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毎日暑いですねー
いかがお過ごしですか?

わたしはYoutube三昧です(よくないか)
もともとクラシックが好きで(父親の影響)よく聴いていました



5月ごろですか、コロナで鬱々として、
Youtubeで音大生の方が弾くパッフェルベルのカノン を聞いていました
するといろんな他のピアノ曲、ストリートピアノの演奏なども
同じところにあり、あちこち視聴
Youtube のピアニストは大勢いるんですね



で、ちょっと飽きてきて、好きなアルゲリッチの
バッハ、パルティータ2番の演奏があり、毎晩聞いていた
するとスマホにYoutube から知らない人のピアノ演奏が
送られてきました。なんだったかな・・・

Tシャツかなんかを着て、水割りを飲みながら、
おゃべりも交えて、ポピュラー、クラシック、少しづつ弾いていきます
おもしろい  

この人誰?とYoutubeを探すと
Cateen, 角野隼斗さんでした
配信ライブのアーカイブとか、Jポップとか
中にショパンの録音も

それで少しご紹介しますね



木枯らし  Chopin エチュード11番

これ知らなかった(ショパンあまり聞いてない。ミケランジェリの
   CDを1枚持ってるだけ、それもマズルカが好きなんです)




素晴らしい演奏ですね
クラシックをアップしたのはこれが最初とか



あと、ラヴェルの「水のたわむれ」、もほんとうに音の粒がキラキラして
すてきです



(優勝された日本のコンクールの映像です)

ほかにもいろいろ楽しい映像があって
ちょっとづつ見ているうちにファンに・・・
ジャズでもなんでも軽々と弾いちゃう人です


彼のファンはいまや多いと思います


ところで、もともと東大卒、音大には行ってません
7月にワルシャワで行われたショパンコンクールに出場!(予備予選)

正直言って、調子は良くなかったので、心配しました(笑)

でも見事突破

本選は10月にワルシャワで開催され
日本からは他に13名が出場


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で、Youtube とは本当に便利で、いままでは音が悪いからと
クラシックはききませんでしたが、それこそショパンといえばこの人、といわれる
ルービンシュタイン(マズルカ全曲・・・さすがに疲れる)
演奏もあります

まだそんなに聴いていませんが、ピアノコンチェルト2番
これはなかなか良いとおもいます(映像があるほうが見やすいかと)





1番が有名ですが、映像はないようなので。これも良い曲で
メロディーがわずかに似ているところもありますね





むかしFMで聞いたことのある、フランス人ピアニスト
Samson François   サンソン・フランソワ 
 (この人はうまいのか、下手なのか、でもエチュードとか聞くとすばらしかったり
   個性的な演奏です)





英雄ポロネーズ    これにしました




Chopin を弾くピアニストは、ほんとうに大勢いて、人気の高さを思わせますが
最近の若手では、中国人の Yundi LI  、    Lang Lang  などもうまいようです



きりがないですが
マズルカ好きのわたし・・・
フランス人ピアニスト、ルイサダ氏が
マズルカを教えている映像があります(彼はブーニンが優勝したときの5位とか)
そして角野さんがフランスに留学中に(音響学の研究)ピアノを師事したそうです






もちろんフランス語、また字幕(フランス語)もありますが、みづらいです


解説
まず、この作品は amateur    (アマトゥーる)アマチュアにとって

   cheval de bataille    シュヴァル ド バタイユ

        いわゆる十八番だそうです、またプロもよく弾くそう

彼によると、マズルカは Chopin の内面の日記のようなもので、死の直前まで
 作曲していたそうです。

で、その特徴は
       1 paysan    農民的(な陽気なところ)

                        2 les états d'âmes douleureux, tristes et mélancoliques des Polonais

                           ポーランド人の苦しく悲しい、メランコリックな気分
        (état d'âme は直訳すると 魂の状態、となりますが
         そんな哲学的、宗教的な意味ではなく、ふつうにも
          気分、というような意味で使います)
    
       (これはマズルカ自体の特徴でもあるらしい)


          この2つが同時にあるそうです(演奏をきいてもわかりますよ、強調されています)
  おそらくショパンの音楽がちょっと違う、わからん、と思うのは
  このポーランド的なもののせいかも?
  ただし、ショパンはフランスでも、その短い人生の多くを過ごしましたね
         


最後に
アルゲリッチのこの演奏


ショパン、ピアノソナタ3番
2020年、ハンブルグにて(コロナのせいでしょう、無観客です) 




クリアなところと、ロマン派的?な懊悩、どろどろもやもやしたところ
両方を表現しているかなと思います
(彼女今年80歳です、すごい! 衰えを知りません)


これでちょっとすっきり?しました
(アルゲリッチはもちろんショパンコンクール優勝、現在審査員)



で、マズルカは上のではありませんが
角野さんが予選で弾いてたOp24. No1 (全音15番)を
練習しはじめました 笑 (リズムがむつかしい)
まあ、1年くらいすれば弾けるかも?(それにキーボードなので・・・)
まえにOp68-4を練習しました。いつまでたってもイマイチ


とにかく、音楽はすばらしい!

(つきあって下さった方、ありがとうございます)


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ちなみに、ショパンコンクールは世界中の若いピアニストが出場
5年に一度開催。ただし去年はコロナのため今年に延期。なので
30歳までですが、今回は31歳まで出場できるそうです

まず音源と書類審査で500名→150名くらい予備予選に出場し
80名くらい合格、予選免除者が10名、合計90名くらいで
2週間くらいにわたって本選の一次、二次~ファイナルと進むそうです

10月に行われるのは、10月17日がショパンの命日だからとか
パリで亡くなっていますね (訂正 以前18日と書いてしまいました。)