


ルーアンは前にも書いたように、ノルマンディー地方の古い都会で、ジャンヌ・ダルクが火刑に処せられた街である。パリの北西、1時間以内の距離にある。
セリーヌちゃんがパリに来て、その次はわたしの町に来てね!ということで、2006年のことであるが、夏に訪れた。
日曜日、まず、マルシェや旧市街を見物して、彼女のアパルトマンで手作りのお料理をごちそうになった。
もともとフランスの人口は日本の半分くらい、国土は1,5倍、しかも山ばかりという日本にくらべて、フランスは平野が多い。したがって人口密度は低くなり、地方の小都市は、とくにその日曜の午後、みな家族で食事をしているのだろう、ちょっと大通りをはずれると人通りはほとんどなかった。旧市街にはほかに旅行者のグループが2組ほど。
緑が多く、空気もきれい。セリーヌちゃんは、パリにも出ていくが、とてもあんな人ごみの多いところに住む気にはなれない、という。
東京と比べると、新宿から1時間足らずで、たとえば小田急線では厚木までの距離である。フランス人には、この距離、時間はすでに「ノルマンディー」であるらしい。
友人のソフィーも一時、ノルマンディーの田舎に大きな家を買って住んでいたが、モンパルナス駅までは45分だった。もちろん、電車は1時間に1本あるかないかである。この距離を通勤する人もいるが、通学などは考えられない。だから子供たちは転校した。住んでいる人たちのメンタリティーも全然ちがったという。その辺のところが日本とまったく違うようだ。
それはともかく、美しいルーアンの写真をお楽しみ下さい。(木組みの家が特徴的)
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