたしの隣はポンピドゥーセンターのディレクターという方
ダンナの隣がアズナヴールさん!
遠いなと思った覚えがあります
わたしはけっこうシャイなので話かけられず、でもダンナはわたしがファンだというのを知っているので、取り次いで?くれました
たしか、Que c'est triste Venise をイタリア語で歌っていたので
なぜですか?と聞いたような。そしたら、
「わたしはいろんな言語で歌うんですよ」
とお答えがあったように思います
実際、France2の特番では、両親がロシア語を話したので、彼も堪能
ロシアではまた特別な人気があるそうです
ニースのときの写真はありません・・・残念なんですが
わたしはお着物を着ました。
当時はフランス人は写真はキライという風潮
そしてカメラも簡単にフラッシュがつけられず、Nikon も不便
いまだったら、みんなスマホで撮りまくってるでしょうが・・・笑
それから、エッフェル塔100年記念(1989年)のコンサート
(エッフェル塔の下で行われた)の際も
この「8月のパリ」 を歌ったと記憶しています
日本でも放送されました。たしか聖子ちゃんも出演したので(ドミンゴと歌ったかな)
そのビデオも引っ越しのせいでもうない
きのうはFrance2の特番とYouTube であれこれ、なつかしく曲をたくさん聞きました
Georges Moustaki ムスタキもよく聞いていたので調べたら
もう2013年にお亡くなりでした 悲しいな
現在は、フランスで一番売れていて、世界でも人気なのは、テクノの
Daft Punk ですね。歌詞も英語で短くおなじような言葉の繰り返し
それも良いけど、昔の抒情的なシャンソンも良いですね
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